これが我らの進む道

11/17(日)にメモリアルセンター補助競技場を利用して多種目挑戦会を行いました。
小学生は9月に続く2回目の開催、中学生は10月からの多種目挑戦の締めくくりの場となります。
11月中旬にも関わらず温暖な天候に恵まれた中、走・跳・投・障への挑戦です!

小学生はコンバインドA(80mH・走高跳)とコンバインドB(走幅跳・ジャベボール投)の4種目に合わせて、50mRIXバッジチャレンジ、最後には全員での800m測定と計6種目を行いました。
800mを除いた5種目は好きな時に好きな場所に行っていい形式となります。
50mを何度も測定したり、走高跳の合間にジャベボールを投げたり、参加者それぞれのペースで測定を進めていきます。

80mHでは安全性を考慮しスポンジタイプのハードルを使用します。
大会時と同じ設定のため、低学年の参加者にとっては高すぎるハードルとなりますが、今はぶつかりながら駆け抜けていけば大丈夫です。
学年とともにハードルも上手く跳べるようになっていきましょう。

走高跳では支柱の高さの最低が1mとなるため、低学年では通常の活動で使用しているパイプセットを用いての
実施となりました。
マットの方が高いというおかしな状況も見られましたが、楽しんで行うことができました。

走幅跳は大会と同様にファールをした場合は記録が残りません。
それによって走幅跳の記録が残らない参加者もいました。
厳しいルールとなりましたが、それが走幅跳というものです。

ジャベボール投は競技場で行うとより遠くに飛ばせそうな気がするものです。
力だけで投げるのではなく、大切なのは助走のリズムと体全身を上手く使うことです。
男女ともに40m越えが大きな目標となっていきます。

50mRIXバッジチャレンジでは、新導入のLED電光掲示板を用いての測定を行いました。
ゴールをすれば記録とバッジのランクがすぐに分かります。
6年生男子選手が新たにLegendのバッジを手にしていったり、ホログラム仕様のSSSのランクバッジも3名の女子選手が獲得していきました。
グラウンドに比べ、陸上競技場のタータンで走ると大きく記録が伸びます。
初の6秒台、7秒台、8秒台となる自己記録、そして新たなバッジの獲得がたくさん生まれました。

800mでは最後に参加者全員でのスタートです。
1着は何と3年生男子選手!
6年生女子の姉を振り切ってのゴールとなりました。
中長距離も陸上競技です。
こうして全員で同時に走って競走することもいい経験となりました。

800mのレース中には、この日に向けて導入した混成記録システムを用いて4種目の記録をすぐにまとめます。
ゴール後には、その合計得点に応じたシールをプレゼントしました。
会員証に貼ったりしながら、これも成長の証になってくれると幸いです。
3000点突破が大きな目標です!

足の速さはRIXバッジ
色々できることは多種目挑戦シール

普段の活動をぜひこうした成果につなげていきましょう。
それがRIXPERTの小学生です!


中学生以上は300m、ハードル、走幅跳、砲丸投の4種目に挑戦です。
ハードルの規格に応じて中学1年男子、中学2,3年男子、女子の3カテゴリーに別れての活動となりました。

ハードルでは中学2,3年以上男子は中学男子規格、中学1年男子は一般高校女子規格、女子は中学女子規格で実施しました。
10月から1カ月半練習してきたこともあり、どんどんとハードルが上手くなってきた選手たちです。
中でも長距離を専門としてきた2年生男子選手は、あと少しで10台を3歩で走れるというレベルにまで成長しました。
新人戦のハードルであれば決勝に進めたレベルです。

それぞれの規格で10台を3歩で走る。
それだけで十分な体力指標となります。
冬季の間も積極的にハードルに挑戦していきましょう。
また、同規格のスポンジハードルも準備し、そちらでの挑戦者は参考記録としての扱いになりました。

走幅跳では男子の5m、女子の4mも多く生まれ、全体の水準も高いものとなりました。
中にはユニフォームに身を包んだ3年生男子選手が手拍子を求める姿も。
ここまで吹っ切れて行えることも大切なことです。
何事にも全力で取り組む。
そうした姿勢だからこそ、3年生男子選手は中学2,3年以上男子の総合1位になれたとも言えます。

昨年まではジャベボールで行っていた投てき種目は今年は砲丸投に挑戦です。
男子は四種競技で使用される一般高校女子の重さとなる4kg、女子は中学女子の2.721kgでの投てきとなります。
投てきの棚橋コーチの加入もあり、今年は投てきの指導も充実しています。
何より、重いものを投げることができるパワーは、短距離、跳躍系の競技にとって重要な基礎となります。
それぞれの規格で10mくらい飛ばすことができるパワーを目指していきましょう。

300mは最後に全員での実施です。
男女別にタイム順の組を作りスタートブロックも使用しました。
投てき選手も普段は走ったことのない未知の距離に挑みます。
仲間の応援と保護者の皆さんに見守られながら、タイムが近い選手同士で走るからこそ、意地と意地がぶつかり合います。
ゴール後には倒れ込む姿が全力を出し尽くしたことをしっかりと表していました。

総合でも3つのカテゴリーのそれぞれの1位は2000点を超えてきました。
通常の四種とは種目が異なるため比較はできませんが、RIXPERT内の基準として中学生の2000点越え、これが一つの大きな目標となります。

それぞれの専門種目を伸ばしていくためにも、その基礎となる総合力は非常に重要です。
今年の冬季では、ここまで取り組んできた多種目の流れを普段のメニューにもつなげていきます。
今回の多種目挑戦会は一つの区切りとはなりますが、これで終わりではありません。

総合力を高め、専門性を高める。
一見遠回りのように見える道のりですが、この道を通らずして専門性は高まりません。
総合力と専門性。
小学生でも中学生でも、それはまさに螺旋を描くかのごとく終わりなく続いていきます。

さぁ、ここからはいよいよ冬季練習のスタートです。
サーキット、砂浜練習、漬物石引き等々が今年もやってきます。
そして、全てをバージョンアップさせていきます。
来シーズンの飛躍に向け、1回1回の練習を大切にしていきましょう!

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