月刊RIXPERT 11月号

季節は秋となり、練習での格好も衣替えをしはじめる時期となりました。
いよいよシーズンも終盤戦。
この1年のまとめとして、最後の仕上げを行っていきます。

クラブ

体力面の強化に努めてきた9月に対し、10月は再び練習の質を高め、動きにキレが出るようにしていきました。
練習の中で、一瞬のキレを意識したり、早い動きを意識するためにメトロノームを使用したミニハードル走も行いました。
10月中盤以降にはキレのある走りが見られ、10月23日の大会では自己ベストが多く出るなど、手応えが得られています。

また、11月の大会に向けて新たな挑戦を始めた選手たちもいます。
新しい挑戦は、動きの幅を広げ身体感覚を高めます。そうした挑戦を通して、これまでの自分の殻を破ってくれることを楽しみにしています。
好記録を期待してしまう11月の最後の大会が、ぜひとも良いコンディションの中で行われることを願います!

ジュニア

10月も水曜日は雨が降りません。木曜日も。
果たして来月も同じ文言から始まるでしょうか。

さて、10月は走高跳の2回目の測定と50m測定を行いました。

やればやるほど跳べるようになる小学生達。
2回目の測定では多くの参加者が1回目の記録を上回りました。
1年生男子が90cmをクリアしたり、5年生女子が1m20をクリアしたり、驚きの記録もありました。
何より、楽しんでやる姿が一番です。
寒さが落ち着きだす3月頃にもう一度行う予定なので、さらなる記録更新を期待します。

また、ジュニアでは定期的に50m走のタイム測定を行っています。
測定には光電管タイム計測器という道具を使用し、手動での測定に比べ限りなく正確にタイムを測定することができます。

だからこそ、正確にタイムの伸びが確認でき、活動の成果を評価できます。
もちろん体の成長と共に自然とタイムは伸びていきますが、それ以上の伸びを見せてくれる参加者だらけです。
1年前は10秒台後半だった参加者が、8秒台に突入する姿もありました。
しっかり走れるようになったなぁと感動です。

これらの記録を全てまとめた記録システムも稼働しましたが、それはまた別の機会にご紹介します。

さぁ11月からは長距離走が始まります!
12月には小学生の駅伝大会もあります。
長距離に自身のある参加者はぜひ挑戦していきましょう!

キッズ

10月には8月以来の記録測定を行いました。
走・跳・投の各身体能力が向上しています。中でも、走と跳の向上が目覚ましい結果となりました。
1時間動き回る運動量が豊富な活動だけあっての成果と言えるでしょう。

投能力の向上に向けては、新聞紙で作った紙鉄砲を使用した練習を行いましたが、これが意外に音が鳴りません。
腕のしなりと、手首の柔らかいスイングが必要な動きですが、どうしても腕に力が入ってしまうようでした。

柱と柱の間を移動するコーチにボールを当てるといった、テレビ番組で見たことがあるようなゲームも取り入れたりもしています。ただ遠くに投げるだけではなく、タイミングを合わせて投げる能力も必要です。

このような調子で、キッズではいろいろな工夫をしながら楽しく、ワイワイと活動しています。

ランニング

フォームが良くなってきた。
そう感じる機会が多くなってきました。
繰り返し行っている姿勢づくりやフォーム作りの成果が確実に現れ出しています。

見た目で分かりやすいのが、腰の高さと足の動きです。

接地の姿勢が良くなってきたことで、背中が伸び腰の位置が下がらなくなります。見た目では腰が高くなったように映りますが、腰が下がらなくなったというのが正しい表現と言えるでしょう。

また、それに合わせて足の流れも少なくなります。
弾む動きのドリルなどでも繰り返し行っていますが、前に弾むためには前に振り出してくる足の動きが重要です。前に進もうと地面を蹴り過ぎては、逆に前に進めません。

この辺りの感覚が、繰り返し行っているドリルを通して徐々に体に染みついてきました。
そして、ドリルが定着してきたこともあり、ショートインターバルを中心としたしスピード持久力の向上にも本腰を入れ始めました。

寒い季節となりますが、たくさん走れるのはこれからです。
体に染みついてきた動きを確実なものとするため、たくさん反復していきましょう。

ジュニアアスリート

引き続き県が主催する清流ジュニアアスリート育成プログラムの陸上競技を担当しました。10月は3回行いました。
県内から選ばれた精鋭たちということもあり、さすがの運動能力の持ち主たちでした。

2回目となる学年は、シザースを中心とした陸上競技のジャンプを体感してもらい、走幅跳とハードル走に挑戦しました。
抜群の跳躍能力で、すぐにでも県のトップレベルになれるような参加者、初めてのハードルでも軽々と3歩で走り抜けていく参加者もいました。

担当者に話を聞くと、今年の国体選手の中にもこのプロジェクト出身選手が多くいるとのことです。ぜひ、その持ち前の身体能力を武器に、大きく羽ばたいてもらいたいと思います!


大会も残すところあと1試合。
これが終わればシーズンオフです。11月にはクラブ・プラスを対象としたRIX記録会も開催予定です。
来月号では、ぜひその詳細をお楽しみにしてください!

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