月刊RIXPERT 9月号

夏休みも終わり、少しずつ秋の気配を感じるようになってきました。
特に日が落ちる時間が早くなり、動画が撮りづらくなりました。
こんなところにも季節の移り変わりを感じます。

8月のRIXPERTはというと、東海中学総体、岐阜市民、東海選手権、U16陸上県予選と毎度のごとく大会続きでした。
お盆休みも取って気分一新。後半シーズンに向けてスタートです。

クラブ

夏休みの期間を利用し、夏休み限定特別パーソナルトレーニングを実施しました。各務原、大垣北公園に分かれ、各コーチの都合と予定を合わせながらの実施です。
パーソナルトレーニングの一番のメリットは、何と言っても個人個人の課題にしっかりと向き合えることにあります。
もちろん、その1回だけで動きが大きく変化し記録が伸びるということはありません。
しかし、その1回で自分の課題とその解決の糸口が見えることが、動きや記録の大きな変化につながります。
選手一人ひとりの動きにじっくりと向き合える時間として、コーチ達にとっても意義のある時間となりました。

また、8月には高校の強化を担当する先生を講師に招き、ハードルや短距離の指導を受けることができました。いずれも全国大会にトップレベルで活躍され、指導者としても全国大会レベルの選手を育成されてきた、県内有数の指導者たちです。
選手育成について同じ方向性を向いている先生たちということもあり、普段の練習でも取り入れている内容もありました。同じ内容でも、説明する人が違うだけで、より理解が深まる場合もあります。
新たな学びも多くあり、こうした刺激が選手にとっても、コーチにとっても大切です。

8月の大会を踏まえ、クラブの課題はこれまで蓄えてきた体力レベルの低下にあります。9月でもう一度鍛えなおし、秋シーズンの再度のベスト更新を目指します!

ジュニア

雨が降らない水曜日。
雨にたたられる木曜日。

なんと、4月からのジュニアの活動で水曜の岐阜エリアは一度も雨が降っていません。一度練習開始時に雨が降り、きれいな虹が出たことはありました。

それに対し、木曜の大垣エリアは雨が7回…。8月も、3回の活動中2回が雨に降られました。
西に位置するからでしょうか?それとも誰かが雨に好まれているのでしょうか?

それでも大垣エリアでは、雨でもピロティでの活動が行えます。
ジャンプトレーニングやスプリントトレーニングなど、限られたスペースの中でもしっかりと活動することができました!

岐阜エリアでは9月からは走高跳に挑戦です。
大垣エリアでは、残っているハードル走の最後の測定からです。
お願いなので、木曜の午後からは大垣で雨降らないでください!

キッズ

終わるころに汗だくだく。
こちらが「大丈夫?」と心配してしまうほど元気いっぱいなキッズたちです。

8月は体力測定の練習と測定を行いました。
走跳投に加え、体幹保持など測定項目は多岐にわたります。

そして、目的は何と言っても「伸びた!」という喜びを感じてもらうこと。
その気持ちが、自信につながり、もっとがんばりたいという思いにつながります。

活動の流れも安定してきており、始めたばかりの5月の頃に比べたら本当に落ち着いてきました。
まだまだ参加者が少なく、リレーや鬼ごっこを盛り上がって行うためにも、ご参加をお待ちしております。
ぜひ周りの方にもご紹介ください!

ランニング

中長距離にとっては鬼門の夏。

暑さを避けるために、土曜は夕方、日曜は早朝と時間はずらしているものの、まだまだ暑い中での活動となりました。

ランニングでは、前半が体の使い方を始めとした動きづくりがメインとなり、後半では各参加者の能力に応じた走練習を行う流れが基本となります。

以下はある日の活動の一例となります。

【前半】
可動域ドリル
接地ドリル
ショートスプリント(30m→50m→80m→110m)

【後半】
3分間走(95%VO2max)×3本(4分休息)
<設定強度>
Aさん: 272m/min
Bさん: 243/min

各参加者の記録から推定最大摂取量(VO2max)を算出し、それに応じた強度設定を行っています。

少ない時間だからこそ、効率性を最大限に。

ただ練習を行うだけでなく、その背景にあるトレーニング科学もぜひ学んでいってください!

オンライン

オンラインの一番の利点は「対話」という点にあります。
実際のトレーニングの現場では、選手と長い時間対話を行うということはあまりありません。

オンラインでは対話を通して、単なる練習方法の紹介で終わるのではなく、そうの背景にある理論や哲学を丁寧に説明することができます。
また、選手にとっても自身の動きや感覚を言語化する時間となり、自身の内面とも対話する時間となります。

トレーニングの新たな形として、オンラインには大きな可能性が秘められています。


8月号に続き、9月号も無事書き終えることができました。
RIXPERTの広報として、また備忘録として。
来月号もぜひお楽しみに!

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