オリンピックにこだわる

世界新記録の誕生、日本選手の大活躍と1年越しに開催された東京オリンピックが大盛り上がりですね。

全くの無駄がない世界トップアスリートの動きには、ある種の芸術性を感じてしまうのは著者だけでしょうか?

この舞台に立ってみたかった…。
もう一度現役に戻れるなら…。

テレビ中継を見ながら、そんなことを思ってしまいます。
RIXPERTの選手たちは、オリンピックの舞台を目指してくれているでしょうか?

2028年のパリオリンピックは厳しいかもしれませえんが、その次のオリンピックにはRIXPERT出身選手が出場する。コーチ陣は本気でそう思っています。

オリンピックにこだわる

今大会で活躍した走幅跳の橋岡選手や、110mHの泉谷選手、400mHの黒川選手はこれまでに複数種目に挑戦してきています。そのことは、日本陸連の中間総括でも述べられています。

三浦選手も(小学生の時に)ハードルの経験がある。私たちは日本陸連としてかねてから、競技者育成指針などで複数種目に取り組むことを推奨してきた。先人たちもずっと言ってきたこと。(早い年代から種目を絞る)高度専門化が進んでしまった面がある一方で、複数種目を経験している選手が活躍した。そういう才能があったり、チャレンジしたり、中学高校の時の指導者のレベルが上がり複数種目にチャレンジできる環境を整えてくれたということもあったりして、このような結果が出たと思う。

【東京オリンピック】中間総括会見 ~6日間の成績を振り返る~https://www.jaaf.or.jp/news/article/15413/

さらに、この総括はこう続きます。

そうした選手を間近で見ていると、トレーニングや技の習得がとても早く、伸びしろもある。

【東京オリンピック】中間総括会見 ~6日間の成績を振り返る~https://www.jaaf.or.jp/news/article/15413/

これこそがRIXPERTの目指す選手育成の理想の形です。

早い時期から専門種目に特化した練習を行えば、結果は出しやすくなります。
しかし、いずれ必ず壁がやってきます。その時に、壁を破るための力を身に付けられているでしょうか?

裏を返せば、それこそが「伸びしろ」です。

体をうまくコントロールできること、道具を器用に使えること、自分の体の変化に気づけること。こうした力が養われていれば、壁は突破しやすくなります。

そして、何度も何度も壁を突破した先には、オリンピックの舞台が待っています。

そのための力を育んでいきましょう。
選手の可能性を潰してしまうような指導は、私たちは行いません。

オリンピック種目にこだわらない

私たち(日本陸連 ※著者加筆)は、オリンピック(で結果を出すこと)にこだわるなら、(育成段階では)オリンピック種目にこだわらない種目に取り組むことが重要、という方針で進めてきた。

【東京オリンピック】中間総括会見 ~6日間の成績を振り返る~https://www.jaaf.or.jp/news/article/15413/

RIXPERTでは専門的なトレーニングだけにこだわらず、多様な運動や多種目への挑戦に積極的に取り組んでいきます。

夢は叶えるためにあります。

RIXPERT選手がオリンピックの舞台で活躍する姿は、必ず現実のものになります。

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