旅の過程にこそ価値がある。

9/17に横浜の日産スタジアムにて全国小学生陸上交流大会が行われました。
7月の県予選会の優勝者が参加できる大会となり、RIXPERTからは5年生女子選手が100mに出場しました。

RIXPERTから出場
小5 女子 100m 14.11 0.6 予4 PB
小5 女子 100m 14.01 1.2 C決1 PB

今大会はカップヌードルでおなじみの日清食品が主催する大会となります。
前日から岐阜県チームとしての移動となり、前日練習以外にもカップヌードルミュージアムの見学など、交流事業にも力が入れられています。
大会参加者には日清食品のおみやげがもらえたり、横浜と言えばシュウマイということで、昼食は崎陽軒のシュウマイ弁当がもらえたり、試食コーナーがあったりと至れり尽くせりです。

ウォーミングアップでは落ち着いていつものアップを行うことができました。
全国大会となると、ついつい周りの選手に目が行きがちになります。
しかし、ジュニアプラスで年上の選手たちと一緒に練習している成果でしょうか。
速い選手を見ても特に動じることなく、いつも通りの流れで行うことができました。

レースでは、ここまでアップシューズで勝ち上がってきた5年生女子選手でしたが、ついにスパイクでのデビュー戦となります。
初めての競技場、初めてのスパイク、見たことのない周りの選手という緊張のある中、後半でしっかりと追い上げて4着でフィニッシュ。
自己ベストを更新する走りで見事全体の17番手でC決勝に進出しました。

今大会は、多くの選手の出場機会を確保するため、トラックレースではA決勝、B決勝、C決勝と47都道府県からの参加者のうち24名が2回のレースを行えるようになっています。
岐阜県チームからも5年生男子100mでA決勝、6年生男子100mでB決勝に進出しました。

C決勝前のアップでは、予選を走ったことで緊張感から解放されたこともあり、リラックスしてアップを行えました。
レースでは、後半から追い上げを見せ見事1位でゴール!
2位とは0.01秒差の大接戦となりました。
タイムも予選の自己ベストを大きく更新するタイムとなり、RIXEPERT小学生記録も更新しました。

ゴール後にはカメラマンの撮影タイムもありました。
あと一人でB決勝に進めなかったことは残念でしたが、こうしたご褒美をもらえたことはC決勝だったからと言えるでしょう。
NHKで放送されなかったことは残念でしたが…。
大きな舞台で2本走れたこと、自己ベストを出せたこと、決勝で1位になれたこと。
こちらの予想を上回る大きな成長を見せてくれました。

こうした成長も、今回の旅が一つのきっかけとなったのではないでしょうか。

今大会は前日から親元を離れての岐阜県チームとしての移動となりました。
岐阜県チームと言えど、初めて顔を合わせるに等しい選手たちやスタッフたちです。
コーチも大会当日のみの参加です。

新幹線に乗る、初めての競技場に行く、ホテルに泊まる。
きっと小学生選手にとってはドキドキの連続だったと思います。

そして、それを自分の力で乗り越えてきとことが大きな成長につながりました。

家から出て、家に帰ってくる。

スタート地点に戻ってきたその過程では、きっとかけがえのない経験が得られたと思います。

競技会終了後には、トップアスリートのデモンストレーションを間近で見れたり、他県の選手とピンバッジを交換するフレンドシップパーティーも行われました。
競技にとらわれすぎず、小学生選手たちの未来を創る。
そうした思いが全体にあふれる大会となりました。

見たことのない景色を見に行きましょう!
やったことのないことに挑戦しましょう!
それが旅に出るということです。

旅は人を成長させる。
それを実感できた全国大会となりました。

この秋シーズンが、そして陸上競技に取り組むことが価値のある旅となるように、これからも挑戦を続けていきましょう!

応援ありがとうございました。

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