1年前と1年後

7月8日(土),9日(日)にメモリアルセンターにて通信陸上が行われました。
8月に愛媛で行われる全国中学体育大会の予選会となる大会で、本大会と7月末に行われる県中学大会にて標準記録を突破すると全国大会に出場することができます。
また、県レベルで行われる大会ということもあり、この7月に調子を合わせてきました。
今年からはクラブでの参加が認められ、RIXPERTとしても大会に挑みました。

RIXPERTから出場
中1 男子 100m 13.37 0.5 予3 PB
中2 男子 100m 11.81 0.4 予1 PB
中2 男子 100m 11.75 1.6 決5 PB
中3 男子 3000m 10:22.56 決15 PB
中2 男子 走幅跳 6m38 -0.2 予1 PB
中2 男子 走幅跳 6m32 0.5 決1
中3 男子 走幅跳 5m49 -1.3 予10
中3 男子 走幅跳 5m24 0.1 決11
中1 女子 100m 13.71 0.4 予1
中1 女子 100m 13.63 0.5 決7
中2 女子 100m 13.12 0.0 予4
中2 女子 100m 12.83 0.4 決2 PB
中2 女子 100m 14.07 0.1 予2
中3 女子 100m 12.64 1.4 予2
中3 女子 100m 12.64 -0.1 決2
中3 女子 100m 12.74 1.4 予4 PB
中3 女子 100m 12.87 -0.1 決5
中3 女子 200m 29.13 0.0 予1 PB
中3 女子 100mYH 14.86 -0.2 予1 PB
中3 女子 100mYH 14.79 -0.1 決1 PB
中2 女子 走幅跳 4m84 -0.6 予2
中2 女子 走幅跳 5m17 0.2 決1 PB
中3 女子 走幅跳 4m58 -0.1 予5
中3 女子 走幅跳 4m67 -0.2 決4
他団体から出場
中2 男子 100m 11.47 0.9 予1 PB
中2 男子 100m 11.60 1.6 決2
中2 男子 100m 12.16 0.2 予2
中3 男子 100m 11.79 -0.4 予6
中3 男子 100m 11.64 0.6 決4
中3 男子 100m 11.72 -0.4 予5 PB
中3 男子 100m 11.72 0.6 決6
中3 男子 100m 11.91 -1.0 予2
中3 男子 200m 24.78 0.6 予6
中2 男子 400m 57.49 予2
中2 男子 400m 1:02.88 予4 PB
中3 男子 400m 53.60 予1 PB
中3 男子 400m 53.19 決1 PB
中3 男子 800m 2:10.37 予1
中1 男子 1500m 5:01.78 組2 総40 PB
中1 男子 1500m 5:24.01 組4 総61 PB
中3 男子 110mYH 15.41 0.9 予1 PB
中3 男子 110mYH 15.74 -0.2 決2
中2 男子 走幅跳 NM
中3 男子 走幅跳 6m03 -0.1 予4 PB
中3 男子 走幅跳 6m12 0.2 決4 PB
中1 女子 100m 14.76 0.2 予3 PB
中1 女子 100m 15.47 0.4 予6
中2 女子 100m 13.43 0.2 予2
中2 女子 100m 13.39 0.4 決7
中3 女子 100m 12.98 1.4 予6
中3 女子 100m 12.86 -0.1 決4
中3 女子 100m 13.19 0.5 予1
中3 女子 100m 13.34 -0.1 決8
中1 女子 200m 29.90 0.3 予4 PB
中2 女子 100mYH 17.63 0.7 予2 PB
中3 女子 100mYH 15.91 -0.2 予3
中3 女子 100mYH 15.71 -0.1 決3 PB
中3 女子 100mYH 17.10 -0.2 予7
中1 女子 砲丸投 NM
中2 女子 砲丸投 8m69 予10
中2 女子 砲丸投 8m46 決10

1日目は主に100mとフィールド種目の予選が行われました。
女子3年100mでは4名が決勝に進出しました。標準記録の突破とはなりませんでしたが、今回のコンディションでベストやベストに近いタイムで走れており、期待は次に高まります。
男子3年100mでは2名が決勝に進出。昨年の大会では12秒後半だった選手が、11秒7台の快走で見事な走りを見せました。

女子2年100mでも2名が決勝に進出。1年前はフライングで失格となっていた選手が、気合の入った走りで初の12秒台となる好記録で2位となりました。また、1年前にはクラブに加入すらしていなかった選手が、県大会レベルでは初の決勝進出を果たしました。
男子2年100も2名が決勝に進出。優勝とはいきませんでしたが、予選では11.4台という好記録が見られました。また、小学生時代から世代のトップを走ってきた選手も、自己ベストを更新する走りで4位に続きました。時間はかかりましたが、小学生時代から成長した伸びのある走りができるようになってきました。

女子1年100mでは1名が決勝に進出。体の発達や動きの完成度に大きな差がある年代です。まだまだ動きも暴れていて、完成されてくるのはまだ先です。決勝に進めなかった選手たちも含め、これからの成長が楽しみです。

フィールド勢は1日目は予選となります。
走幅跳では3本の中でしっかりと記録を残し、決勝に残ることができました。また、女子砲丸投に出場した2年生選手も無事に予選を通過しました。
中でも走幅跳では2年生男子選手が自己記録を大きく更新する6m30台の大跳躍を見せ、翌日の決勝では全中標準となる6m55にどこまで迫れるかに期待が高まりました。

2日目は大雨による影響が心配されましたが、200m、400m、800m、3000m、ハードル、フィールドの決勝が行われました。
1日目に競技を終えた選手たちも競技場に駆け付け、仲間たちを応援してくれました。

女子100mHでは、3年生選手が予選では全中標準(14.80)にあと0.06秒に迫る快走を見せます。
決勝ではハードル練習の時間には大雨が降り出してしまいますが、幸運なことにスタート前には雨が上がります。
予選と同様の快走を見せ、ゴールタイムは「14.82」。
大型ビジョンに表示される正式結果をかたずをのんで見守ります。

結果は「14.79」!
歓喜の瞬間が訪れました。

1年前に出場していた種目とは違った種目での結果です。
1年後のこと、未来のこと、それは誰にもわかりません。
1年前にはこんな未来があるとは予想もしていませんでした。

女子に続く優勝を期待した男子110mHは、同タイム着差ありで惜しくも2位。その差は0.003秒でした。
中盤で一旦は前に出たものの、そこでの優勝への期待が動きの乱れにつながってしまい、8台目でハードルに足をぶつけてしまいました。10台のリズムを完璧に。これがハードルの難しさであり面白さです。
予選でのタイムからも、手ごたえはつかめました。勝負は次の県大会です。

走幅跳では見事男女アベック優勝を果たしました。3年生までを含めた中で、いずれも2年生での優勝です。
男子では、前日の好記録により注目を集めた2年生選手が1本目から6m30を記録します。2本目も少しのファールながら6m50に迫る跳躍を見せました。そこからはさすがに疲労の色が見られましたが、最後の6本目では記録を伸ばすことができました。
また、3年生男子選手が公認記録として初の6m越えを果たし4位。1年前は100mで12秒後半の選手でした。体の成長とともに力とスピードがつき、レベルの高い争いの中でもしっかりと実力を発揮しました。

女子でも2年生選手が1本目からトップに立つと、段々と記録を伸ばし6本目には自己記録更新となる唯一の5m越えジャンプで優勝です。3年生選手も前日の予選での反省点を修正し4位に続きました。1年前は同じ走幅跳で記録なし。そこからコツコツと記録を伸ばしてきました。今年中の5m越えにも期待です。
痛めた足の中での決勝出場となった3年生男子選手を含め、男女ともに普段の練習メンバーで決勝に挑めることも好記録の一因です。跳躍ブロック全体として、良い闘いができました。

RIXPERT選手としては最後の出番となる400m決勝。
学校からの出場となる中でも、同じクラブ選手に声援が飛びます。
最後の100mで強さを発揮し、自己記録を更新する好レースで見事優勝しました。
1年前は100mで9番手。今年は自分の適正に合う種目で勝負することができました。

今年はこの7月の大会にピークが来るようにトレーニングを調整してきました。
選手たちのがんばりがあり、多くの好結果を残すことができました。
1年前と比較して大きく記録を伸ばした選手、1年前とは違った種目で勝負をした選手、それぞれの選手に1年間の努力の成果が見て取れました。
春先は不調だった選手も、ここにきて調子が上がってきています。

次は全国大会に加え、東海大会の出場もかかった県大会です。
記録や順位が気になりますが、気負い過ぎず行きましょう。
全中に行くために、東海大会に行くためだけに陸上をやっているのではありません。

今年は1年前からは想像できなかった結果が続いています。

1年後には、それぞれの場所でまた別の景色が広がっています。
1年後の姿を思い描きつつ、残りの2週間でさらにコンディションを仕上げていきましょう!

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