月刊RIXPERT 6,7月号

大会が続き、2カ月ぶりの月刊RIXPERTの更新となりました。
季節は太陽もギラギラの7月に。そしてこれを書いている今日は七夕です。
みなさんは短冊にどんな願いをこめたでしょうか?

勝負となる大会が続く7月。
「人事を尽くして天命を待つ」
やるべきことはやりました。あとは天命を待ちましょう。

それでは5,6月のRIXPERTの活動をまとめていきます。

クラブ

5月は大会も少なく、6,7月に向けて練習量を積む期間となりました。
5月前半はサーキットを行ったり、縄跳びをしたり、ハードルを跳んだりといった基礎的な体力練習をしっかりと行いました。5月後半からは本格的シーズンに向けてRIXアップ1,2から専門種目練習という流れで専門練習を充実させていきました。
5月は雨に降られる日も少なく、順調に淡々と練習を積むことができました。

6月に入ってからは、大会が続く中でそれぞれの選手の出場状況に応じて調整をしながらの練習となりました。
ここからは練習量を落としながら、体のコンディションを仕上げていく時期となります。
「やり過ぎない」ことを念頭に置きながら、練習量を調整していきました。
また、砲丸投やジャベリックスローへの挑戦を希望する選手もおり、投てき練習もスタートです。
7月からは月水の隔週ごとに投てき練習の時間も設けました。短距離・跳躍が中心となるRIXPERTですが、できる限り多様な種目に挑戦できる環境を整えていきます。

この5,6月、クラブの活動については大きな変化はありませんでした。
特筆して書くことがありません。
それも、これまで作り上げた流れがあってこそ。その流れの中で安定した活動をすることができました。

一つ変化があったとすれば、新規入会者が増えてきたということでしょうか。
1年生をはじめ、他競技からの選手の参加も増えてきました。
これからの成長が楽しみな選手たちばかりです。

「RIXPERTはレベルが高くてついていけないんじゃないか…」

そんなことを思ってもらう必要はありません。練習時間も長くなく、練習量も多いわけではありません。
ただ、体の動かし方にこだわっているだけです。
日々の練習を通して、最初はできなかったことも気付いたら色々とできるようになります。
ぜひその面白さと奥深さを、一人でも多くの選手に味わってもらえたらと思います。

ジュニアプラス

5,6月には大会に向けてジュニアも含めた小学生だけの練習会を各務原、大垣にて行いました。
ジュニアプラスの参加者たちは、普段の練習の成果もあり質の高い動きを見せてくれます。
6月の大会では自己ベスト連発でした。

成長期ということもあって記録が伸びることは当然ですが、意識も動きも共に高いレベルになってきているのは間違いありません。
新規参加者やジュニアからジュニアプラスへと活動の舞台を変えていく参加者もおり、ジュニアプラスも活況となってきました。

ジュニアとジュニアプラス、どちらがいいというのはありません。
両方に参加しても何も問題ありません。
それぞれの活動を体験しながら、目的に応じて活動を選択してもらえればと思います。

ジュニア

定期的に行っている50m測定のタイムに応じて、RIXバッジをプレゼント!
6月からは小学生向けの新企画がスタートしました。

記録が伸びる喜びをもっと味わってもらいたい。
そんな思いをずっと持っていましたが、3月に行われたRIXアワードで制作した缶バッジが好評だったこともあり、その経験を50mの測定にも生かすことにしました。
SSS、SS、S、AA、A、B、Cまでの7種類の缶バッジを制作し、ランクが上昇するごとにプレゼントです。
最高ランクとなるSSSはキラキラのRIXデザイン。SSはゴールド、Sはシルバーと色の選択にもこだわりました。

6月の測定ではキッズからジュニアプラスの選手までが挑戦し、今まで以上に積極的な測定となりました。
映えあるSSSバッジをゲットしたのは3名。
少しずつ記録を伸ばしながら、ぜひたくさんの色のバッジをゲットしてください。

また、5,6月は走幅跳、ジャベボール投、ハードル走と多様な種目に取り組んでいます。
走って跳んで投げて、リレーをやって鬼ごっこをやって。
どんどんと体力をつけていきましょう!

キッズ

岐阜エリアのキッズは5月から正式に水曜日での活動となりました。
ジュニアやプラスとの兄弟・姉妹での参加者も多く、参加人数が一気に増えてきました。
ボールを投げたり、ミニハードル走をしたり、ジャンプをしたり、台車を引っ張ったりと毎回いろいろなことに挑戦しています。そんな中でもみんなが大好きなのが「だるまさんが転んだ」。ダッシュとストップを繰り返す大変いい運動になります。

大垣エリアでは、ピロティでの活動ということもあり、暑い季節でも日陰の中で活動できます。
ボール以外にも長いスポンジを投げたり、バッティングをしてみたり、大縄跳びでは回す方に挑戦したり、鬼ごっこも途中でルールを変更したりと、少人数だからこそできる小回りの利いた活動をしています。
昨年から継続して行っているドリルやラダーでは、できなかったことができるようになった姿も見られました。
日々の成長を感じながら、次の参加者をお待ちしています。

キッズの活動では、発達段階を考慮し1種目を10分程度で行うようにし、なるべく説明を少なく感覚的に行える種目を取り入れています。
「飽きた~」「やりたくな~い」
時にはそんな声も聞かれますが、それも素直な年代だからこそ。
コーチたちも日々腕を磨き、充実した活動を目指していきます。

ランニング

ランニングではメディシンボールに低反発マット、ポールに階段にラダー、ミニハードルと多様な練習道具を使用しています。
道具を使用することで、重心の位置が変わったり、動きに支えができたりと、動きの感覚が分かりやすくなります。
そして、最初からいきなりできてしまう選手もいれば、苦戦する選手もいます。
力を入れるタイミングや場所、力の入れ方といった些細な違いを感じながら、より楽に、より効率的に体を進められる動きを見つけていきましょう。

5,6月と大会の関係で週によって活動時間や活動場所が異なる中での活動となりました。
それぞれの場所に応じた走トレーニングを行い、時には長い距離を走ったり、時には短い距離でのインタバールを行ったりしました。
特に、大会に向けて高いスピードでの持久力トレーニングを行い、体への負荷も高いものとなりました。
練習でも各選手に応じて設定された距離やタイムを上回ってくる選手が多く、その成果が大会でも確認できました。


7月から暑い季節となり、ランニングには厳しいシーズンがやってきます。
早朝や夕方などのできるだけ涼しい時間を利用し、この夏を乗り越えていきましょう。


5月には昨年に引き続き、県が主催する「清流ジュニアアスリート育成事業」の陸上競技の指導を担当させていただきました。
RIXPERTで行っている動き作りやミニハードルを通して、速く走ることについて指導をさせてもらいましたが、高い身体能力を持った選手たちの集まりということでさすがの吸収力です。
また、RIXPERTで培ったシステムを活用し、参加者の方には練習前と後の走りの比較映像をお送りしました。

この事業をきっかけにRIXPERTに入会し、大きく飛躍している選手もいます。
陸上競技に限らず、自分に適した種目を見つけ、大きく羽ばたいてくれることを願います!


さぁ7月。
重要な大会が続きますが、記録や順位ばかりに目を向けては「狭い陸上競技」になってしまいます。
そんなの面白くありません。

苦しいときこそその人の真価が問われます。
どんな結果であろうとそれを受け入れる覚悟を持って、思いっきり挑戦する。
最後は開き直ってやってやりましょう!

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