勝負の場

6/14(土),15(日)にメモリアルセンターにて通信陸上が行われました。
本大会と7月末の県中学総体が8月に沖縄で行われる全国中学総体参加の指定大会となり、参加標準記録を突破すれば全国大会の出場が可能となります。
全国大会出場を目指して、また7月の県中学総体の前哨戦としてRIXPERT選手が躍動しました。

RIXPERTから出場
中1 男子 100m 12.54 0.4 予1 PB
中1 男子 100m 12.60 1.1 決3
中2 男子 100m 11.65 0.9 予1 PB
中2 男子 100m 11.64 -0.4 決1 PB
中2 男子 100m 11.82 1.2 予1
中2 男子 100m 11.82 -0.4 決4
中2 男子 100m 11.86 -0.3 予1
中2 男子 100m 11.86 -0.4 決7
中3 男子 100m 11.34 0.9 予1
中3 男子 100m 11.33 -0.5 決2
中3 男子 100m 11.37 0.4 予1
中3 男子 100m 11.37 -0.5 決3
中3 男子 200m 22.78 0.6 予1 PB
中3 男子 200m 22.86 -1.1 決1
中3 男子 400m 55.75 予2
中1 男子 800m 2:51.99 予12 PB
中3 男子 110mYH 16.01 -0.8 予2 PB
中3 男子 110mYH 15.62 -0.1 決4 PB
中1 男子 走幅跳 NM
中2 男子 走幅跳 5m79 -1.3 予1
中2 男子 走幅跳 5m89 0.3 決3
中3 男子 走幅跳 6m23 0.3 予1 PB
中2 男子 砲丸投 10m20 予3
中2 男子 砲丸投 10m12 決4
中2 男子 砲丸投 8m84 予7
中2 男子 砲丸投 9m26 決7
中2 男子 円盤投 29m68 決1 PB
中2 男子 円盤投 19m91 決7 PB
中1 女子 100m 13.17 0.5 予1
中1 女子 100m 13.07 0.5 決1
中1 女子 100m 16.00 -0.9 予6
中2 女子 100m 13.88 0.2 予2
中3 女子 100m 13.02 -0.4 予1
中3 女子 100m 13.16 -0.4 決6
中3 女子 200m 27.01 0.4 予1 PB
中3 女子 200m 27.29 -1.3 決6
中3 女子 200m DQ
中2 女子 100mJH 15.41 -0.9 予2 PB
中2 女子 100mJH 15.62 -0.2 決7
中2 女子 走高跳 NM
中1 女子 走幅跳 4m53 -0.4 予7
中1 女子 走幅跳 4m82 0.4 決5 PB
中3 女子 走幅跳 4m90 -0.8 予2
中3 女子 走幅跳 4m80 0.8 決7
他団体から出場
中1 男子 100m 13.53 -0.5 予3
中1 男子 100m 13.93 0.2 予4 PB
中2 男子 100m 12.48 0.6 予3 PB
中2 男子 100m 12.79 0.6 予4 PB
中2 男子 100m 13.01 1.2 予4
中2 男子 100m 13.74 0.5 予7
中3 男子 100m 11.50 0.3 予1 PB
中3 男子 100m 11.57 -0.5 決6
中3 男子 100m 11.58 0.1 予1
中3 男子 100m 12.11 0.1 予3
中3 男子 100m 12.20 0.4 予3
中2 男子 200m 25.40 0.2 予2 PB
中2 男子 200m 26.14 -0.3 予1
中3 男子 200m 23.92 -0.3 予1 PB
中3 男子 200m 24.20 -1.1 決7
中2 男子 400m 1:09.53 予6 PB
中3 男子 400m 56.36 予2 PB
中2 男子 800m 2:25.90 予7 PB
中3 男子 1500m 4:53.11 組8 総37 PB
中3 男子 3000m 10:27.51 組16 総17
中2 男子 110mYH 16.02 -0.8 予2
中2 男子 110mYH 15.94 -0.1 決5
中1 男子 走幅跳 NM
中2 男子 走幅跳 5m79 -1.5 予3 PB
中2 男子 走幅跳 6m08 -0.1 決2 PB
中2 男子 走幅跳 5m43 -1.0 予6
中2 男子 走幅跳 5m34 -0.3 決10
中2 男子 走幅跳 NM
中3 男子 走幅跳 5m71 0.2 予3
中3 男子 走幅跳 6m09 0.1 決1 PB
中2 男子 砲丸投 6m70 予18
中2 男子 円盤投 14m37 決10 PB
中3 男子 円盤投 14m26 決11 PB
中1 女子 100m 14.97 1.4 予5 PB
中1 女子 100m 15.18 0.1 予5 PB
中2 女子 100m 13.69 1.2 予2
中2 女子 100m 14.66 1.1 予5 PB
中3 女子 100m 13.99 1.7 予3 PB
中3 女子 100m 14.62 0.3 予7 PB
中3 女子 100m 14.75 1.4 予5
中3 女子 200m 30.72 0.2 予5 PB
中2 女子 800m 2:44.72 予7
中3 女子 1500m 6:09.94 組12 総32 PB
中1 女子 100mJH 20.80 -0.1 予7 PB
中3 女子 100mJH 18.92 -0.9 予5
中1 女子 走幅跳 NM
中3 女子 砲丸投 9m04 予8
中3 女子 砲丸投 9m84 決7
中3 女子 円盤投 15m74 決9 PB
中1 女子 四種競技 1412 決5 PB
中1 女子 100mJH 19.89 0.4 四種 PB
中1 女子 走高跳 1m24 四種
中1 女子 砲丸投 6m47 四種
中1 女子 200m 30.47 -0.4 四種

1日目は主に100mの予選・決勝と円盤投決勝、走幅跳と砲丸投の予選が行われました。
どんよりとした曇り空の中、天気予報通り競技開始の時間帯には雨が降り出す中での競技となりました。

3年生男子100mでは標準記録突破を意識して予選から全力での挑戦となりますが、コンディションにも恵まれず標準記録突破者は生まれませんでした。
また、U16リレーのメンバー争いの最終レースとなり、当落線上に位置する3年生選手にとっては勝負のレースとなりました。
気迫のこもったレースで自己ベストを更新し、チーム内の5番手から3番手に浮上です。
午後に行われた決勝には4名のRIXPERT選手が出場しますが、さらに強くなった雨足に記録更新は阻まれました。
1カ月半後の勝負の場で再度記録に挑戦です。

3年生女子100mでは故障明けとなる3年生選手が決勝に進み6位となりました。
十分な練習ができているとは言えない中で、ケガを再発することなくレースを終えられたことが何よりです。
ここからしっかりと練習を積み、県総体が勝負です。
また、学校からの出場となった3年生選手達が悪コンディションに関わらずベストを更新し、初の13秒台に喜ぶ姿が見られました。

2年生男子100mでは3名の選手が決勝に進出し、1,4,7位と続きました。
1位となった2年生選手は予選・決勝と自己記録を更新する強さを見せました。
5月末の学年別陸上では制限人数の関係で100mに出場できませんでしたが、その悔しさを力に変えての優勝となりました。

2年生女子100mでは決勝まであと少しという位置の選手達でした。
優勝選手が予選で参加標準記録を突破したことを始めレベルの高い世代となりますが、その勢いに喰らいついていきましょう。

1年生男子100mでは通信陸上の参加標準記録が高く、RIXPERTからの参加は1名だけに。
その1年生選手が悪条件の中予選では自己記録を更新、決勝でも後半によく追い込み3位となりました。
県総体では今回出場できなかった2名の選手も加え、3名での決勝での争いに期待です。

1年生女子100mでは1年生選手が学年別陸上に続き見事優勝を飾りました。
決勝ではスタートに課題を残しますが、中盤から力強く抜け出しました。
1年後、そしてその先に向けて課題点を修正していくことも大切ですが、それ以上に長所をさらに伸ばしていきながら成長していきましょう。

予選が行われたフィールドでは男子走幅跳で5名のRIXPERT選手が決勝に進出です。
1位で通過した3年生男子選手は1本目に自己記録を更新する跳躍で好記録を残し、翌日に備えました。
1年生での出場となった男子選手は、記録を残すことはできませんでした、この舞台の経験を大きな成長につなげていってくれることでしょう。
女子走幅跳でも2名の選手が決勝に進みました。1年生女子選手は僅か1cm差での嬉しい決勝進出となりました。

砲丸投では雨に濡れる難しいサークルコンディションとなりましたが、2年生男子2名、3年生女子1名が決勝進出を決めました。
同日に行われた円盤投では2年生男子選手がRIXPERT新記録で見事優勝。円盤投初出場となるもう一名の2年生男子選手も7位入賞を果たしました。
学校からの出場となった選手達も円盤投では決勝まであと少しの位置につけられており、東海大会出場に向けての勝負への期待が高まりました。

2日目は主に200m,400m,ハードル,走幅跳,女子走高跳、砲丸投の決勝が行われました。
時折雨が降るコンディションとなる中、1日目よりも蒸し暑くなり体には負担の大きいコンディションとなりました。

男子200mでは100mに続き標準記録突破を目指す3年生男子選手が、予選で自己記録を更新し標準記録まであと0.1秒に迫りました。
決勝では記録への期待も高まりましたが、向かい風や前日からレースを重ねたこともあり記録更新はなりませんでした。
しかし、前日からレースが続く中でも高水準の記録で優勝したことは立派の一言以外ありません。

今大会は全国大会の標準記録突破ということがあるため、どうしても記録に目が向かいます。
標準記録を突破すれば多くの人から祝福される一方、レースによってはゴール後に観客席からため息交じりの声が聞こえることもありました。
選手本人は悔しさを感じるかもしれまんせが、その健闘は称えられるべきものであり、選手本人の自信となる結果です。
全力で挑みきったことを自信に、次の勝負に向かっていきましょう。

また男子200mでは学校からの出場となった3年生選手が県大会レベルでは初の決勝進出となりました。
学校のグラウンドを中心に1年生から活動してきた選手が、着実に成長を遂げてくれての結果です。
ここが達成点ではなく、ここからが本当のスタートです。
決勝レースでのスピード感を経験とし、県総体ではさらなる上の順位を目指していきましょう。
組1着となったり、自己ベストをどんどんと更新していく2年生男子選手達も先輩選手と同様の成長過程が期待できます。

女子200mでは予選で自己記録を更新した3年生女子選手が決勝で6位となりました。
目前に迫った26秒台に中々届きませんが、確実にアベレージは上がっており、次の勝負の場では一気に壁を突きぬけてくれることでしょう。

男子400mでは3年生男子選手が決勝まであと0.03秒差となりました。
400mのレース展開としては課題が残る結果となりましたが、ここが本当の勝負の場というわけではありません。
レース展開を学ぶ場となったことを次につなげていきましょう。

男子110mハードルでは2名のRIXPERT選手が決勝に進みました。
練習から鎬を削る両選手ですが、予選では違う組で走りタイム差が0.01秒と僅差での決勝進出です。
決勝では3年生選手がスタートから加速に乗り初の15秒台で4位、2年生男子選手が0.3秒差の5位となりました。
フライングあり、コール漏れありの激動のシーズンを送る3年生男子選手でしたが、ここにきて日の目を見る結果が出せました。
油断は大敵です。
ここで満足することなく、さらなる高みを目指していきましょう。

女子100mHではスタートが安定してきた2年生女子選手が予選で自己ベストを更新しました。
決勝では肝心のスタートで立ち遅れる展開となり7位に。
タッチダウンタイムを見れば予選よりもよい走りができており、スタートの出遅れさえなければと次への期待が大きくなる結果となりました。
これでRIXPERT歴代3位となり、上位の2選手はともに参加標準記録を突破した選手達です。
その選手達に追いつき、追い越していきましょう。
学校からの出場となった1年生選手も完走を果たし、ここからどれだけタイムを伸ばしていけるかに期待がふくらみます。

5名のRIXPERT選手が出場することとなった男子走幅跳では、前日の予選を1位で通過した3年生男子選手が跳躍練習で負傷をするアクシデントがあり、大事をとって棄権することとなりました。
2回目にはRIXPERTからの出場の2年生選手が1位に立つと、3回目には学校からの出場となった2年生選手が初の6m台の記録で1位に。

2回のファールで追い込まれた3年生選手も3回目に記録を残し1,2,4位の記録で最後の3回に進みました。
迎えた6回目の最終跳躍では、スタンドに手拍子を求めた3年生男子選手が自己記録となる大跳躍を見せ、1cm差で首位に立ちます。
足に不安もあり、4,5回目をパスした中で迎えた6回目の跳躍でした。
2年生男子達も良い跳躍を見せますが、記録更新とは至らず競技終了。
RIXPERT選手が1,2,3位という結果となりました。

今大会の1,2位の選手は人数制限のある学年別陸上には出場できなかった選手たちでした。
その学年別陸上では出場したRIXPERT選手が1,2位となっています。
悔しさを力に変えながら、次の舞台ではさらなる大跳躍に期待です。

女子では前日の予選を1cm差で通過した1年生女子選手が自己記録を更新する跳躍で5位となりました。
この時期の1年生での入賞は快挙と言えますが、今大会は4,5,6位が1年生選手です。
昨年の交流陸上のコンバインドBの上位3名となり、チームは違えど今後も切磋琢磨しながら成長していってくれることでしょう。
また7位となった3年生女子選手は4,5,6回目がファールとなり記録を伸ばせませんでした。
しっかりと踏み切ることができており、ポテンシャルも上位選手たちに負けていません。
県総体でリベンジです!

走高跳には2年生女子選手が初挑戦しました。
最初の高さを跳べば8位入賞となるような中、惜しくも記録を残すことはできませんでしたが十分に適性を感じさせる結果となりました。
他の種目の出場人数の関係で走高跳に挑戦することとなりましたが、自ら選んだ挑戦は間違いなく将来に活きる経験となったことでしょう。

砲丸投の決勝では男子では2年生男子選手が4,7位、女子では3年生選手が7位となりました。
前日の予選と円盤投の疲労が残る中での競技となり、自己記録とまではいきませんでしたが、6本の投てきをできたことが何よりのトレーニングとなりました。
7月頭の円盤投の県予選、そして7月末の県総体での砲丸投に向けてコンディションをばっちりと整えていきましょう。

2日間行われた四種競技では学校からの出場となった1年生女子選手が5位となりました。
小学生時代にコンバインドA・Bの2種目をこなしてきた力を発揮し、4種目をしっかりとやりきることができました。
いろいろな種目に取り組みながら記録を伸ばし、1年後、2年後にはさらなる活躍を期待です。

今大会では優勝が5、入賞が計26と選手達は存分に培ってきた力を発揮してくれました。
今大会が勝負の場となった選手もいれば、そうでない選手もいます。
次につながる大きな自信となった選手もいれば、自信を失いかけてしまっている選手もいるかもしれません。
ケガで出場できなかった選手達もいます。

勝負の場は人それぞれです。
それぞれの選手にそれぞれの勝負の場があります。
そして、勝負で重要なことは勝った負けたではなく乗り越えられたかです。

全力で挑戦する。
結果を受け止める。
次の一歩を踏み出す。

これが勝負です。

誰しもが最初から強い選手ではありません。
全力をかけて挑むからこそ、時には結果を知るのが怖くなったり、結果から目をそむけてしまうこともあるでしょう。
そこをふんばり、勝負を乗り越えてきた選手が強い選手です。
記録や結果は後からついてきます。

良い記録を出している選手も、大きく伸びている選手も、みんなそうした勝負の場を乗り越えてきています。
楽に強くなれている選手なんていません。

7月末の県中学総体こそが多くの選手にとって勝負の場となります。
大いに勝負していきましょう。
そして、大いに成長していきましょう!

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