続きを見られる喜び

5/17(金)~19(日)にかけて県高校総体が行われました。
RIXPERT創立初年度の中学3年生達も気付けば高校3年生です。

高校生ではこの県大会に向けて、そして6位以内(一部の種目を除く)の選手が進める東海大会、その先の全国高校総体に向けて3年間をかけていきます。
大きく飛躍をした選手、1年生ながら活躍を見せた選手、中々殻を破ることができない選手、当然ながら一人一人にそれぞれのドラマがありました。

他にも、高校訪問でお世話になった選手たちの活躍も多く見られました。
練習時間をともにさせてもらうだけでも一気に身近に感じられます。
そうした選手たちの活躍も大変うれしいものとなりました。

コーチ陣も審判を手伝ったり、スタンドに観戦に行ったりしながら、練習中も速報サイトの記録が気になって仕方がない3日間となりました。
そして何より、進学先での練習環境や練習状況もありますが、それぞれの選手がちゃんと伸びているかが一番気になっているところです。

中学生段階でやり切り過ぎない。
多様性を大切にする。
自分自身への期待感を持ち続けられるようにする。

クラブとして意識してきたことですが、それが本当に正しかったどうかはクラブ出身選手のその後の伸び具合でしか評価ができません。そして、それは正確に評価することが難しいものでもあります。
ただ、何よりクラブ出身選手のほぼ全員と言っていい選手たちが陸上を続けてくれていることこそが誇れることです。
この点は間違いなく評価できる点と言えるでしょう。

中学生だったクラブ選手たちの続きが見られることは大変うれしいことです。
一方で高校生では、大学まで競技を続けるという選手は一握りとなり大半の選手が競技を引退していきます。
高校生の指導では終わりがあるからこそのドラマがあり、感動があると言えます。

中学生で陸上を終えてしまっては勿体ないの一言に尽きます。
本当におもしろいのは高校生での陸上であり、その先の陸上です。
少なくとも高校生まで陸上を続け完全燃焼してほしい。
だからこそ、中学生の指導では先につなげることを意識していかなくてはいけません。
まして小学生選手にとっては5年先、6年先の話になります。

競技力を高めること。
そして、それ以上に陸上競技を続けたいと思ってもらうこと。

1年後、2年後、そしてその次の年も今のクラブ選手たちの続きが見られるように、クラブとして大切にしていきます。

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