月刊RIXPERT 4月号

若葉の息吹、桜の開花、花粉症、みなさんは春の到来を何から感じるでしょうか?
そうですね。スタートダッシュの練習からですよね。

12月からスタートした冬季練習も3月2周目で一区切りとなり、ここからはシーズンに向けた練習が始まります。スタートブロックからの練習も始まりました。
いよいよ春が来たことを実感します。

巣立っていく卒業生たちの門出を祝いながら、次なるシーズンに向けた準備を着実に進めていきます。

クラブ

3月の前半はこれまでの冬季練習の流れでの活動となりました。
サーキット、高校訪問、砂浜練習、階段練習、中学の強化練習会への参加とこれまで行ってきた冬季練習の総まとめの月となりました。

砂浜練習では道中でRIXPERTの歴史に残るであろう大事件が発生しますが、事なきを得て充実した練習ができました。
次に砂浜に来るときは12月でしょうか。毎年の風物詩として今後も継続していきたい練習となります。
その時は、くれぐれも電車から降り遅れることがないように気をつけていきましょう!

また、冬季練習の最終日には11月以来の第2回RIX記録会を行いました。
300m、60mH、走幅跳、ジャベ投の4種目を行い、その記録を競いました。
多くの種目で記録が向上している中、11月から特に大きな成長を見せたのがハードルの記録です。
この冬季に多く取り組んできたこともあり、本当にみんなハードリングが上手になりました。いつ大会に出ても大丈夫な状況です。

そして、3月の3週目からはいよいよシーズンに向けた練習がスタートしました。
気温が暖かくなるとともに、スピードレベルも高まってきます。
それぞれのブロックにおいて、基本の動きを大切にしながら、大会に向けた実戦練習が増えてきました。

思わぬケガに見舞われてしまった選手もいますが、ここはがまんどころです。
4月にはシーズンが始まりますが、4,5月は本格的なシーズンに向けての助走にすぎません。
今できることにしっかりと取り組んでいきましょう。

最後に、この3月で中学3年生の多くは一区切りとなります。
頼もしく、強い3年生たちでしたが、今はそれぞれの進学先でのさらなる活躍を願うばかりです。
RIXPERT創設当初の0期生のメンバーも全員が卒業となりました。
活動当初からクラブをサポートしていただけたことに心から感謝しながら、常に初心を忘れず前に進んでいきます。

ジュニアプラス

3月からはクラブ・ジュニアプラスの早期活動参加として、プラスからクラブへ、ジュニアからプラスへと進んでいく参加者もいました。
こうした段階的なステップアップができる流れができていることもRIXPERTの大きな強みとなります。
RIXチケット制になったことで幅広い利用が可能です。ぜひそれぞれの目的に合わせて活用してください!

水曜日のジュニアプラスは引き続き青木コーチに指導いただいています。
これまで取り組んできた技術も定着が見られ、走りがよくなってきた参加者が多くいます。
弾めるようになってきました。
大会の結果が気になるところですが、そればかりに気を取られてはいけません。
まずは楽しむこと。その気持ちを忘れずにいきましょう。

ジュニア

3月は昨年の11月以来となる50m測定とこちらも昨年の9月以来となる走高跳に挑戦しました。

記録が伸びていることは嬉しいものです。
中には過去の自分の記録をしっかりと覚えていて、その場でベストが出たことを喜ぶ参加者もいます。

一方、記録が伸びでいなくてもそれは必ずしも悪いことではありません。
悔しさは次の頑張りの原動力になります。また、どうしたら記録が伸びるのかを考えるきっかけにもなります。

記録を測ることは、参加者同士の優劣をつけるためのものではありません。
次の一歩に向けたきっかけとして、これからもしっかりと記録を残していきます。

この1年間を通して、50m、走幅跳、走高跳、ジャベ投、800mと多くの種目に取り組んできました。
段差アップや変形ダッシュ、ラダーやミニハードル、ハードルドリルに大縄跳びにメディシン投と多様な練習にも挑戦しました。
リレーに増やし鬼、ライン鬼、三色鬼ごっこ、代わり鬼、ドッジボールなどグラウンドを走り回り続けました。

運動が、スポーツがもっと好きになってくれましたか?
体を動かすことが楽しいと思ってくれていますか?

次の1年もたくさんの楽しさや嬉しさ、そして少しの悔しさも味わってください。
みんなで思いっきり楽しんでいきましょう!

キッズ

走って跳んで投げて、キッズたちもこの1年を通して多くの動きに取り組んできました。

キッズでもジュニアと同様、定期的な記録測定も行っています。
日に日に成長していく参加者たちの姿に頼もしさを感じながら、どんどんとできるようになっていく成長力の早さには驚きを隠せません。

走幅跳もこんなに上手に踏み切れるようになりました。

大垣では昨年の6月から、岐阜では昨年の12月から始めたキッズの活動ですが、少ない人数ながらも楽しんで活動していくことができました。
コーチたちにとっても、純粋に体を動かす楽しさを実感できる時間として貴重なものとなりました。

キッズからジュニアに進む参加者もおり、新年度は少ない人数でのスタートとなります。新たな参加者を募りながら、次の1年もいろいろな動きに挑戦していきましょう!

ランニング

リズムドリルにミニハードル、チューブバンドを使用した階段ドリルに低反発マットを使用した接地姿勢づくりドリルなど、ランニングでも活動の前半に多様な動きを行っています。

速く走ることに短距離も長距離も違いはありません。
接地姿勢と遊脚のタイミング、この2つをそろえることが重要です。
そして、そのための練習こそが速くなるための練習といっても過言ありません。

活動の後半に行う走トレーニングでは、40秒間走や800m走、ペースアップ走を行いました。
参加者はみな、昨シーズンの能力から設定した強度ではすでに足りなくなってきており、成長が顕著に表れています。

3月からのRIXチケットの導入により、ジュニアやジュニアプラスの参加者がランニングに参加する機会も増えてきました。
逆にランニングに参加者がクラブの練習に参加する姿も見られました。

「長距離をしっかりやってみたい。」

そんな思いにしっかりと応えられるよう、活動をより充実したものにできればと思います。長距離専門のコーチがいたらいいですよね。
ぜひそうした人材も探していきたいと思います。


年度末となる3月。料金システムの変更やRIX感謝祭もあり、あわただしく過ぎ去っていきました。
気付けば4月となり、いよいよシーズンが始まります。
次のシーズンはどんな1年となるでしょうか。

来年の会報にたくさんの記事を載せられることを願いながら、2022年度に幕を閉じたいと思います。

さぁ新年度のスタートです。
学年も新たにRIXPERT3年目のシーズンに向かって突き進んでいきましょう!

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