しか・も

8/7(金)にヒマラヤスタジアムにて東海中学総体が行われました。 岐阜・愛知・三重・静岡の4県の持ち回りで行われており、今年は4年ぶりに岐阜での開催となりました。
4年前の当時はまだクラブから中体連主催大会には出られず、各学校からの出場だったことも懐かしく思います。
各県で6位以内に入賞した選手たちによるレベルの高い戦いが繰り広げられました。

RIXPERTから出場
中1男子100m12.75-2.0組4総13
中1男子100m12.81-2.9組2総15
中2男子100m11.69-1.1組7総14
中3男子100m11.65-2.0組7総15
中3男子100m11.67-3.2組7総16
中3男子200m23.830.2組5総17
中3男子400m52.86組6総15
中3男子400m52.89組7総16
中3男子110mYH15.89-1.7組8総22
中3男子走幅跳6m851.3決1PB
中3男子走幅跳6m450.9決6PB
中3男子砲丸投13m45決4PB
中3男子円盤投39m47決1PB
中1女子100m12.860.4組4総4
中2女子100m12.96-2.5組7総10
中3女子100m13.15-0.6組7総22
中3女子200m26.57-3.5組4総11
中3女子100mJH14.96-2.5組3総11
中3女子走高跳NM
中3女子砲丸投11m80決7
中2女子円盤投22m13決16
他団体から出場
中3男子400m53.31組6総20
中3男子走幅跳6m07-0.9決13
中3女子100m12.76-1.6組3総13
中2女子円盤投19m12決21

今大会は暑熱対策により、トラック競技はタイムレース決勝に、フィールド競技は2回試技とトップ8による2回試技へと変更されました。
トラック競技は各県の順位によって組が編成され、4県の1,2位、3,4位、5,6位がそれぞれ集まるといった番組編成となりました。 高校生のインターハイは夜間開催となり、タイムレース決勝になりました。
中学生でも全国中学陸上は夕方からの開催となり、この東海総体もタイムレース決勝になるなど、この4年で暑熱下の大会開催も大きく変化しています。
選手、審判、補助員の安全を最優先に。 日本陸連の示した明確な指指針が、各自に現場に浸透するようになりました。

岐阜県開催ということで、宿泊を伴う遠征とならないことは選手にとっては少し残念だったかもしれません。
ヒマラヤスタジアムで前日練習を行う選手、いつもの大会と同様に通常練習で最終調整を行う選手とに分かれ、当日に備えました。

今大会は雨天走路が補助員の待機場所となった関係で、いつもの待機場所にしているスタンド下が雨天練習場として使用されることになりました。
サンサンデッキ下の駐車場が待機場所として各チームに割り当てられましたが、いつもの待機場所とは違って風が通らず暑い暑い。
充電式の扇風機など暑熱環境下での装備品も整えていく必要性を実感しました。

競技ではトラックでは暑い時間をさけて中長距離種目が行われ、フィールドでは男子走幅跳、男子砲丸投、女子走高跳からスタートしました。
男子走幅跳では、全中に出場する3年生選手が1回目から好記録を残し首位に立ちます。
1回目がファールとなった3年生選手は、残された1回となる2回目でこれまでの自己記録を大きく上回る大跳躍を見せ5番手に浮上。
学校からの出場となった3年生選手は、1回目にしっかりと記録を残すと、2回目に勝負をかけましたが記録を伸ばすには至りませんでした。

トップ8での跳躍となった3回目には大きな順位変動はなく、最終試技の4回目を迎えます。
5番手につける3年生選手は記録を伸ばすことはできませんでしたが、4回目にも従来の自己記録を上回る跳躍を見せ立派な6位入賞となりました。
最終跳躍者となった3年生選手は、記録を上回られた中での逆転を狙った最後の一本となります。
スタンドからの手拍子を受けた跳躍は、これまでよりも大きな跳躍!!
1位の選手の記録を1cm上回り、見事な優勝となりました。
砂場をならす補助員を務めてくれた仲間たちが見守る前で、最高の跳躍を見せてくれました。
昨年の7位入賞からの大きな成長を見せ、これでRIXPERT勢として4年連続の男子走幅跳入賞、そして優勝は3回目という快挙となりました。

男子砲丸投に出場した3年生選手は、前週の大会では3回連続のファールとなる不安の残る中での出場となりました。
1回目は投てきをまとめきれず11m台の記録に留まると、2回目に向けては順位板を気にしながら集中力を高めます。
自己ベスト相当の記録を残すことができればトップ8進出となる最終投てきの2回目。
13mに迫った投てきは自己記録を上回り、見事6番手でトップ8進出を決めました。
プレッシャーから解き放たれた3回目は、さらに記録を伸ばし全中標準を上回る水準の記録で4番手に浮上です。
4回目には記録を伸ばすにはいたりませんでしたが、東海のトップ選手の一角に名を連ねました。
回転投が上達してきたことで、まだまだ記録の向上にも期待できます。
U16陸上の砲丸投の標準記録を突破したことで、2種目目の記録突破、そしてターゲットナンバー入りに向けて次は14mの大台を目指していくことになります。

3年生選手が出場した女子走高跳は、棒高跳の影響でいつもとは異なる第1コーナーでの実施となります。
横では砲丸投が行われており、トラックのゴールとも重なります。
いつもとは違う風景に加え、失敗は2回までとなる中、最初の高さが自己記録を上回る1m40となります。
あと一歩という跳躍で2回とも失敗となりましたが、大きく記録を伸ばしこの舞台で競技できたことが何よりでした。
もう少しだからクリアしたい。
そんな欲が出てくることも素晴らしいことです。 残された期間の中で、ぜひ1m40のクリアに期待です。

午後に行われた女子砲丸投では昨年同種目6位の3年生選手が出場しました。
前週の大会では12m50越えを連発しており、全中に向けての前哨戦としての出場です。 1,2投目であまり記録を伸ばせなかったこともあり、今大会は追う展開でのトップ8の試技となりました。
県内の大会では追う展開になることがなかったため、いつもとは力の入り方が微妙に異なってしまったこともあったのでしょう。
結果として3,4回目は記録を伸ばすことができず、悔しさの残る7位入賞となりました。
それでも次の全国の舞台を考えれば、これ以上ない経験ができたと言えます。
全国の強豪がひしめく中、いかに3回目までに自分の投てきができるか。 今回の経験を糧に全国の舞台での一投につなげていきましょう。

トラックでは100m、200m、400m、ハードルと時間にして1時間半というコンパクトな中で行われました。
1~3年生男女の100mでは、終始強い向かい風が吹く中での競技となりました。
タイムレース決勝となり各県の順位で組分けされたこともあり、1組はさながら決勝のようなメンバーでのレースとなりました。

1年生女子100mでは1組で走った1年生選手が4位となり、総合でも4位に輝きました。
昨年は東海小学生陸上で7位だった選手です。 その際は全国小学生陸上の出場者が出場していなかったことを考えれば、大きな飛躍となる結果でした。
岐阜県選手が3,4,5位と続いていることからも、県内での切濯琢磨を通してさらに成長を続けていってくれることでしょう。

1年生男子は初の東海の舞台で組の2,4着と健闘しました。長身で伸びしろのあふれる選手たちだけに、来年以降のさらなるステップアップを目指します。
県チャンピオンとして挑んだ2年生男子では1組で7着、総合では14位となりました。 県内での活躍にとどまらず、さらに上の東海・全国レベルに視線を引き上げていき、さらなる高みを目指していきましょう。
2名が出場した3年生男子では、ともに組7着と東海レベルの特に中盤以降の強さを実感させられる結果となりました。

2年生女子選手は昨年が決勝に進み8位、今年は総合では10位となりました。 あと一歩走りがかみ合えば、十分に上位入賞できる素質の持ち主です。 来年は上位争いをしてくれることに期待です。 3年生女子では学校からの出場となった3年生選手が風を考えれば自己ベスト相当の記録で総合13位、RIXPERTからの出場となった3年生選手は初の東海の舞台をしっかりと走り切りました。

200mでは、女子では全中に出場する3年生選手が総合11位となりました。
強い向かい風でのレースとなりタイムこそ伸びませんでしたが、前半はベスト時と遜色ないタイムで走れています。
全中の舞台では後半までうまくまとめ、理想の200mの走りを目指していきましょう。
男子では3年生選手が初の東海の舞台を力走しました。
1年生は100mで同タイム着差ありの7位、2年生時は100mで0.01秒差の予選落ちと悔しい思いをしてきただけに、3年生での念願の東海の舞台の走りを見られ何よりでした。

400mでは常に僅差のレースを繰り広げてきた3年生選手たちが出場しました。
県大会の順位の関係で今回は別々の組での出場となりましたが、終わってみれば100分の3秒差、総合でも15,16位と今回も僅差となりました。
学校から出場した3年生選手も含め、周りが速い中でも自分の持てる力はしっかりと発揮できました。

ハードルでは3年生女子選手が100mHの2組で3着となり総合では11位となりました。
向かい風が強くタイムは出ませんでしたが、昨年は組で下位だったことを考えれば大きな成長を見せた結果となりました。
ここからは一般規格、そしてU16規格に早めに切り替え、次なる目標に向かっていくこととなります。
男子110mHでは1組に3年生選手が出場しました。
全国でもトップクラスの選手がそろった速い組ということもあり、自分のレースを作り切ることができませんでしたが、他では経験できない貴重な経験となりました。

1年ぶりに東海の舞台に来ると、やはり世界は広いことを実感します。
当然ながら身近な目標として岐阜県内のレベルを目指していくことになりますが、その岐阜県のレベルがどの位置にあるかを知っておくことは大切です。
クラブ化が進み、岐阜県内のレベルも上がってきてはいますが、それは他県も同じです。

どこを目指していくかが自分の限界を決めるとも言えます。
それぞれの選手のレベルに応じて、視野を広げ、より遠くを目指していきましょう。

そして、サブトラックでは円盤投が行われました。 先に行われた女子では学校からの出場も含め2名の選手が出場です。
初の東海の舞台ということで緊張感も見られた中、RIXPERTからの出場となった2年生選手は1投目がファール。 2投目も十分に記録を伸ばすことはできませんでした。
もう一投ほしいところですが、2回試技という限られたチャンスの中で1本目から力を発揮する難しさと重要性を痛感する機会となりました。
体つきからも1学年上の選手たちと比べるとまだまだ小柄に映ります。 トレーニングを続け、来年からは全中種目となるこの種目の出場者第1号を目指していきましょう。

男子では県総体で砲丸投で大会新記録を残した3年生選手が、今大会は円盤投に出場しました。
秋に向けて、そして全中の砲丸投に向けて無理をし過ぎないための選択です。
その1投目は大きな投てきを見せましたがファール。 後のない2回目ではしっかりと記録を残し首位に立つと、3,4投目は記録を狙った投てきとなります。
3回目は40m付近まで円盤を飛ばし自己記録を2cm更新。 最終の4投目はタイミングが合い切らずネットに当たる投てきとなりました。
盤石と言える結果に、砲丸投での出場となる全中に向けても期待が高まります。
砲丸、そして円盤と回転を使う2種目を併用しながら、その腕に磨きをかけていきます。

全体では優勝2、入賞4というこれまでの東海大会を上回る結果となりました。
入賞まであと一歩だった選手たちも多く、間違いなく東海の舞台で戦える力が備わってきました。
ヒマラヤスタジアムでの開催だったこと、試技数も少なくタイムレース決勝となったことも影響しているかもしれませんが、東海大会だからといって特別なことはなく、普段の大会の延長線上に感じられたことも事実です。

そして、今大会で活躍した選手たちは限られたチャンスをしっかりとものにしてくれました。

タイムレースの1本しかない。
タイムレースの1本はある。

2回しかない。
2回もある。

置かれた状況をどう捉えたかも競技結果に影響したかもしれません。
不足や焦り、余裕や希望は、自分が生み出すものでもあります。
どれだけ周りの選手が強くとも、その前に自分に負けてしまっては勝負になりません。

どれだけ高い技術や体力を持っていても、それを限られた本番の舞台で発揮するためには、揺るがない精神力が欠かせません。
ぜひこうした舞台を経験して強い選手になっていきましょう。
選手のみなさん、補助員を手伝ってくれた皆さん、応援に駆けつけてくれた皆さん、おつかれさまでした!

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