伸び伸びと

5/3(土)に星ケ台競技場にて東濃地区中学陸上が行われました。
4月から大会続きとなるため年度当初は参加予定ではありませんでしたが、U16リレー出場に向けた挑戦機会や人数制限のある大会の申込締切の関係で出場する運びとなりました。
追い風に恵まれることが多い多治見の競技場で各選手が記録に挑戦しました。

RIXPERTから出場
中1 男子 100m 12.57 1.9 予1 PB
中1 男子 100m 12.66 1.2 決2
中1 男子 100m 13.03 0.8 予2 PB
中1 男子 100m 12.83 1.2 決4 PB
中2 男子 100m 11.70w 2.1 予1
中2 男子 100m 11.94 0.0 決2
中2 男子 100m 11.85 0.6 予1
中2 男子 100m 11.98 0.0 決4
中2 男子 100m 11.80 1.6 予2 PB
中2 男子 100m 12.05 0.0 決6
中2 男子 100m 12.10 1.7 予2
中2 男子 100m 12.44 0.0 決8
中2 男子 100m 13.10 0.3 予5
中3 男子 100m 11.70 -0.1 予1
中3 男子 100m 11.61 0.3 決2 PB
中3 男子 100m 11.81 1.6 予2 PB
中3 男子 100m 11.97 0.3 決6
中3 男子 100m 12.18 0.3 予2 PB
中3 男子 100m 13.02 -0.8 予5 PB
中2 男子 200m 24.24 0.2 予1 PB
中2 男子 200m 24.08 -0.6 決3 PB
中2 男子 200m 24.30w 3.0 予2
中2 男子 200m 24.27 -0.6 決4 PB
中2 男子 200m 24.79 1.0 予3
中3 男子 200m 24.62w 4.0 予1
中3 男子 200m 24.96 -0.6 決8
中2 男子 400m 56.72 予1 PB
中2 男子 400m 56.08 決3 PB
中2 男子 400m 1:01.84 予6
中3 男子 110mYH 17.01 0.7 予2 PB
中3 男子 110mYH 16.54 -0.5 決3 PB
男子 4×100mR 49.22 予3
中1 男子 走高跳 1m40 決5 PB
中1 男子 走幅跳 5m27 1.2 決6 PB
中1 男子 走幅跳 4m55 -1.0 決17 PB
中2 男子 走幅跳 6m08 1.3 決1 PB
中3 男子 走幅跳 5m89w 2.2 決2
中2 男子 砲丸投 10m99 決2 PB
中2 男子 砲丸投 7m46 決7
中1 女子 100m 12.90 1.6 予1 PB
中1 女子 100m 13.21 -2.1 決1
中1 女子 100m 14.05 0.6 予3 PB
中1 女子 100m 14.18 -2.1 決6
中1 女子 100m 14.39 0.7 予5 PB
中1 女子 100m 14.61 0.6 予5
中1 女子 100m 15.64 1.6 予7 PB
中2 女子 100m 13.55 0.9 予2 PB
中2 女子 100m 13.77 -3.2 決6
中2 女子 100m 13.63 0.9 予3 PB
中2 女子 100m 13.88 -3.2 決7
中2 女子 100m 13.67w 2.6 予4
中2 女子 100m 14.91 0.9 予5 PB
中2 女子 100m 15.02 1.9 予5 PB
中3 女子 100m 13.44 1.6 予2 PB
中3 女子 100m 13.80 -1.0 決8
中3 女子 200m 26.86w 2.2 予1
中3 女子 200m 27.76 -3.2 決3
中2 女子 100mJH 16.16 -0.1 予1
中2 女子 100mJH 15.94 -0.6 決1 PB
女子 4×100mR 50.95 予2
女子 4×100mR 50.57 決2 PB
中1 女子 走幅跳 4m83w 2.3 決5
中1 女子 走幅跳 4m40 2.0 決10
中1 女子 走幅跳 4m21w 2.1 決16
中2 女子 走幅跳 4m39w 2.4 決11
中2 女子 走幅跳 4m06 2.0 決17
中1 女子 砲丸投 6m67 決8 PB
中2 女子 砲丸投 10m34 決3 PB

高台にある競技場だけあって、競技場やスタンドからは見通しのよい景色が広がります。
周りも山に囲まれており、競技場周りがスタンドに囲まれたメモリアルセンターとは違った牧歌的な雰囲気を感じさせてくれる競技場です。
大会の雰囲気的にも緊張感の高いものとは違い、伸び伸びと競技ができる雰囲気の大会となりました。

短距離では予選・決勝かつ1~3年生の学年別のレースとなりました。
1年生では男子選手が追い風1.9mの絶好のコンディションのなか、13秒台の自己ベストを一気に0.6秒近くも更新する快走を見せました。
同じく女子選手では追い風1.6mのアシストを受け、RIXPERT1年生女子初の12秒台を記録しました。
決勝では男女ともに2名ずつが出場し、男子では2,4位となり、4位となった選手が初の12秒台となりました。
女子では強い向かい風の中でのレースとなり、さるなる記録更新とはなりませんでしたが1,6位と活躍を見せました。

2年生では男子で4名の選手が決勝に進出。その決勝では2,4,6,8位と奇しくも偶数の順位を締める結果となりました。
タイムの接戦が続く2年生男子選手達ですが、今大会でさらにタイムは混戦模様となりました。
夏に向けて、チーム内での緊張感のあるタイム争いが続きますが、競う相手がいるからこそ自身を高められます。
お互いを尊重し合いながら、称え合いながら競い合っていきましょう。
女子では1人が追風参考記録で大きくベストを上回った他、出場者全員が自己ベストを更新しました。
リレーメンバー争いに食い込んできた選手もいるなど、伸び幅は人それぞれですが一歩ずつ着実にベストを更新していくことが大切です。
多治見まで挑戦に来たからこその好結果でした。
2名が進んだ決勝ではこちらも強い向かい風の中で6,7位となりましたが、県のトップレベルの選手達と走る貴重な経験となりました。

3年生では男子4名、女子1名の出場者全員が自己ベストを更新です。
男子ではケガが治り今季初レースとなった選手も予選からベストを更新していきました。
決勝では6位となりましたが、スピード練習やレースを繰り返していくことでさらに調子が上がってくることが期待されます。
決勝で2位となった選手はレース後すぐに自身のピッチを算出しレースの反省を行っていました。
そこまで考えられる選手に成長してくれていることが何より価値のあるものでした。
女子では走幅跳が専門の選手が決勝に進み8位となりました。
予選での自己記録更新を含め、決勝に進めたことが大きな自信となりました。

200mでは男子で3名の選手が決勝に進みました。
2年生選手が自己ベストを更新する好レースで3,4位と続き、8位となった3年生選手は久しぶりのレースが何よりの練習となりました。
女子では3年生選手が予選で自己ベストを大幅に更新する26秒台でゴールするも惜しくも風は追い風2.2m。
次こそはと期待された決勝では向かい風3.2mと風に翻弄される中で3位となりました。

400mでは2年生男子選手が予選・決勝ともに自己記録を更新し3位。
RIXPERTの2年生男子歴代でも2位の好記録となり、100mだけではなく400mへの適正も示しました。

ハードルでは先日の大会ではフライングの失格となった3年生男子選手がリベンジの出場です。
予選ではフライングこそしなかったものの、スタートの足が合わず歩数が多くなってしまいスピードに乗り切れない結果に。
決勝ではその点をしっかりと修正、初の16秒台で3位となりました。
女子では8時30分と早い時間のレースながら2年生女子選手が自己記録に迫る好走を見せました。
自身の動きの状況に合わせてアップの内容を調整することもできるようになりました。
決勝では自己記録を更新し初の15秒台での優勝です。
今年の県内の女子選手ではこれで15秒台が8人目となり、レベルの高い争いの中で上位進出を目指していきます。

走幅跳では2年生男子選手が初の6m台の記録で見事優勝。
先日のカーニバルでは足が合わず予選落ちの悔しさを味わいましたが、ここではしっかりと実力を発揮することができました。
これで男子ではRIXPERT内で3人目の6m選手となります。
他にも5m70台の2年生、そして今大会も自己ベストを更新した5m20台の1年生もいます。
人数制限のある大会、本当にどうにかならないでしょうか…。

女子では、追い風が強く足を合わせるのに苦労する場面も見受けられましたが、追い風に乗った好ジャンプも見られました。
出場した5名の選手全員が100mにも挑戦するなど、スプリントを磨きながら跳躍技術も磨いていきます。
走高跳にも1年生男子選手が積極的に挑戦しました。

砲丸投では男子では2年生選手が自己記録を1m以上も更新する大投てきを見せました。
あと1cmあれば11m台となる好記録でしたが、これまでの自己記録は9m台です。
持ち前の力に技術が追いついて北からこその結果です。
女子でも2年生選手が自己記録を更新する3位となり投てきブロックの好調さが伺えました。
初の砲丸投挑戦となった1年生女子選手は出場者が8名というこもあり、後半の3投に進むことができ最後の6投目でその日の最高記録をマークしました。小学生でのコンバインドA・Bの挑戦に続き、中学生でも多彩な才能を見せてくれています。

大会最終種目となった女子4×100mR決勝では、先日のカーニバルのタイムを上回る好記録で2位となりました。
バトンではカーニバルより完成度が劣る中での結果だけに、個々がしっかりと走り切れた印象です。
U16リレー出場に向けて一歩前進できたことに加え、個人種目でレースを重ねる選手が多い中での好記録に自信を深めることができました。

星ケ台競技場は直線のサブトラックが造成中となり、アップは競技が行われていない中でのバックストレートや多目的広場等で行うことになります。
そんな中、100mに出場する3年生男子選手たちは競技場の端の芝生を使ってアップをしていました。
タータンでアップしなければ、スパイクでダッシュをしなければ、スタート練習をしなくては。
普段行っているアップですが、それはやらなければいけないものではありません。
やれないなら自分たちなりに工夫をしてできることをやればいいんです。
いつもと同じアップができなくとも、それでも自己ベストで走れたりするものです。

日本陸連の強化委員の報告でも日本の競技会は恵まれすぎているという指摘がされていました。
サブトラックがあり、審判がしっかりしており、時間通りに競技進行する。
日本では当たり前のことですが、世界では当たり前のことではないそうです。
そして、当たり前ではない世界の舞台で自分の力をいかに発揮できるかが課題となります。
3年生選手達の頼もしい姿に、ふとこのことを思い出しました。

型は大切ですが、型にはまりすぎてもいけません。
基本を大切にしながらも、時には自由に伸び伸びやれる時間も大切です。
星ケ台という競技場がそうさせてくれたのかもしれませんが、伸び伸びと競技ができたことが今大会の一番の収穫と言えるのではないでしょうか。

4月からの連戦が続く中、5月も大会が続きます。
身体面と何より心の面をリフレッシュしながら、それぞれの勝負の夏に向かって進んでいきましょう

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