月刊が隔月となり、そしてついには季刊となってしまいました…。
シーズン中は大会が多く、参加者も増えてきたことから各大会ごとのブログ以外には中々手が回らず…。
それだけ選手たちが活躍してくれていたということですね。
何とかこれからの冬の季節は月刊に戻していけるようにがんばります!
それでは9,10,11,12月のRIXPERTの活動を振り返っていきます!
クラブ
東海中学、全国中学といった主要大会が終わり、9月はプチ鍛練期となりました。
7,8月に向けてコンディションを調整してきた分、冬季から貯金してきた体力面も底をつき、コントロールテストの数値も低下傾向が見られました。
だからこそのプチ鍛練期です。
基礎練習ではしっかりと走り、プレミアムタイムではフィジカルトレーニングをがんばりました。
10月からは専門ブロックの解散が宣言されました。
多種目への挑戦に向け、短距離、跳躍、障害、投てきに分かれながらそれぞれの種目練習が中心となります。
振り返ってみても、新たな可能性を感じられる非常に良い期間となりました。
11月はシーズンオフとなりますが、RIX秋祭りでの混成大会に向けて前半は多種目練習が中心となりました。
また、岐阜市学童RUNの運営を担ったり、公認ジュニアコーチ講習の講師をしたりと、コーチ陣も大忙しでした。
後半からはいよいよ冬季練習に向けての準備が始まります。
アップでは縄跳びや鬼ごっこなどの遊びの要素を取り入れながらの体力向上を測ったり、冬季の柱となるサーキットトレーニングの種目を覚えていきました。
シーズン終了後の金華山登山では20分を切る時間で七曲りを踏破したり、高校訪問にも行かせてもらったり、シャトルランをやったりしながら冬季練習に備えました。
そして冬季練習が本格化していく12月。
サーキットトレーニングを柱としながら、スキップやバウンディング、走り込みにフィジカルトレーニングと練習量も増えていきます。
冬季のテーマはケガをせずに乗り切ること。
何より体のケアが大切です。
体の疲労状況に応じて参加日数を調整しながら、無理なく乗り越えていきましょう。
そして、いつからでしょうか、北グラウンドでは練習後に走り込みを行っていく姿が見られるようになりました。
600mを走ったり、100mをダッシュしたり。
日増しに人数が多くなっていく景色に頼もしさすら感じるようになってきました。
また、砂浜に行ったり、2校の高校に訪問させてもらったり、尚子ロードで練習したりもしました。
12月下旬に行われたU16強化・普及練習には多くの選手が参加し、岐阜陸協が主催する国スポ、インターハイに向けた強化練習会にも4名の選手が参加しました。
冬季練習での一番の敵は、ケガとマンネリ化です。
ケアへの意識を高め、色々な刺激をもらいながらみんなで乗り越えていきましょう。
2024年も合同練習に中津川合宿に高校訪問と多様な刺激が得られるように計画しています!
ジュニアプラス
ジュニアプラスの参加者も増加中です。
特に中学生意向を見据えて多クラブからの体験者、入会者も複数ありました。
新たな交流が生まれても、すぐに打ち解けて仲良くなるのが小学生たちです。
中学生のお兄さんお姉さん達にも面倒を見てもらいながら、日々活動に励んでいます。
10月には大会に向けた小学生向けの練習会を行いました。
そこでは50mRIXバッジチャレンジを実施しました。
さすがのジュニアプラス選手たちは良い色のバッジをゲットしていきます。
最高ランクとなるSSSの煌めくRIXバッジをゲットしたのは過去に5名。
いずれもジュニアプラス参加選手たちとなります。
また、10、11月はジュニアプラス選手たちも混成大会に向けて多種目への挑戦を行いました。
走幅跳、走高跳、ハードル、ジャベ投といった種目の練習に加え、混成大会当日には300m走も経験しました。
12月の小学生駅伝もジュニアプラスの選手たちで参加しており、この秋冬は多様な運動経験を確保できる期間となりました。
水曜の陽南中では引き続きオリンピック選手の青木コーチに指導いただいています。
時には選手たちとリレーを走りさすがの走りを披露したりもしてくれます。
ジュニアとは違った、クラブともまた違った小学生の高学年に適した練習を展開中です。
より専門性を高めた練習を行っているジュニアプラスですが、走り込みや本格的な専門練習は中学生以降からで十分です。
今は記録や結果にとらわれ過ぎず、基礎体力と走・跳・投の何でもできる基礎技術をしっかりと高めていきましょう!
ジュニア
春・夏は良く雨にたたられましたが、9月からの秋・冬は特に雨に降られることなく活動ができました。
日々天候に感謝です。
そんなジュニアでは、9月はクラブ・プラスとの合同リレーを行いました。
いつも行っているリレーよりも速い!
そのスピードを体感してもらうことこそが一番のねらいです。
ジュニア・プラス・クラブのみんなで活動できる大変有意義な時間となりました。
また、9月からはスプリントトレーニング、走幅跳、ジャベボールの練習と測定を行いました。
これらの種目は春にも行っており、継続参加者はその成長を、新規参加者は自分の力を知る良い機会となりました。
体が成長していく小学生たちだけあって、記録もどんどん伸びていきます。
弟・妹が兄・姉の記録を上回ってしまう。そんな姿も見られました。
10月からは水曜の陽南中での新規募集を再開し、新たなメンバーが参加しての活動となりました。
最初は慣れない様子もありましたが、今では活動の流れを理解してくれスムーズな活動ができています。
そして何といってもジュニアと言えばRIX50mバッジチャレンジ!
9,10,11月では1カ月半に1回のペースで実施していきました。
光電管タイム計測器とホワイトボードをフル活用し、50mのタイムをどんどん図っていきます。
タイムによってランクが分けられ、初めての挑戦、またはランクが上がると新しいバッジがもらえます。
一回一回の測定ごとに一喜一憂しながら、過去の自分に挑戦していきます。
冬の間は寒さもあり実施しませんが、温かくなる春には、ランクの上がったバッジをもらっていってくれることを期待しています!
寒くなった12月は持久力トレーニングの季節です。
600m or 800m測定、1分でゴールまでたどりつけ、シャトルランリレー150回、15分周回チャレンジ、エンドレス20分マラソンリレーと毎回異なる内容で持久力を高めました。
リレーと鬼ごっこを含めれば、12月はかなりの運動量となりました。
体力向上にはもってこいの季節です。
1月からはハードル走に走高跳と種目練習に戻ります。
引き続き、思いっきり体を動かしていきましょう!
キッズ
キッズの活動は季節に関係なく、走って跳んで投げてを繰り返しています。
ここにきて特に成長が見られてきたのが「投げる」です。
ボールやジャベボールでの的当ても、最初のころに比べて当たるようになってきました。
力と方向を調整できるようになってきた証拠です。
岐阜では10名を超える参加者となり当初はワチャワチャしていたものの、徐々に統制が取れてきました。
台車で引っ張ったり、平均台を利用したり、リレーをやったりと盛り上がっています。
大垣では参加者は少ないものの、棒幅跳に挑戦してみたり、走高跳をやってみたり、そりに重りを乗せて引っ張りたりと、こちらもいろいろなことに挑戦しています。
年内最後の活動日には、ピロティでのエンドレスリレーで1人20週も走りました。
いっぱい運動して体力を高める。
その中で調整力や瞬発力をしっかりと高めていく。
楽しさに中に、しっかりとした目的を持ってキッズの活動も行っています。
ランニング
10月からの土曜日には新たなエキスパートとして舩坂コーチにもお手伝いいただいています。
自身も中・長距離ランナーとしての実績を持ちながら、現在も大会に出場されています。
特に盲ランナーのガイドランナーとしても活躍中です。
実は今でも小学生の大会で走幅跳の大会記録保持者として名前が残ったりもしているんですよ。
そんな舩坂コーチを迎えたことで、練習の質もさらに高いものとなりました。
一緒に走り先頭になってペースを作ってくれることで参加者はかなり走りやすくなりました。
そこはガイドランナーとして培われた技術が生かされています。
ランニングでは、前半の体の使い方の練習、後半での走トレーニングという流れが基本となります。
この秋も前半ではミニハードルやメディシンボール、ステップ台に階段にリズムドリルと多様な運動を行っていました。
後半の走トレーニングでは、ショートインターバルにロングインターバル、LSDといったトレーニングを中心に各参加者にわせた強度設定で練習を行っています。
春・夏よりも高い強度設定でもメニューをこなせるようになっており、各参加者の成長を実感できました。
トラックシーズンの終わりには、自己ベストを更新していく選手が多く、また駅伝シーズンが始まってからは10月の清流駅伝、12月の小学生駅伝で区間賞を獲得した選手の他、多くの選手が活躍する姿を見ることができました。
寒い季節とはなりましたが、中長距離選手にとっては最も練習が行いやすい季節となります。
この時期にしっかりと負荷をかけ、来シーズンの成長につなげていきましょう!
2023年、みなさんにとってはどんな1年だったでしょうか?
RIXPERTにとって、今年の漢字は「躍」になるのではないかと思います。
躍動、活躍、飛躍、跳躍。
多くの選手の活躍と飛躍、RIXPERTにとっては躍動の1年となりました。
次の1年も良い1年となるよう、選手、保護者、関係者のみなさんの協力のもと、コーチ陣一同でがんばっていきます!
それではみなさん、良いお年を!
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