月刊RIXPERT 1月号

新年あけましておめでとうございます。
この2023年が良い1年となるよう、コーチ陣一同さらなるサービスの向上と充実に尽力してまいります。

さて、ここでは1年の締めくくりとなった2022年12月のRIXPERTの様子を振り返っていきます。

一番の変化は何と言ってもパーカーとウインドブレーカーの製作です。
パーカーはRIXマークが中心にあしらわれた黒と灰色の2種類、ウインドブレーカーは白とチームカラーの水色を基調とした爽やかなデザインとなっています。
RIXコーデに身を包み、寒い冬を乗り越えていきましょう

クラブ

12月から本格的な冬季練習がスタートしました。
ウォーミングアップでは2種類のサーキットトレーニングを中心に、縄跳びやメディシン投、ハードルドリルなど多様な練習を行っています。
中でもサーキットトレーニングは「これをやるだけでも強くなる!」という厳選した種目を詰め込んでいます。正しい動きで大きく速く。自分を追い込んでいきましょう。

また、冬季練習だからといって走り込みが中心になるわけではありません。
シーズンに向けた基礎的な動き作りを行いながら、全員でハードル走を行ったりジャンプトレーニングを行う日もあります。毎週火曜日は各専門種目に分かれて練習しています。
冬季練習でも動きの多様性を大切にしながら、来シーズンでの多種目への挑戦に向けた基礎作りも行っています。

スプリント・ハードル・ジャンプの動きは共に関連しあっています。
それぞれの動きを通して身体感覚を高めながら、いつの日か、そのつながりを理解できる日が来ることを期待しています。

また冬季練習では競技場以外の自然環境を活かした練習も大切にしています。
その一つが砂浜練習です。
12月は愛知県の知多半島にある新舞子マリンパークでの練習を行いました。
海無し県の我々にとっては、海が見えるだけでテンションが上がります。
波の音が聞こえる中、砂に足をとられながらのジャンプ、ダッシュを繰り返しました。

それ以外にも、階段や坂を使った練習、青木コーチによる指導、空手の動きを取り入れた練習、中学2,3年生の高校訪問練習など、振り返るといろいろな練習を行ってきました。
こうした環境の変化や練習内容の変化が、飽きやマンネリを防ぎます。長い冬季練習を上手く乗り越えるためにも、絶えず新たな刺激を求めていきましょう。

12/24,25の両日には県内の積雪により、大垣北公園、各務原の両競技場ともに雪に埋もれました。
もしかしたら練習できるんじゃないかと淡い期待を抱いて競技場を確認しに向かった写真がこちらです。
トラックは全く見えませんでした。

福島大出身の青木コーチからすると、雪国ではこれが当たり前です。
練習の最初は雪かきを行い、練習場所を作ることから始まります。
全国にはそんな練習をしているライバルがたくさんいます。
日々当たり前のように練習できていることに感謝しながら、そうした練習環境を大切に使用することも心がけていきましょう。

ジュニアプラス

オリンピアンの青木コーチの指導が始まって2か月を迎えました。
選手たちも青木コーチに慣れてきて緊張感も少しずつほぐれてきました。
丁寧な指導も好評で、選手たちの動きも目に見えて変化してきています。
ステップ台からのミニハードルジャンプなど、弾むことを意識した練習を多く取り入れ、選手たちの走りもリズム感が出てきました。

クラブの選手にとっても、そしてコーチ陣にとっても指導を受けられる時間が貴重なものとなっています。
普段の練習で行っているような動きでも、これまで着目していなかった体の部位に意識を向けるなど、オリンピアンだからこその感性の鋭さを垣間見ることができます。
「こういう意識もあるんだ。」
選手もコーチもそう実感する場面が多くありました。

12月は天候不良により青木コーチの指導予定日を変更する機会もありました。
継続した練習こそが一番なので、ぜひ1月は天候に恵まれることを願っています。
青木コーチが来てから雨が多い気がする。
そんな声も聞こえる中、青木コーチが雨女なのかは1月の天候次第となります。

ジュニア

ついに水曜日に雨が!
小雨でしたが、寒さもあり泣く泣く活動を中止にしました。
4月から始まった雨の降らない水曜日は8カ月で終了です。

木曜の大垣ジュニアは雨天もありましたが、大垣北小ピロティや北公園でも活動することができます。
一方、水曜日は雨天時の活動場所が継続した課題となっています。
どこかいい場所をお知りの方はぜひご連絡ください!

12月からは寒くなってきたこともあり、待ち時間をできる限り減らした活動となるようにしています。
1日の活動の流れがスムーズとなるよう、システム化をしてきたこともここで大きな成果を発揮してくれます。
活動内容の違いはあっても、基本的な流れが毎回同じとなるため、一つ一つの活動の切れ間が短い時間で進んでいきます。

年内最後の練習は年納めのエンドレスリレー!
岐阜でも大垣でも100m10本をリレー形式で走り切りました。
「きつい!」「こんなの無理!」
そんな声も聞かれましたが、やってみれればできてしまうものです。
そして終わってしまえば苦しさは無くなります。

きつい時間も苦しい時間も、1日の中でみればごくわずかな時間です。
1年の単位で見れば、あってないようなものです。10年の単位で見れば…。
そうです。キツさや苦しさなんて存在しない幻なんです。
1月は持久力がメインとなりますが、そのことをぜひ覚えておいてください!

キッズ

12月からは月曜日の陽南中でもキッズの活動がスタートしました。
まだまだ人数は少ないですが、全力で、そして何より楽しそうに体を動かす姿を見ると、もっと楽しませてあげたいと思ってしまいます。
どんどん楽しんでいきましょう!

この12月もいろいろなことに挑戦しました。
投能力向上に向けて、コーチ自作の牛乳パックめんこを行ったり、バトンの代わりにメディシンボールでリレーしたり、キッズでもエンドリレーを行ったりと盛りだくさんです。

キッズでは、一つの活動が10分~15分で終わるように構成しており、どんどんと次の活動に進んでいきます。また、遊びの要素も多く取り入れています。
集中力を持続させることがまだまだ難しい年代だからこそ、飽きを防ぐことを大切にしています。
そして、「やらされる運動」ではなく「やって楽しい運動」となるように心がけています。
2023年も思いっきり体を動かせる1時間としていきます!

ランニング

天候に恵まれない日もありましたが、12月も姿勢づくりに努めました。
15cmの高さの台を利用し、そこから落下しても膝や腰がつぶれないようにする姿勢づくりや、低反発マットを利用した不安定な足場での姿勢づくりを行いました。
また、裸足での動きづくりを行い足の裏への感覚を高めることも行いました。
自分の姿勢を感じとれる能力が高まることで、正しい姿勢の位置や、姿勢のズレが分かってきます。

こうした姿勢づくりを基礎としながら、12月はインターバル走やタイム測定などスピードを上げた走トレーニングも多く行いました。
これまでの自己記録を目安とした設定した以上のペースや距離で走れており、参加者の基礎的な能力の高まりを実感しました。

ロードレースでのベスト更新や、伸び悩みを感じていた参加者の駅伝での区間賞獲得など、確実な成果としても現れています。


一気に気温が下がり、冬が来たことを実感する12月となりました。
1月はもっと寒くなります。
寒さに負けない熱い気持ちはありますか?
シーズンに向け、がんばるべきはここです。
ここをがんばれば、結果は自然とついてきます。

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