身体感覚を研ぎ澄ます
先日、雨天により競技場練習を行えなかったため、岐阜大学にご協力いただき、体操場を使用した練習を行いました。
練習では、元オリンピック銅メダリストの山脇先生のサポートのもと、普段とは違った練習を行いました。
壁やバランスボール、平均台を利用して、体の軸や姿勢づくりについて学びます。これまでとは違った視点からの学びとなり、とても新鮮でした。
はじめての動きにとまどいを見せる選手も多いですが、中には器用に体を動かすことができる選手もいます。
特ににトランポリンを使った練習では、体の軸を上手く作れるかがはっきりします。最初は遊び感覚を残しながら跳び跳ねる選手たちですが、体の中に意識が向くようになってくると表情も真剣となり動きにも変化が現れてきました。
また、山脇先生からは形だけではなく、感覚の部分がとても大切になってくることを教えていただきました。
この点は、陸上競技でも同様です。
自分の体のみを使って動きを表現する。その点に陸上競技も体操競技も違いはありません。そして自分の体を操作できるのは他の誰でもなく自分自身です。
自分の体がどう動いているか。そして体のどこの部分をどう動かそうとするか。
身体感覚が研ぎ澄まされ、この部分が理解できてくると、陸上競技は何倍も奥深く面白いものになります。
RIXPERTでは、高い専門性とともに、運動の多様性についても重視しています。
陸上競技の練習ばかりでは身体感覚は研ぎ澄まされません。
体操をはじめとした多様な動きを通して身体感覚を研ぎ澄まし、そして陸上競技の高い専門性を身に付ける。
この形こそが選手のパフォーマンスを高め、何より陸上競技をより深く楽しめるようにしてくれるものになります。
今後のRIXPERTの運動の多様性にもぜひご期待ください!
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