暑く熱い1日

7月21日(日)に浅中競技場にて小学生交流・交歓陸上が行われました。
800mを除く5,6年生の種目の優勝者は9月に国立競技場で行われる全国小学生陸上に、2位以下の5名が8月に岐阜で行われる東海選手権に出場することができます。
前週の中学生の県中学総体に続き、小学生にとっても1年のうちで重要な大会となります。
それぞれの目標に向かって1~6年生の選手たちが躍動しました。

RIXPERTから出場
小2 男子 50m 10.64 1.2 予8
小3 男子 80m 12.86 -1.6 予1
小3 男子 80m 12.74 -0.8 決1 PB
小3 男子 80m 13.84 -1.0 予2
小3 男子 80m 15.08 -1.9 予7
小4 男子 80m 12.79 -1.7 予3 PB
小4 男子 80m 13.08 -0.5 予3 PB
小4 男子 80m 13.12 -0.5 予4 PB
小5 男子 100m 14.40 0.1 予1
小5 男子 100m 14.10 -0.1 決5 PB
小5 男子 100m 15.65 0.1 予4 PB
小5 男子 100m 16.95 -0.5 予7
小5 男子 100m 17.39 -1.4 予4
小5 男子 100m 17.52 0.7 予6 PB
小6 男子 100m 13.43 1.0 予1 PB
小6 男子 100m 13.29 1.4 決4 PB
小6 男子 100m 14.15 1.5 予2 PB
小6 男子 100m 15.14 1.7 予6 PB
小6 男子 100m 15.48 1.5 予5 PB
小6 男子 800m 3:08.30 組8 総22
小4 男子 走幅跳 2m89 -0.2 決9 PB
小4 男子 ジャベ投 24m63 決5 PB
小6 男子 コンバインドA 1516 決10 PB
小6 男子 80mH 15.72 コA655 PB
小6 男子 走高跳 1m15 コA861
小6 男子 コンバインドA 1079 決19 PB
小6 男子 80mH 18.95 コA103 PB
小6 男子 走高跳 1m25 コA976 PB
小5 男子 コンバインドB 1519 決20 PB
小5 男子 走幅跳 3m64 0.0 コB792 PB
小5 男子 ジャベ投 32m81 コB727 PB
小1 女子 50m 10.17 -0.4 予2 PB
小1 女子 50m 10.15 -1.1 決7 PB
小1 女子 50m 10.19 -1.0 予4
小2 女子 50m 9.13 -1.5 予1
小2 女子 50m 9.02 -1.3 決1 PB
小2 女子 50m 9.73 -1.0 予3
小2 女子 50m 10.50 0.5 予5 PB
小3 女子 80m 14.21 -1.8 予3 PB
小3 女子 80m 14.72 -0.6 予4
小4 女子 80m 13.13 -1.6 予2
小5 女子 100m 14.72 -1.0 予1 PB
小5 女子 100m 14.87 0.5 決5
小5 女子 100m 15.22 -1.1 予2
小5 女子 100m 17.80 -0.7 予7
小6 女子 100m 13.46 -0.7 予1
小6 女子 100m 13.38 -0.4 決1 PB
小6 女子 100m 14.16 1.2 予1 PB
小6 女子 100m 14.14 -0.4 決5 PB
小6 女子 100m 15.32 -0.2 予3 PB
小6 女子 100m 16.81 -0.2 予6 PB
小6 女子 コンバインドA 1607 決7 PB
小6 女子 80mH 15.53 コA688
小6 女子 走高跳 1m20 コA919 PB
小6 女子 コンバインドA 1588 決8 PB
小6 女子 80mH 15.64 コA669 PB
小6 女子 走高跳 1m20 コA919 PB
他団体から出場
小4 男子 800m 2:58.56 組8 総9 PB
小6 男子 800m 2:29.78 組1 総1
小6 男子 800m 2:52.53 組2 総13
小4 女子 80m 15.09 -2.0 予7 PB
小5 女子 100m 16.01 -0.7 予4 PB
小6 女子 100m 15.83 -1.5 予4 PB
小6 女子 800m 2:43.32 組2 総2

朝から暑い…。
梅雨明けしたこともあり雨が降らないのはありがたいのですが、待機場所を設営するだけで汗だくになります。
また、本大会は日清食品が主催ということもあり、800mを除く5,6年生の参加者には毎年カップヌードルなどの粗品がプレゼントされます。
参加者が来るまでにこの仕分けを行うことが毎年の朝一の闘いとなっていましたが、なんと今年は参加者が全員もらえることに。
大型のキャリーカートにあふれるほどの粗品を、補助員の中学生にも手伝ってもらいながら袋詰めしました。

競技はコンバインドAのハードル競技からスタートです。
コンバインド競技はAが「ハードルと走高跳」、Bが「走幅跳とジャベボール投」の2種目がセットなり、各種目の記録を得点化し合計点で順位を競います。
RIXPERTからはAに男女2名ずつ、Bに男子1名の選手が出場しました。

コンバインドAはハードル走に走高跳と専門性の高さが求められます。
種目練習を始めたのも5月以降となる中で、最初は3歩で走ることもままらなかったハードルもゴールまでしっかりと走り切ることができました。走高跳も男女ともに上位の記録を残せています。
6年生女子選手が7,8位と入賞しましたが、男女ともにまだまだあらけずりな動きです。

でも、それでいいんです。
小学生段階では完成度を高めすぎる必要はありません。
今は色々な種目へ挑戦することと、何より結果にとらわれ過ぎず楽しむことを大切にしていきましょう!

コンバインドBに挑戦した5年生男子選手は2種目とも自己記録を更新し、全体では20位、同学年内では5位となる結果でした。
ジュニアやプラス、ランニングと多様な活動に参加してきた成果が発揮されており来年にも期待が高まります。

男女1,2年生の50mでは、予選のアップを行う9時でも危険な暑さとなり、熱中症にならないよう最小限に抑えました。
1年生女子では双子の姉妹が0.02秒差で決勝進出を分かつこととなったり、2年生女子では0.001秒差で惜しくも決勝進出を逃したりしました。
でも、低学年のうちからそんな細かい数字を気にする必要はありません。
全力でがんばってくれたらそれで十分です。

午後に行われた決勝では1年生女子が7位、2年生女子が優勝をしました。
2年生女子選手は風の違いはありましたが、全体の2番手のタイムでの予選通過からの優勝となり、持ち前の勝負強さを発揮しました。
陸上競技の原点は「かけっこ」です。
相手より速く走ろうとがんばる。
その気持ちを忘れないで欲しいと思います。

男女3,4年は昨年から80mでの実施となります。
2年前までは3年生から100mで行われていましたが、運動時間の長さを考慮して昨年より80mとなりました。
3年生では男子選手が予選をトップタイムで通過し、決勝も自己記録を更新する大会新記録での優勝となりました。
これで1年生から続く3連覇となりますが、負けられないプレッシャーを感じる必要なんてありません。
結果や順位は他の選手があってのもので、目を向けるべきは自分自身です。
小学生のうちから「他の選手を気にした陸上競技」になってしまわないように。クラブ全体として小学生の特に低学年のうちは結果に対して過度な称賛を行いすぎないようにしていけたらと思います。

4年生男女ではともに決勝まであと0.1~0.2秒程度に迫りました。
初の大会出場やスパイクの有無、練習量などを考えれば今後の伸びしろも十分な選手たちです。
だからこそ目先の結果にこだわらず、さらに伸びしろが増えるように色々なことこ挑戦していきましょう。
そのためのジュニアの活動です。
また、ジャベリックボール投で4年男子選手が5位入賞、走幅跳にも4年生男子選手が出場しました。
こうした経験をもとに、来年以降のコンバインド種目への挑戦につなげていってくれることを期待です。

男女5,6年100mには全員がジュニアプラス参加者となる選手達が出場しました。
ウォーミングアップではRIXアップ①、スプリントドリル、流し、ダッシュと普段の練習で行っている流れを落ち着いて行うことができました。
いつものメンバーでいつもの流れを行うことができるのもジュニアプラス選手たちならではです。

予選では参加した多くの選手が自己ベストを更新し、中には1秒以上の自己記録更新となった選手もいました。
ジュニアプラスと言えど練習量が多いということはなく、体力トレーニングもあまり行っていません。
中心に行ってきたのは姿勢作りと動き作りです。
その中で体の発達に合わせて記録がしっかりと伸びてきました。
中学生以降を見越してのジュニアプラスです。

決勝には5年生男女と6年生男子で1名ずつ、6年生女子では2名の計5名が進みました。
5年生では男女ともに5位入賞。
上位入賞まであと一歩でしたが、その差は来年以降でしっかりと詰めていきましょう。
6年生では男子が4位。これが100mは3試合目となる選手で走るたびに自己記録を更新しています。
火曜の1部の時間に基礎練習をしっかりと行っているだけに姿勢とフォームが良くなってきました。

6年生女子では1名が2,3位と接戦の5位入賞。決勝の舞台でも自己記録を更新しての堂々の入賞です。
また、1名が昨年に続く優勝をかざり全国大会の出場を決めました。
こちらも向かい風の中で自己記録を更新しての堂々の優勝です。
追い風であれば大会新記録も期待できたほどの記録水準となり、全国の舞台では昨年進出したC決勝以上を目指していくことになります。

6年生では800mにもRIXPERT選手たちが出場しました。
厳しすぎる暑さの中でのレースとなり、記録を期待するには厳しいコンディションとなりましたが、無事に走り切れて何よりでした。
ランニング参加者が男子で1位、女子でも2位となるなど、活躍も目覚ましいものがあります。

今回の大会の結果で、9月の全国小学生陸上に1名、8月の東海小学生陸上には6位内に入賞した5,6年男女100mの1名ずつに加え、繰り上がりで6年男子100mで1名、女子コンバインドAで1名の計6名が出場することとなりました。
大会に向けて特別に何かをしたということはありません。
中学生以上の選手達という最高のお手本を見ながら、日々の練習で少しずつ積み重ねてきているだけです。
そしてこれから先もそれは変わりません。

今後も小学生は勝負に偏り過ぎず、完成度を求め過ぎず、あらけずりでいきましょう!

厳しすぎる暑さの中、補助員を行ってくれた中学生選手たち、保護者や関係者の皆さん、本当にありがとうございました。
今年も無事に大会を終えられて何よりです。

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