投てきの軌跡

11/30(日)にメモリアルセンターにて長距離記録会兼強化記録会が行われました。
1月に行われる都道県駅伝の選考会として長距離種目が行われたほか、投てき種目として円盤投、ハンマー投が行われました。

RIXPERTから出場
男子 5000m 16:33.34 組1 総27 PB
中2 男子 円盤投 34m25 決1
中2 男子 円盤投 27m89 決2 PB
中3 女子 1000m 3:27.86 組2 総4 PB
中2 女子 円盤投 29m12 決7 PB
中3 女子 円盤投 32m31 決6
中2 女子 ハンマー投 21m85 決13 PB
中3 女子 ハンマー投 22m15 決12 PB
他団体から出場
中2 男子 1000m 3:03.22 組12 総12 PB
中2 男子 1000m 3:10.26 組17 総18 PB
中2 男子 1000m 3:30.00 組10 総33
中1 女子 1000m 3:26.72 組2 総3 PB
中2 女子 3000m 12:33.05 決20 PB
中1 女子 円盤投 18m30 決14 PB

中長距離種目にはランニングの舩坂コーチを始めとしたランニング選手たちの出場に加え、短距離選手たちの出場もありました。
女子では200mを得意とする3年生選手が前半からつっこみ全体の4位となりました。
スプリント力が高まり、ハードルも跳べ、持久力もあるというオールマイティぶりを見せ、高校生では400mHへの期待も高まります。

投てきでは円盤投に男子2名、女子3名が出場しました。
男子ではU16大会で全国の舞台を経験した2年生選手が1位となりました。
さらなる高みを目指すためにフォーム改善に励んでおり、記録よりも内容にこだわる大会となりました。
また、9月末の新人戦では100mで入賞した2年生選手が自己ベストを更新する投てきを見せました。
来年もスプリントと投てきの二刀流という岐阜県でも彼しかできない活躍に期待です。

女子では1年生選手が練習の成果を発揮し20mに迫る投てきを見せました。
また、2年生選手は30m目前となる自己記録更新となり砲丸投と合わせて来シーズンの活躍に期待が高まります。
中学生としては最後の大会となる3年生選手は4投目に自己ベストに20cmと迫る自己歴代2位の記録を残します。
そして記録をねらった渾身の5,6投目。
惜しくも記録を伸ばすことはできませんでしたが、中学生最後となる大会で力いっぱい投げ切りました。

投てき勢の活躍に厚みが増した2025年シーズンでしたが、思い返せばこの3年生女子選手が1年生だった23年7月のクラブへの入会が契機となりました。
それまでも投てき種目に出場していた選手はいましたが、クラブでの練習は短距離を基本としており、今のような投てきブロックの形はありません。
そうした中、投てきを専門に行いたいということで最初は混成種目に出場経験のある中コーチや投てきの指導経験もある野村コーチが担当したりしていました。

同じ頃には1学年上の男女の投てき選手が入会し、冬には当時は小学生だった現2年生女子選手の入会もありました。
投てきをどうしていくか。
クラブとしても課題としていたちょうどその時、縁があり棚橋コーチと出会いがありました。
そして24年2月から棚橋コーチの指導が始まり、24年6月の2年生男子選手の入会へとつながっていきます。
3年生女子選手の入会からの1年が、RIXPERTの投てきの礎を築いたと言って過言ありません。

あの時の入会が無ければ、棚橋コーチとの出会いが無ければ、今の投てきブロックはありませんでした。
そして、今では新たな投てき選手の入会や多種目の流れでの投てき種目の出場も増えてきました。
全てが相乗効果を生み、RIXPERTの活動はさらに充実したものになっています。

中学生最後となる今大会の3年生女子選手の投てきが、これまでの投てきブロックの軌跡を思い返させてくれました。
偶然が重なりあった奇跡としか言いようのない出会いの数々ですが、思い返せばこれが運命であり必然であったのかもしれません。
選手達の物語はまだまだ続いていきます。
来シーズンの投てき勢の活躍にも大注目です!

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