月刊RIXPERT 8,9月号

7,8月と続いた重要大会も一端の区切りとなりました。
9月に入ったといってもまだまだ暑い!
日本から秋はなくなってしまうのでしょうか。

大会がメインとなったこの7,8月ですが、その中でのRIXPERTの日常をまとめていきます。
この期間に行われた夏祭りや各大会の詳細は各ブログをご覧ください。

クラブ

7月頭の通信陸上から始まり、月末の県中学、8月に入ってからの東海中学、全国中学、U16陸上と今年の最大目標となる大会がこの2カ月に詰め込まれました。
年度当初から、1年間のトレーニングの流れはここにピークが持ってこられるように計画してきています。
7,8月はその仕上げの期間として、練習量は少なく、疲労を抜きながら体のキレを増していきました。
日によっては40人を超える練習参加者もある中、各ブロックが集中して練習に取り組みました。

7月の県大会前にはメモリアルセンターの補助競技場で最後の仕上げ練習を行いました。
また、7月末には県陸協主催で行われたメモリアルセンターの本競技場開放練習にも参加しました。
8月に入ってからは第1回高校訪問練習会として、高校の練習会にもお邪魔させてもらいました。
主要大会が一段落し、中学3年生達は進路が気になりだす時期になります。
高校へとつなげる。
その使命を果たせるよう、今後も定期的に高校訪問練習をさせてもらえたらと思います。

夏休みの時期を利用したパーソナルトレーニングにも多くの選手が利用してくれました。
パーソナルトレーニングだからこそ、選手一人ひとりの動きと向き合うことができ、変化のきっかけを生み出すことができます。充実した夏休みとなりました。
ここからは1,2年生は秋の新人戦、そして来年のシーズンに向けて、3年生はこれまでの集大成として秋のシーズンに挑んでいくこととなります。
それぞれの目標に向かい、飛躍の秋としていきましょう!

ジュニアプラス

小学生の大会は7月の県選手権招待、交流・交歓陸上、8月の岐阜市民陸上、東海小学生の4大会となりました。
専門的な練習を行っているだけあり、大会結果を見てもジュニアプラスの選手の活躍が大いに目立ちました。
大会結果は一番の自信となります。
賞状をもらえた。自己ベストが出せた。
その一つ一つが自信につながり、そして、これからの陸上競技の継続へつながっていくと思っています。

一方で、専門性が高まるということは多様性を失うということでもあります。
まだまだ小学生の段階では焦ることなく、いろいろなことに挑戦していきましょう。
専門性と運動量の差は埋められます。
身体感覚はこの段階だからこそ高まりやすく、後からその差を埋めることは簡単ではありません。
走・跳・投と何でもできる選手を目指していきましょう!

ジュニア

昨年1年全く雨が降らなかった埋め合わせをするかのように、水曜日が雨にたたられました。
夕方になると雨が降り出す。雨は降らなくても雷が鳴り響く。
天気予報とにらめっこをしながら、実施の有無の判断に苦しみました。

そんなジュニアは走高跳や1kgのソフトメディシン投に挑戦しました。
走高跳ではただ高くとぶだけでなく、左右どちらの足でも上手く跳べることをめざしました。
1kgソフトメディシンでは、フロント投やバック投、砲丸投に回転投といった多様な投げ方にも挑戦しました。

アップではRIXドリルにミニハードル、ラダーやハードルといった多様な運動に取り組んでいます。
メインの活動後はリレーに鬼ごっこと体力向上を図っています。
暑い夏でも、夜になれば日中よりは涼しく運動を行えます。
休憩をしっかりと取りながら、この夏も熱中症とみられる症状と出会うことなく夏を終えられ何よりでした。

キッズ

主要な大会が続く中、和気あいあいと行えるキッズの時間はコーチ陣にとっても憩いの時間となります。
走高跳や1kgメディシンなど、ジュニアで使う道具を使ったりしながら、キッズ仕様の活動も行いました。

どれだけ高く跳べるか。
重いものをどれだけ遠くに投げられるか。

キッズもそこに夢中になり、そして全力で取り組みます。
こちらが何も言わなくても動きが最適化されていくこともあります。

そりに乗せた重りを引いたり、的に向かってボールを投げたり、人という動物が持った本能を刺激しながら、多様な運動を行っています。
水曜のキッズは時にはジュニアと混ざってのリレーを行うこともありました。

大きく、速く、タイミングを合わせ、ねらいに向かって動く。
そんな動きができることを目指していきましょう!

ランニング

暑い時期となり、朝や夕方に時間をずらしての実施としましたがランニングにとっては厳しい時期となりました。
そんな中でも、ラダーやバランスマット、ミニハードルに競歩ドリル、尚子ロードやメモリアルセンターでは階段トレーニングと、これまでに続きいろいろな練習を行いました。

接地感覚を磨く。
身体感覚を高め適切な姿勢を保持する。
正しい足さばきを定着させる。

短距離選手にも中長距離選手にも等しく必要なことです。
そして、中長距離ではあまり重要視されていないことでもあります。
だからこそ活動の前半でしっかりと取り組み、「速く走る」ことを目指していきます。

後半の走トレーニングではロングジョグ、ショート/ロングインターバル、タイムトライアルと暑い中でもしっかりと負荷をかけられる練習を行ってきました。
7月に行われた小学生交流陸上800mの男女の優勝者が競り合うなど、質の高い練習が見られました。

秋からは駅伝シーズンが始まります。
RIXPERTからも10月に郡市対抗で行う清流駅伝の代表選手に選ばれています。
この夏の練習成果を発揮し、ぜひ活躍してくれることを期待しています!


重要な大会が続いたこと、そして夏祭りに全力をそそいだことで、あっという間の夏休みでした。
身体的にも精神的にも大変な期間となりましたが、これまでにない充実感を感じられる期間にもなりました。

しかし、これで満足していてはRIXPERTは県レベルのクラブチームで終わってしまいます。
この夏の成果を基礎としながら、一歩ずつ地面を固めていきましょう。

秋シーズンも全国大会をはじめ、まだまだ大会が続きます。イベントも計画中です。
RIXPERT全体として、この秋も大いに盛り上がっていきましょう!

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