12/29(木)に2022年の練習納めとなる全会員対象のRIXPERT練習会を行いました。一時は小雨がぱらつく天気となり、グラウンド状況も含めて実施が心配されましたが無事に練習を行うことができました。
キッズ・ジュニア・クラブ・ランニングの各参加者が集まり、下は年長5歳から上はマスターズ75歳まで、さらにはOB・OGも参加をしてくれ、70名に迫る人数での実施となりました。
ウォーミングアップでは、多年代で構成される8個のグループに分け、中学生を中心とした年長者たちに任せて行いました。
ドッジボール、ラダー、縄跳び、鉄棒、ステップ台など、これまでに行ってきた多様なアップを参考にしながらも、色々な道具を使用して柔軟に行ってくれました。
リーダー性を発揮してチームをまとめる姿、小学生に動きを教える姿など、中学生にとっても大切な成長の時間となりました。
その後は走りの基礎トレーニングとして、ミニハードルとハードル走を行いました。
RIXPERTといえばミニハードル。改めて走りの基礎を確認しました。
小学生にとっては年上の参加者の動きが何よりの見本となります。
ハードル走ではリレー形式での競走を行いました。
速く走って跳ぶ。
リレー形式で行うからこそ、この単純な動きに磨きがかかります。
3台ほどパイプハードルが大破しましたが、参加者にケガがなかったので問題ありません。
そして全員でのリレー!
先に作った8グループでのリレーとなります。
時にはバトンミスがあったりしながらも、抜きつ抜かれつの大盛り上がりでした。
「中学生速すぎ!」
そんな声が小学生から聞こえてきましたが、君たちが中学生になるころにはきっと同じことを言われていると思います。
競走としてのリレーだけでなく、未来のRIXPERTにもバトンをつなぐリレーとなりました。
最後にはグラウンド全体を使用して全員での鬼ごっこを行いました。
南部コーチが最初の鬼となった増やし鬼です。が、中々捕まらない。鬼が増えていきません。
少しずつ鬼が増えていきながら、小学生が中学生を追いかけまわすなど、鬼ごっこマスターの称号をかけた熱い闘いが各地で繰り広げられました。
ラスト1秒で捕まる参加者もいるなか、見事6名の参加者が逃げ切り鬼ごっこマスターの称号を手にしました。
集合後は記念写真を撮影して第一部の活動が終了。
昨年が約40名。今年が約70名。こうなると来年は100名でしょうか。
OB・OGの帰ってくる場としても恒例の年末イベントにしていけたらと思います。
今回始めて顔を合わせる参加者もいます。
普段はあまり接することがない多様な年代の参加者がいます。
それでもリレーや鬼ごっこをしたりすれば盛り上がれます。
年代や性別を超えて参加者全員が楽しめるものがどれほどあるでしょうか?
これこそがスポーツの持つ価値であり、かけがえのないものです。
そこに気づいてくれているでしょうか?
大会で好成績・好記録を残すことももちろん大切です。
しかし、こうしたスポーツの持つ普遍的な価値を感じられることも同じくらい大切なことです。
人生にスポーツを。
そして豊かな人生を。
スポーツに携わる者として、全ての参加者に願う思いです。
そして第二部のスタート。
中学生以上の練習納めの走り込みとして、50m×10本×3セット。
思い残すことなく、1本目から全力です。
きつい中でどれだけ力を発揮できるか。
こうした練習の中でしか養うことができない大切な力です。
残念ながら時間の関係で2セットまでしか行うことができず、参加者からも「残念!」「もっと走りたかった!」という言葉が満面の笑みとともに聞こえてきました。
3セットできなかったことは残念でしたが、充分に追い込むことができ、1年を締めくくるにふさわしい練習となりました。
来年こそはタイムマネジメントをしっかりと行い、必ずや3セット追い込みましょう。
本当にみんなよくがんばりました!
最後に、2022年の各活動に多くの方に参加いただき、コーチ一同感謝申し上げます。
設立間もなく至らぬ点も多くありましたが、多くの方に助けていただきながらここまで来きました。
まだまだ未熟なRIXPERTですが、選手とともに成長していきます。
どうぞ来年もよろしくお願いいたします。
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