どうせなら高い山を目指して

7/2(土)，7/3(日)に岐阜県選手権の2日目、3日目が行われました。
県内では最も権威がある大会で、中学生から一般までが参加するレベルの高い大会となりました。
また、6月の小学生陸上での決勝進出者6人が招待レースに参加しました。

7/2の2日目は灼熱のコンディションの中での試合となりました。
中学生でただ一人200ｍに出場した大石選手は、向かい風の中で大きくベストを更新し、全中標準にあと0.01秒に迫る好タイムを記録しました。

翌週の通信陸上で標準記録を突破すれば全国大会の出場権を獲得できます。
昨年の秋からケガで苦しんだ分、こうして走れることに感謝しながらの挑戦となります！

そして、我らが中コーチが走幅跳で6位に入賞し、東海選手権の出場権を獲得しました。一体いつ練習しているのか…。さすがとしか言いようがありません。
中コーチ本人いわく、
「RIXPERTの練習を通して、改めて学ぶことがたくさんあった。スプリントの理論も学べ、助走の感覚が良くなった。」
とのことです。

またRIXPERTオンライン利用者の石原選手も6m82で8位入賞！
実に6年ぶりの県選突破となり、細かな課題設定や、トレーニング計画、当日の試合運びに至るまで、オンライン指導を一年受けた結果が実を結びました。おめでとうございます！

7/3の3日目は、前日とは打って変わり雨の中でのレースとなりました。まして、100m予選が始まる頃には雨脚が強くなるという悪コンディションとなりました。

RIXPERTからは男子100mに前日の大石選手、女子100mには大会最年少となる中1選手をはじめ、8名の女子選手が参加しました。
男子はさすがにレベルが高く予選敗退となりましたが、女子では5名の選手が見事準決勝進出を果たしました。

翌週の通信陸上を考えると、悪コンディションの中でのレースはリスクとなることも考えました。しかし、選手の将来を考えると、岐阜県選手権の準決勝でトップ選手の走りを体感できることは、何よりの意義のあることになります。

中学生同士、まして同学年同士の闘いに目を向けていては、成長もそのレベルで止まってしまいます。

周りには高い山があります。

目の前の山を一歩一歩登りながらも、遠くにある高い山は絶えず目に入れていなくてはいけません。どの山を目指すかが、その人の限界を決めるといっても過言ではないでしょう。

速くなる一番の近道は、自分より速い人と走ること。

自分との違いを感じ、違いを見つけることが速くなるための一歩になります。
今回の県選手権の経験は、選手の可能性を広げてくれる貴重な経験となりました。

いつの日か、この岐阜県選手権で決勝に行くことを目指していきましょう。
例え途中で下山することになったとしても、より高い山を目指した方が良い景色が見られます。