青春の力

7/23(土)、24(日)に岐阜県中学総体が行われました。
標準タイムを切ると愛媛で行われる全国中学総体に、また6位以内入賞で三重で行われる東海中学総体に出場できます。
中学生を主体とするRIXPERTにとって、年間での最重要大会となり、この大会に向けてトレーニングを計画してきました。また、今年度からは地域クラブからの出場が可能となり、RIXPERTとしても初の県中学総体出場となりました。

RIXPERTから出場
中1 男子 100m 12.44 -0.1 予1
中1 男子 100m 12.10 1.8 決2 PB
中1 男子 100m 13.51 0.0 予1
中2 男子 100m 11.98 -1.3 予1
中2 男子 100m 11.70 0.1 決2 PB
中1 男子 1500m 5:42.32 予9 PB
中3 男子 3000m 11:22.95 決22 PB
中2 男子 走幅跳 6m47 0.4 予1 PB
中2 男子 走幅跳 6m41 0.3 決1
中3 男子 走幅跳 5m42 -0.6 予13
中1 女子 100m 13.91 -0.7 予1
中1 女子 100m 13.43 1.5 決5 PB
中2 女子 100m 13.37 -2.0 予1
中2 女子 100m 12.84 1.9 決4
中2 女子 100m 14.11 -0.4 予2
中3 女子 100m 12.81 -0.9 予1
中3 女子 100m 12.68 0.9 決2
中3 女子 100m 12.93 0.5 予1
中3 女子 100m 12.77 0.9 決3
中3 女子 200m 28.61 -0.2 予2 PB
中3 女子 100mYH 15.33 1.5 予1
中3 女子 100mYH 15.14 1.2 決2
中3 女子 走高跳 1m30 予8
中2 女子 走幅跳 5m38 0.7 予1 PB
中2 女子 走幅跳 5m22w 2.6 決1
中3 女子 走幅跳 4m53 0.2 決8
中3 女子 走幅跳 4m76w 2.8 予4
他団体から出場
中1 男子 100m 12.72 1.7 予2 PB
中1 男子 100m 12.55 1.8 決8 PB
中1 男子 100m 14.12 0.4 予4 PB
中2 男子 100m 11.92 1.5 予1 PB
中2 男子 100m 11.98 0.1 決7
中2 男子 100m 12.05 -1.1 予1
中2 男子 100m 13.11 1.5 予6 PB
中3 男子 100m 11.61 -0.2 予1
中3 男子 100m 11.34w 2.8 決3
中3 男子 100m 11.67 -0.7 予1 PB
中3 男子 100m 11.46w 2.8 決6
中3 男子 100m 11.99 -0.8 予1
中2 男子 200m 25.71 -1.1 予2 PB
中3 男子 200m 24.58 -1.3 予1
中3 男子 400m 53.96 予1
中3 男子 400m 54.29 決3
中3 男子 800m 2:07.70 予1 PB
中3 男子 800m 2:15.98 決8
中1 男子 1500m 5:02.97 予3
中1 男子 1500m 5:35.30 予11
中3 男子 110mYH 15.76 -1.6 予1
中3 男子 110mYH 15.39 1.8 決1 PB
中2 男子 走幅跳 NM
中3 男子 走幅跳 6m13 0.2 予2
中3 男子 走幅跳 6m00 1.3 決6
中1 女子 100m 14.85 -0.9 予3
中1 女子 100m 14.87 -1.5 予4
中1 女子 100m 15.19 -0.5 予3
中1 女子 100m 15.81 -0.4 予3
中2 女子 100m 13.52 -1.6 予1
中2 女子 100m 13.21 1.9 決7 PB
中2 女子 100m 14.62 -2.1 予2
中2 女子 100m 14.70 0.8 予4 PB
中3 女子 100m 13.52 -2.4 予1
中3 女子 100m 12.85 0.9 決5
中1 女子 200m 31.58 -0.2 予4 PB
中3 女子 200m 27.58 -1.3 予1 PB
中3 女子 200m 27.64 -0.2 決7
中2 女子 100mYH 18.25 1.1 予4
中3 女子 100mYH 15.56 1.1 予1 PB
中3 女子 100mYH 15.42 1.2 決3 PB
中3 女子 100mYH 16.15 -0.2 予1 PB
中3 女子 100mYH 15.88 1.2 決6 PB
中1 女子 走幅跳 NM
中1 女子 砲丸投 NM
中2 女子 砲丸投 9m22 予8 PB
中2 女子 砲丸投 8m89 決9

昨年までは各地区の予選会で6位以内の選手が県大会に出場できましたが、今年からは地区予選が無くなりました。その関係で参加人数が多く、1,2年生の100m予選はサブトラックでの実施です。3年生100m予選はメイン競技場で行われました。
メイン・サブのどちらも南に向かって走るメモリアルセンターでは、南風が吹く夏場は向かい風になりやすい競技場です。今大会も例にもれずあいにくの向かい風となり、記録は伸びませんでした。
順当に予選を通過する選手、自己記録を更新での決勝進出を決める選手がいる一方、思うように力を発揮できなかった選手もいます。まだまだ技術が安定しておらず、時には失敗することもあります。そして、安定してないからこそ予想を超えるタイムが出せるときもあります。これも陸上競技です。

100mの決勝には11名の選手たちが進みました。
そして100m決勝はメインストレートを逆走する形での実施です。
昨年の競技場改修で逆走ができるようになり、昨年岐阜で行われた全日本実業団では100mHで逆走し日本新記録も生まれています。
決勝は絶好の追い風となりましたが、2,3,6位を占めた3年生女子ではあと一歩標準記録には届きませんでした。
3年生男子では学校からの出場となる選手が3,6位。6位の選手は1年前と比べると1秒以上もベストを伸ばしての歓喜の入賞です。本当にこの1年で大きな成長を見せてくれました。

2年生では男子が2,7位、女子が4位と続きました。男子の2位の選手は小学生時代から世代のトップレベルで走ってきた選手です。周りの選手が追いつき、追い越していく中、自身の走りを見直し走り方が変わってきました。その成果もあっての2位に、小学生時代とはまた違った喜びがあったと思います。

1年生でも男子が2,8位、女子が5位と続きました。先輩たちの成長を見ると、1年生選手たちは未知の可能性であふれています。決勝に進めなかった選手たちも、1年、2年という時間があれば間違いなく大きな成長を見せてくれます。遠い道のりでも、一歩一歩進んでいけばいつかはたどりけます。時には休憩しながらも、一歩を踏み出し続けられる選手に成長していきましょう。
100mでは決勝に進んだ11名の選手のうち、9名の選手が見事東海大会出場を決めてくれました。

男子400mでは3年生男子選手が予選から記録を狙っての爆走。
さすがに後半では苦しくなりましたが、覚悟と気合を感じさせる前半のつっこみでした。
暑さとエネルギーを使い過ぎたことが影響したのか、決勝前には足をつるアクシデントがありながらも決勝は気合の走りで3位入賞。見事に表彰台を決めました。

走幅跳予選では男女ともに2名の選手が決勝進出を決めました。
共にトップ通過を果たした2年生選手は、いずれも自己ベストを更新です。そして、全中の標準記録まであと7,8cmという僅差に迫り、翌日への期待が高まりました。

各学校からの出場となった低学年リレーでもRIXPERT選手たちが活躍をしました。
中でも女子の低学年リレーでは、アンカーの2年生女子選手がごぼう抜きを見せ、2位に入る活躍を見せました。


2日目も暑すぎる晴天に恵まれた中での大会となりました。
最初の種目で行われた3000mは暑さもあって苦しいコンディションとなりましたが、3年生男子選手がしっかりと走り切りました。

ハードル勢では男子1名、女子3名が決勝に進出。3名は昨年の新人戦でも上位を占めた選手でしたが、1名の女子選手は県大会レベルでの初の決勝進出です。課題だった後半の走りが大きく改善し、見事な走りを見せてくれました。
決勝では、風を考慮し前日の100mに続く逆走での実施です。
通信大会で全国の標準記録を突破した3年女子選手は、さらなる記録更新を目指しました。しかし、スタートの飛び出しが良すぎ、1台目でまさかのチョコチョコ走りに。そこからの追い上げは見事でしたが、1位の選手をとらえるまでにはいきませんでした。
また、2名の女子選手も自己記録を更新し3,6位と続き東海大会出場を決めました。

男子では有力選手が転倒するというアクシデントがあったなか、冷静に最後まで走りきった3年生男子選手が見事に優勝。通信大会での反省点を修正し、ゴール後には思いのこもったガッツポーズを見せてくれました。

男女の200mでは1名の3年生女子選手が決勝に進出。7位となりましたが、春先の不調からよくぞここまでコンディションを上げてきました。また、0.5秒の自己ベスト更新となった3年生女子選手もまだまだ伸びしろを感じさせてくれる走りでした。今大会を目標にしてきましたが、完成はまだ先です。

記録への期待が高まった男子走幅跳では、2年選手が2回目に6m40台の好記録への期待が高まりました。3,5,6回目では、記録に向けて初めて観客に手拍子を求める姿も見られました。
記録は惜しくも伸ばすことができませんでしたが、堂々たる2年生優勝でした。
また、3年生男子選手は1,2回目がファールとなり、追い込まれた3回目でしっかりと記録を伸ばしベスト8に残りました。その後も記録を伸ばし、6位入賞となりました。

女子でも2年生選手の活躍が続きました。2位で迎えた最終跳躍となる6回目に5mを超える跳躍を見せて見事逆転優勝を決めました。標準記録には届きませんでしたが、助走スピードの向上には目を見張るものがあります。
一方3年生女子選手は思うように記録を伸ばすことができず、僅差の8位となりました。競技後に涙を流す姿も、この大会にかけてきたからこそです。この悔しさを将来の糧にしてもらいたい。そう思わずにいられません。

また、リレーや男子800m、女子砲丸投でも各学校から出場した選手たちが活躍を見せてくれました。
リレーは、クラブから出場する場合でもメンバーは同一中学校である必要があります。そのため、RIXPERTからの出場はできませんでしたが、各学校での選手たちの活躍が見られて何よりでした。

100mや走幅跳をはじめ、記録を期待される中での大会はいつもとは違った力が入ります。
記録を目指すからこそ大きな成長が生まれますが、逆に記録に目が向いてしまうからこその力みも生まれます。
その狭間の中で選手たちは本当によくがんばってくれました。
標準記録を突破できる力が無かったと言えばそれまでですが、標準記録に迫る力がついているということも事実です。

あとはどこを目指していくかです。
より高みを目指しながら、標準記録を通過点とできるくらいの力をつけていきましょう。

今大会の結果、RIXPERTからは9名、各学校からは11名(リレーを含む)のRIXPERT選手たちが三重で行われる東海大会へ出場します。
いつもとは違う場所、いつもとは違う選手たちとの闘いとなりますが、そこには20名のクラブの仲間達がいます。
学校・クラブの代表として、そして岐阜県の代表として、三重の地で堂々と闘い抜きましょう!

関連記事

コメント

この記事へのコメントはありません。

最近の記事 おすすめ記事
  1. 速く走ること①  ピッチとストライド編

  1. 悔しさを強さに

  2. 破れぬ壁はない

  3. 多様性の先の専門性

カテゴリー

アーカイブ

検索

TOP
TOP