オンラインで強くなった
短距離コーチ 野村
皆さん!練習は順調ですか?
緊急事態宣言により、多くの学校で部活動に制限がかかっている中だと思います。しかし、だからといって陸上の練習ができないわけではありません。この機会だからこそ工夫して、この難局を乗り越えましょう!
オンラインの可能性
さて、RIXPERTでは残念ながらオンラインラインでの活動開始となりました。
機器の操作等慣れないこともありますが、それ以上にスタッフたちは新しい可能性を感じています。
「みんなで集まってグラウンドで練習する」
当たり前すぎて疑うことがなかった常識ですが、オンラインをやってみるとわかります。今の時代、「場所」は関係ないなと。
こうした「新しいクラブ様式」こそが、これからの常識となっていくことを確信しています。
RIXPERT オンライン
そうした「新しいクラブ様式」の一環として、RIXPERT オンライン をはじめました。
強くなるために「場所」関係ありません。遠く離れていても、時間が合わなくても、サポートを受けられる。そうした環境をRIXPERTが作ります!
20年前のオンライン
私自身の競技生活を振り返った時に、まさに私はオンラインで強くなりました。
といっても、20年前に今のようなオンライン環境はありません。
当時は、ビデオやDVDのやり取りを繰り返して、走りのアドバイスをもらっていました。オンラインではなく、オフラインですね 笑
きっかけは、「速く走る」ことを調べていた中でたどり着いた、短距離について議論をしているサイトです。
そこでは、「こうしたら速く走れる!」と持論を展開されている人がおり、その人の考えに興味を持った高校1年生の私は、メールで連絡をとりました。
そこからやり取りがスタートします。
ビデオやDVDで「走りの理論」について教えてもらい、こちらの試合や練習での映像を送る。そこに解説を入れた映像が返信されてくる。この流れを繰り返していました。
これがどれだけ刺激的だったことか。当時、短距離が専門の指導者がおらず、「速く走る」ことの指導を切望していた私にとって、何よりのトレーニングとなりました。
このおかげで自己ベストも大きく伸び、何より、「速く走る」ための科学的な思考に大変興味を持つようになりました。これがきっかけでスポーツ科学を学びたいと思うようになり、進路選択にも決定的な影響を与えています。
オンラインでの個別サポート
高校の教員時代、90人近い部員に対し、手厚い個別指導を行えないことにもどかしさを感じていました。
「もっと一人ひとりに時間をとれたら、記録も伸び、何より陸上競技の魅力を深く伝えられる。」
何度そう思ったかわかりません。
オンラインであれば、私自身が経験したことを、今度はサポートする側として手厚く伝えていくことができます。
そして、それはRIXPERTというクラブに携わったからこそできることです。
離れていても、時間が合わなくても、あなたは強くなれます。
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