こたび、RIXPERTでは撮影した映像をすぐにその場で確認できる「遅延再生システム」を導入いたしました。
これは、タブレットにて撮影を行うと映像が数秒後に遅れて表示されるシステムで、練習中の動作確認に大変効果的です。
さらに、従来は1画面の表示だったものが、4画面で表示できるようになり、自分の動きを4回確認することができるようになりました。
実際の様子は以下の動画をご覧ください。左上から順次遅れて映像が流れていることが分かると思います。
このシステムを導入することで、選手自身の感覚と、外から見た自分の動きをすり合わせることができます。
この繰り返しこそが選手の身体感覚を高め、より洗練された動きへと導いてくれます。
ただし、注意点が一つあります。
- 「動きを見る目」が養われていないと、自分の感覚と外から見た自分の動きの違いに戸惑うことがあります。
- 場合によっては動きを見失い、迷路に迷い込んでしまうきっかけにもなりかねません。
今後の練習では、この点に注意をしながら、タイミングを見て使用していきます。
このシステムを通して、「選手の感覚」と「選手の目」と「コーチの目」を通した対話ができることを大いに期待します。
誰よりコーチ陣が自分の動きの確認で楽しんでるかもしれませんが….。