新たな一歩

9/28(日)にメモリアルセンターにて県中学新人が行われました。
涼しくなってきたことにも秋の気配を感じますが、毎年、1,2年生達が主役となるこの大会を迎えると秋の到来を実感します。
ここが目標というよりも、来年に向けた挑戦の始まりと言える大会です。
3年生選手達も補助員に応援にとかけつけてくれる中、次世代を担う1,2年生選手達が躍動しました。

RIXPERTから出場
中1 男子 100m 12.77 -1.2 予1
中1 男子 100m 12.65 -2.1 決4
中1 男子 100m 12.84 -1.7 予1
中1 男子 100m 12.95 -0.2 予2
中2 男子 100m 11.62 0.7 予1
中2 男子 100m 11.87 -2.3 決3
中2 男子 100m 11.77 0.9 予1 PB
中2 男子 100m 12.04 -2.3 決6
中2 男子 100m 12.01 -1.3 予1
中2 男子 100m 12.01 0.0 予1
中2 男子 400m 1:00.21 予2 PB
中2 男子 400m 1:01.87 決7
男子 4×100mR 48.94 予1
中1 男子 走幅跳 NM
中2 男子 走幅跳 6m40 1.7 決1
中2 男子 走幅跳 6m00 0.4 決3
中2 男子 砲丸投 12m14 決1
中1 女子 100m 13.52 -4.2 予1
中1 女子 100m 13.15 -0.9 決3
中2 女子 100m 13.53 0.5 予2 PB
中2 女子 200m 27.87 -2.0 予1
中2 女子 200m 27.45 -2.4 決4 PB
中2 女子 100mYH 15.54 0.6 予2
中2 女子 100mYH 15.55 0.1 決4
女子 4×100mR 51.43 予1
女子 4×100mR 51.97 決3
中2 女子 走高跳 NM
中1 女子 走幅跳 4m95 1.1 決1 PB
中1 女子 走幅跳 3m81 1.9 決12 PB
中1 女子 走幅跳 NM
中2 女子 走幅跳 NM
中2 女子 走幅跳 NM
中2 女子 砲丸投 12m71 決1 PB
他団体から出場
中1 男子 100m 12.93 0.0 予3 PB
中1 男子 100m 13.11 -0.2 予3
中1 男子 100m 14.93 -0.8 予6 PB
中2 男子 100m 12.12 -0.8 予2 PB
中2 男子 100m 12.15 0.9 予2 PB
中2 男子 100m 12.21 -1.1 予2
中2 男子 200m 24.84 -1.8 予1
中2 男子 200m 24.20 -1.7 決3 PB
中2 男子 200m 26.02 -1.8 予2
中2 男子 200m 26.13 -2.0 予2
中2 男子 1500m 4:58.73 組5 総19 PB
中2 男子 走幅跳 6m11 0.2 決2 PB
中2 男子 走幅跳 NM
中1 女子 100m 15.25 -1.8 予5
中1 女子 100m 16.26 -4.2 予6
中2 女子 100m 13.26 -0.7 予1
中2 女子 100m 13.38 -2.4 決4
中2 女子 100m 14.47 0.5 予3
中2 女子 100m 14.90 -0.3 予4 PB
中2 女子 100m 15.11 -0.8 予5 PB
中1 女子 200m 30.24 -2.0 予3
中1 女子 200m 32.13 -0.1 予6 PB
中1 女子 800m 2:36.11 予2
中1 女子 800m 2:38.33 決5
中2 女子 1500m 5:40.98 組1 総14 PB
中1 女子 走幅跳 4m27w 3.6 決5
中1 女子 走幅跳 4m04 0.2 公認
中1 女子 砲丸投 7m65 決4
中1 女子 砲丸投 6m79 決7 PB

今大会ではRIXPERT選手による2つの大会新記録が誕生しました。
1つ目となる2年生男子砲丸投では、12mを越える記録でRIXPERT選手が優勝。
従来の記録を17cm更新する大会新記録となりました。
ベスト記録には及びませんでしたが、持ち前の力を如何なく発揮しました。

2つ目も砲丸投となり、2年生女子砲丸投でRIXPERT選手が大会新記録を11cm更新する優勝となりました。
ケガの影響もあり、万全の状態とは言えない中でも6回目にベスト記録を70cm更新する快心の投てきを見せました。
従来の記録は今年の全中で6位入賞した選手が樹立した記録です。
記録が判明している分での岐阜県中2歴代1位の記録となり、来年の大いなる飛躍を予感させる一投となりました。
1年生女子砲丸投で入賞した2名の女子選手も、最高のお手本となる先輩選手の姿を見ながら来年にはさらなる活躍に期待です。

2年生男子走幅跳では、夏の県総体に続きRIXPERT選手が1~3位となる快挙となりました。
県総体優勝の2年生選手が1回目から6m30の記録で首位に立つと、学校からの出場となった2年生選手が1回目に初の6m越えのジャンプで大きな喜びを見せて続きます。
6mに迫る記録となった2年生選手が3番手となり、1回目の跳躍から1~3位に続きました。

3番手の2年生選手が5回目には6mを越え、迎えた6回目にはその記録を上回る跳躍を見せるもファール。
逆転を狙ったの2年生選手はスタンドに手拍子を求めますが、こちらもファール。
そして迎えた最終跳躍者の2年生選手はスタンドの手拍子に乗り大きなジャンプを披露。
6m40まで記録を伸ばし、県総体での最終跳躍に続き勝負強さを見せました。

4位以下の選手のレベルも高く、来年の県総体での再現は簡単なものではありません。
チーム内での高いレベルでの高め合いを通して、この冬を経てさらに一回り成長していきましょう。

走幅跳では1年生女子でもRIXPERT選手が5mに迫る好記録で1位となりました。
2,3本目に同じ記録の跳躍を見せていることからも、まぐれの記録ではありません。
強い追い風の影響もあり4~6回目はファールとなりましたが、確実に5mを越えているジャンプもありました。
5位には学校からの出場となった選手がうれしい入賞となった他、ベスト更新で4mに迫った1年選手は練習跳躍ではさらに良い跳躍を見せており、あとはそれを再現できるです。

一方で、2年生女子や1年生男女走幅跳では上位をねらえる選手達が、1,2回目のファールのあとの3回目でかなり手前から踏み切ってしまったり、3回目もファールとなってしまう記録無しの悔しい結果に終わりました。
風の強い難しいコンディションの中、追い込まれた中でどんな動きができるか。
強い選手たちが強くなっていく過程で誰しも経験していくことです。
今回を糧に来年は快心の跳躍で上位を目指していきましょう。
女子走高跳は最初の高さの1m25をクリアしたのが全体でも4名と活躍のチャンスが十分にある結果となりました。今回は記録無しに終わった2年生女子選手も来年の夏での逆転を目指していきます。

100mでは終始向かい風の中でのレースとなりました。
1年生男子では決勝で9レーンとなった男子選手が中盤までトップに立つ快走を見せます。
ゴールまでスピードを維持しきれず4位となりましたが、夏に続く上位入賞となりました。

1年生女子では-4.2mという強い向かい風の予選レースを通過した女子選手が、決勝では2位と同タイム着差ありの3位。
同世代の先頭を走ってきた選手でしたが、当然ながら他の選手も成長をしていきます。
自分の走りに目を向け、過去の自分よりも良い走りを積み上げていきましょう。
まだまだ本格的な陸上競技は始まったばかりです。

2年生男子では2名の選手が決勝に進出しました。
スタートで鋭い飛び出しを見せた男子選手が3位となり夏に続く活躍を見せると、その夏は円盤投で東海大会に出場していた男子選手が6位と続きました。
小学生時代から短距離を中心に取り組み、体格の良さもあって昨年の冬からは投てきにも取り組んでいた選手です。
投てきで身に付けたパワーを100mに還元する形で大きな成長を見せました。

投てきができるパワーがあれば100mも速くなる。

多種目に挑戦する意義と、新たな成長スタイルを示してくれる結果となりました。

2年生女子では学校からの出場となった女子選手が4位となりました。
東海大会出場まで成長した勢いそのままに、実力をしっかりと発揮しての上位入賞となりました。
名実ともに県のトップスプリンターの一人と言えます。
今回も-2.4mと強い向かい風でしたが、秋シーズンこそ追い風で走り13秒の壁を一気に突き破って行くことに期待です。

200mでは男子では学校からの出場となった2年生選手が3位、女子でも2年生選手が4位と続きました。
夏はハードルに取り組み東海大会に出場した男子選手は、秋シーズンはスプリント力の強化がテーマとなります。
持ち前の大きな走りで決勝ではベスト更新の快走となりました。
夏の県総体では同種目で7位だった女子選手は着実な成長を見せ、強い向かい風の中でも大きなベスト更新での4位となりました。
コンディションが良ければ26秒台も期待できる好走となり、来シーズンへの期待が膨らむ結果となりました。

400mに出場した2年生男子選手は、予選でこれまでのレースとは別人のような突っこみを見せます。
200mの通過もこれまでより1秒も早く、さすがに後半はペースが落ちましたが1秒近くのベスト更新で見事決勝進出を決めました。
コツコツと努力を続けてきた選手の活躍に、チームの士気も上がります。
緊張の中にも嬉しさを感じながらとなった決勝は、予選ほどのペーストはなりませんでしたが立派な7位入賞となりました。

100mHでは2年生女子選手が4位となりました。
今大会はリレーをメインと捉え、男子選手と同じく秋はスプリントの向上が一番のテーマとなります。
どれだけハードルを上手く跳べても、100mで12秒台の走力のあるハードル選手に勝つことはできません。
それがハードルです。
スプリント力を高め、来年の挑戦につなげていきましょう。

チームの走力をかけたリレーでは、女子は盤石の走りで全体の3番手で決勝に進みます。
3連覇をかけて挑んだ男子は、100mの予選で3,5,9,9番手という昨年のチームを上回るほどのメンバーで挑みます。
その予選では、わずかに呼吸が合わずバトンを落とすアクシデント。
こればかりはリレーでは仕方ありません。
それでもルールに則ってバトンを拾いしっかりとゴールしました。
振り返ってみればバトンを落としても決勝まであと0.5秒という結果。

あと0.5秒早くバトンを拾っていたら。
あともう少しだけ速く走れていたら。

悔しい思いはつきませんが、それも期待感があったからこそです。
来年の勝負ではしっかりとバトンをつなぎ、今年の先輩選手たちの記録を上回ることを目指していきましょう。

女子のリレー決勝ではアンカーの選手が前を行くチームを交わし3位でゴール。
バトンのもたつきもありましたが個人種目の疲労がある中での力走でした。
昨年の新人チームよりも1秒以上早く、まだまだ伸びしろのある選手達です。
来年はリレーでのRIXPERT新記録を目指し、全国レベルの大会での活躍も期待です。

こうした活躍の一方で悔しい結果も続きました。
100mでは1年生男子が9番手、2年生男子でも8番手と0.02秒差の9番手に同タイムの選手が2名、2年女子ではわずか1000分の4秒差で決勝を逃す9番手となりました。
学校からの出場となった選手達も含め、あと0.1秒、0.2秒早ければ決勝に進めた選手たちもいます。
手応えをつかんだ中でも悔しさを感じられることは、何よりの成長と言えるでしょう。
男子リレーではバトンミスがあり、走幅跳でも上位の実力がある選手たちがファールに苦しみました。
毎年のことですが、夏にピークを持ってくるような年間計画のため、夏に結果を出した選手達はこの新人戦で順位を落としたりしています。

冒頭にも述べましたが、この大会は最終目的地なのではなく来年に向けたスタート地点です。
この大会を終えどんな目標を持ったでしょうか?
自分の目指す方向性は見えたでしょうか?

全国大会を目指したい。
東海体に出場したい。
決勝に進んでみたい。

目標は人それぞれでかまいません。
大切なことは、どんなに小さくてもいいのでその実現に向けた一歩を踏み出せるかです。

「一人の人間にとっては小さな一歩だが、人類にとっては大きな飛躍である」

人類で初めて月に降りったアームストロング氏の言葉です。
他人から見たら些細なことでも、目標の実現に向けて踏み出したその一歩は間違いなく大きな一歩になります。
応援にかけつけてくれた3年生選手たちもそうして成長をしていきました。

クラブとしても、新たなことに挑戦しながらも改めて基本を大切にすることの必要性を感じています。
そして、そのための新たな取り組みの準備を進めています。
マイページのさらなる進化を楽しみにしていてください。

さぁ10月となりRIXPERT恒例の専門ブロックの解散です。
ここからのシーズンは専門種目を行いながらも、いろいろ種目に取り組み陸上競技を思いっきり楽しんでいきましょう。
3年生にとっては残されたシーズンで、さらなる高みを目指していきましょう。
1,2年生にとっては、今が来年に向けたスタート地点です。
新たな一歩を踏み出していきましょう!

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