だからこそ強くなる

4/29(火・祝)にメモリアルセンターにてぎふスポーツカーニバルが行われました。
風が強い1日となり日陰では肌寒さを感じる1日となりました。
小学生2チーム、中学生男女がそれぞれ3チームずつと計8チームのリレーを中心にRIXPERT選手たちが躍動しました。

中学生

RIXPERTから出場
中3 男子 100m 11.05w 5.1 予1
中3 男子 100m 11.19 -0.3 決2 PB
中3 男子 100m 11.13w 2.8 予1
中3 男子 100m 11.38 -0.3 決3
中3 男子 100m 11.56 1.8 予1 PB
中3 男子 100m 11.61 -0.3 決6
A 男子 4×100mR 44.27 予1
A 男子 4×100mR 43.67 決1
B 男子 4×100mR 46.55 予1
B 男子 4×100mR 46.27 決5
C 男子 4×100mR 50.98 予5
中1 男子 走高跳 NM
中3 男子 走高跳 1m45 決11 PB
中2 男子 走幅跳 5m39 -0.6 決11
中3 男子 走幅跳 6m06 0.9 決1 PB
中3 男子 走幅跳 5m90 0.8 決2
中2 男子 砲丸投 9m58 決4
中2 男子 砲丸投 NM
中1 女子 100m 13.23 1.6 予1 PB
中3 女子 100m 12.65 1.5 予1 PB
中3 女子 100m 12.55w 4.1 決4
中3 女子 100m 13.34 2.0 予1 PB
中3 女子 4×100mR 51.62 A
中3 女子 4×100mR 50.71 A
中2 女子 4×100mR 55.28 B
中1 女子 4×100mR 58.20 C
中2 女子 走高跳 1m30 決9 PB
中1 女子 走高跳 NM
小5 女子 走幅跳 3m33 -2.6 決11
中1 女子 走幅跳 4m52 -1.0 決9
中2 女子 走幅跳 4m24 -1.5 決25 PB
中3 女子 走幅跳 4m89 1.7 決3
中1 女子 砲丸投 NM
中2 女子 砲丸投 9m89 決5
中3 女子 砲丸投 11m30 決2
他団体から出場
中2 男子 100m 11.92w 4.2 予2
中2 男子 100m 12.55 1.7 予3 PB
中2 男子 100m 13.01 -1.7 予4
中2 男子 100m 15.68 1.4 予7 PB
中3 男子 100m 12.10w 3.7 予2
中3 男子 100m 12.24 0.8 予2 PB
中3 男子 100m 13.09 1.8 予5 PB
中3 男子 100m DQ
中2 男子 走幅跳 NM
中2 男子 走幅跳 NM
中2 男子 砲丸投 8m18 決13 PB
中2 女子 100m 13.74 1.7 予3 PB
中2 女子 100m 14.87w 2.8 予5
中3 女子 100m 14.30w 3.4 予3
中3 女子 100m 14.34 1.5 予4
中3 女子 100m 14.51w 2.8 予4
中3 女子 100m 14.52 0.6 予4
中3 女子 100m 16.97 1.0 予8
中3 女子 走幅跳 4m37 0.9 決15 PB
中3 女子 砲丸投 9m55 決7

終始風が強い1日となりましたが、トラックではメモリアルセンターに珍しく追い風方向に吹く風となりました。
男子100mでは予選から好記録が連発です。
2組で出場した3年生男子選手が11.1台でゴール!
しかし追い風2.8mとなり参考記録に…。
3組で出場した3年生男子選手は11.0台でゴール!
こちらは何と追い風5.1m…。

参考記録となってしまったことは残念でしたが、このタイムで走れたことは大きな自信になります。
中には追い風7.6mとなる組もあり、決勝進出をかけた21組のレースは風が大きく左右する結果となりました。
また、学校から出場となった選手たちも自己ベストを更新していき、春先はベスト更新とはならなかった選手もしっかりとベスト更新となりました。

RIXPERT選手3名が進出した決勝では風は-0.3mと向かい風に。
1位と0.07秒差の2位となった3年生選手は自己ベスト更新並びに従来の大会記録も更新する好記録となりました。
3,6位と続いた3年生選手達も春先よりも記録を上げてきており、今後に期待が高まりました。

女子100mでは予選で3年女子選手がRIXPERT記録にあと0.01秒に迫る12.6台の自己記録でゴール。
風も追い風1.5mと絶好のコンディションでの好走となりました。
何より前回のレースからの課題点をしっかりと修正することができました。
他に出場した1年生女子選手、3年生女子選手も公認記録となる風となりベストを更新できました。

迎えた決勝では追い風4.1mとなる風の中、1・2位が同タイム、3位がそこから0.01秒差、さらに0.02秒差に3年生女子選手が続き4位となりました。
独走となった予選と違い、接戦となった決勝の舞台で自分の走りを作っていけるかが今後の鍵となります。
十分に突き抜ける力があるだけに、こちらも夏への期待が高まる結果となりました。

風に恵まれた短距離に対し、走幅跳勢は風に苦しめられる結果となりました。
午前中に行われた男子では風に向かって跳躍する形となり、-2m以上の風が吹くときもあれば、逆に追い風になる時もあるという不安定なコンディションの中での競技となりました。
そんな中でも3年生男子選手が6mを突破する自己ベスト更新となり優勝。
昨秋からクラブに加入し、着実に跳躍の完成度を高めてきました。
2位には6m台の記録を持つ3年生男子選手が続き、見事ワンツーとなりました。

条件が良ければさらなる好記録が期待できます。
5m70台の自己記録を持つ2年生選手らとともに、クラブ内で競い合いながら、高め合いながら夏に向けて進んでいきます。

午後に行われた女子ではピットが逆となり、追い風の中での競技となりました。
追い風となり足を合わせるのに苦労する選手が多い中、3年生女子選手が1回目から好記録となる跳躍を見せます。
2回目以降は記録を伸ばすことはできず3位となりましたが、4回目にも同水準の記録を残すことができており記録の安定性は高まりました。
あとは向上したスプリントの力を踏み切りにつなげていき、夏には大跳躍を期待です。
また、1年生女子選手は2cm差で9位となり決勝に進むことはできませんでしたが、県ベルでの中学校の大会でいきなりこれだけの結果を残せたことがすごいことです。何より向かい風の中での記録でした。

走高跳にも男女2名ずつが挑戦。
いずれもハードルを専門とする男女選手がしっかりと記録を残すことができました。
1年生男女選手達はともに記録を残すことができませんでしたが、こうした挑戦を繰り返していくことが成長につながります。

投てき勢も好調です。
女子砲丸投では3年生女子選手が2位、2年生女子選手が5位と続きました。学校から出場の3年生女子選手も7位と奮闘しました。
男子砲丸投でも2年生男子選手が4位、また、学校からの出場となった2年生男子選手は自己記録を1m以上伸ばし決勝進出も見えてきました。
男女ともに優勝記録は13mを超える記録となり砲丸投も活況となっています。
県全体の好調な勢いに乗り、どんどんと記録を更新していきましょう。

リレーには男女ともに3チームが出場しました。
今年から始まる7月のU16リレーに向けて、男女ともに特にAチームは記録を目指しての挑戦となります。
風が強いコンディションということもあり、特に向かい風となる2~3走のバトンが鍵となりました。

男子では100m決勝進出者が3名がいるAチームは多少のバトンのもたつきがありながらも予選を盤石の走りで通過。
2年生4人でのBチームはアンカーを予定していた選手が欠場となっため、急遽走幅跳に出場した2年生選手がアンカーを担うことととなりました。
予選ではまさかのオーダーミスもありぶっつけ本番のバトンだらけとなってしまいましたが、バトンミスもなく無事に決勝に進みました。
1年生主体のCチームは2~3走でバトンがもたついたこともあり、目標とした48秒には届きませんでした。間違いなく2年後にはチームの主軸となっている選手たちです。何度も挑戦を繰り返しバトン技術を高めていきましょう。

女子ではAチームは危なげないバトンでしっかりと決勝進出を決めます。
2年生4人のBチームもしっかりとバトンをつなぎ組1着でゴールできました。同じ組にはRIXPERT選手達4人でのリレーとなる学校もあり、見どころの多い組となりました。
1年生4人でのCチームもバトンをしっかりとつなぎ、前回の大会よりもタイムを上げることができました。バトンが完ぺきではないことを思えば、まだまだタイム向上の余地があります。リレーを通して人間関係を作っていくことも大切なことになります。次世代を1年生選手達の今後にも注目です。

大会最終種目として迎えた決勝。
先に行われた女子では、予選以上にバトンがうまく渡り予選から1秒近くもタイムを上げる好タイムの2位でゴール。
U16の参加資格記録も突破し、次はターゲットナンバーの45チーム以内に入るためにも49秒台が目標となります。

2チームが出場した男子では8レーンにAチーム、9レーンにBチームと外側2つのレーンをRIXPERTが走りました。
Aチームでは2走の魂のこもったバトンパスで完璧なタイミングで3走にバトンが渡ります。
100m2位の選手が3走を走ることで他チームを大きく引き離してアンカーへ。
独走でのゴールは昨年のRIXPERTの大会新記録を大きく更新する43.67!
U16リレーの出場に向け大きく前進する結果となりました。
3人が4本目のレースとなったことを考えれば、まだまだタイム向上が期待できる好内容です。
U16リレーでは決勝進出と上位争いが現実的な目標となりました。

本来のオーダーに戻ったBチームも4走にバトンが渡った時点では2,3位のチームとは遜色のない位置となりました。
さすがに他チームのアンカーが速く5位となりましたが、アンカーの2年生選手が大役をしっかりと果たしてくれました。走幅跳では足を合わせきれずに予選落ちに終わりましたが、リレーでは持てる走力以上のがんばりを見せてくれました。

小学生

RIXPERTから出場
小5 男子 100m 15.04w 2.1 予4
小6 男子 100m 14.37w 2.8 予1
小6 男子 100m 15.23 1.4 予5 PB
小6 男子 100m 15.67 1.4 予6 PB
小5 男子 走幅跳 3m50 -1.3 決10 PB
小5 男子 走幅跳 3m18 -2.9 決22 PB
小6 男子 走幅跳 NM
小5 男子 ジャベ投 24m02 決15
小6 男子 ジャベ投 34m24 決4
小6 女子 100m 14.21w 2.5 予1
小6 女子 100m 14.27 0.0 決4 PB
小6 女子 100m 14.15 1.2 予1 PB
小6 女子 100m 14.29 0.0 決5
小6 女子 100m 15.75 1.1 予5
A 混4×100mR 57.68 予2
A 混4×100mR 56.79 決7
B 混4×100mR 1:01.78 予6
他団体から出場
小5 男子 100m 15.31 1.8 予4
小5 男子 走幅跳 3m02 -1.0 決29
小6 女子 100m 14.33 2.0 予1 PB
小6 女子 100m 14.53 0.0 決6
小6 女子 100m 14.78w 4.3 予2

今大会は小学生選手達も出場しました。
最初の競技となった小学生の混合リレーには2チームが出場しました。
サブトラックが混雑することを考慮し、安全面からも当日はバトン練習は行いません。
大会前の土曜日にバトンの確認を行い本番に挑みます。

予選はウォーミングアップ代わりでの出場です。
各選手が個人種目を兼ねることや、去年の反省から100mでの決勝進出が期待される選手にとってはリレーの決勝と合わせると4本も走ることになることを考慮し最小限のアップに抑えます。
Aチームは多少のバトンのもたつきはありましたが8番手のタイムで決勝に進出。
BチームはAチーム以上にバトンがきれいにわたり、しっかりと他チームと競い合うことができました。
練習でできたことを本番でもできたという点で100点満点の結果です。

Aチームが出場した決勝では、バトンが上手く渡るとともに走りのキレが増し予選よりも1秒近く記録を向上し7位。
1本走るごとに調子を上げていけるイメージ通りの結果となりました。
持てる走力からはまだまだタイムを期待できます。

100mではリレーから3本目となる6年生女子選手2名がさらに調子を上げた走りを見せ決勝進出を決めます。
初の大会出場となった6年生男子選手もレース前の緊張に対し、レース後は満足気な顔を見せてくれてました。
それぞれの選手の記録の良し悪しはありますが、成長期の体だけにこれまで通りに体が動かせなくなる時期もあります。
競技記録と体の成長であれば優先すべきは言わずもがなです。
勝負に偏り過ぎず、無理をし過ぎず、大会に参加していきましょう。

RIXPERTから2名、他団体から1名が出場した6年生決勝ではRIXPERT選手が0.02秒差で4位5位を分け合う結果となりました。風を考慮すれば2名とも決勝の走りがベストとも言える内容で、4本目にしてしっかりとタイムを出せて何よりでした。
上位の選手とは差がありますが、2年後3年後の逆転を目指していきましょう。

バックストレートで行われた走幅跳は向かい風の中の競技となり、小学生選手には厳しいコンディションとなりました。
男女ともに5年生選手が決勝まであと一歩という結果となりましたが向かい風の中でもよくがんばりました。
6年生男子選手は足が合わず悔しい結果となりましたが、これも陸上競技です。
足が合えばと思いがちですが、足を合わせようとすると思い切った踏み切りができなくなります。
小学生の段階では、足は合わなくてもいいので思い切り踏み切れることの方が大切です。
足が合えばラッキー。
それくらいの気持ちで思いっきり踏み切っていきましょう。

2名が出場したジャベボール投では6年生男子選手が4位となりました。
初の県レベルの大会で入賞できたことは大きな自信となります。
競技後に4位になったことを嬉しそうに教えてくれる姿には、こちらも大変嬉しい気持ちにさせてくれました。
ファールとなってしまった投てきではさらに記録が伸びていたということを考えると、さらなる活躍に期待がふくらみました。

クラブ全体として大会を経るごとに間違いなくコンディションが上向いてきました。
各ブロックでの活躍、リレーでの活躍はチームとしても大きな自信となります。
決勝で活躍する選手達だけでなく、大きく記録を伸ばしている選手たちがいること、何より全員の記録が伸びていることがクラブに勢いを与えてくれます。

全中標準突破に向けた挑戦、東海出場をかけた勝負、U16リレーの出場とメンバー選考など、これからの時期は記録と順位に目が向きがちになります。
そうした中でも、RIXPERTというチームとして挑んでいることを忘れないようにしてください。

目標とできる選手がいるからこそ
競り合える選手がいるからこそ
負けん気強くがんばろうとする選手がいるからこそ
応援してくれる選手がいるからこそ
サポートしてくれる人たちがいるからこそ

だからこそ個人が強くなれます。
自分のがんばりがチームの誰かのためになり、チームの誰かのがんばりが自分のためになります。

強い個人は強いチームに育ちます。
みんなで強いチームになっていきましょう。
強さとは、記録や結果だけで測れるものではありません。

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