月刊RIXPERT 2月号

2月は何といってもクラブ初の合宿となる中津川合宿を行いました。
そちらの詳細は以前の記事をご参照ください。
鍛練期として練習の量・質ともに高まってきた2月。
ユニフォームの注文といった新年度の準備も始まっています。

クラブ

坂を登る。
2月は砂浜練習ではなく、厳冬期の閑散としている時期を利用して養老公園の坂練習を行いました。
坂を登ることは短距離の練習でも基礎的なトレーニングとなります。
芝生を走れるということで足への負担も少なく、思いっきり坂を駆け上がりました。
終了後は昨年と同様、希望者は天命反転地を散策して不思議な空間を楽しみました。

重りを引く。
坂練習と並ぶ短距離の基礎トレーニングになります。
タイヤ引きなどが一般的ですが、RIXPERTでは漬物石を引きます。
これも高校訪問で学んだ練習方法です。
重りを引いてダッシュする脚力と姿勢を保持できる体幹力。
加速力向上に向けてどんどん引いてきましょう。

坂ダッシュ、漬物石走といずれもパワーを意識した練習となります。
できるだけ大きな力を、できるだけ短い時間で発揮する。
この能力が陸上競技では最も大切になります。

2月の分析では8m×8区間走でのピッチ・ストライドの変化を分析しました。
ピッチが上がらない、ストライドが伸びない。
より速く走るための課題がいろいろと見えてきましたが、結局のところ、大切なことはどれだけ大きな力をどれだけ短い時間で発揮できたかによります。
「力」と「時間」の関係、「回転」と「弾み」の関係の中で、より速く走れるためのパワーを高めていきましょう!

他にも、2月には走幅跳県中学記録保持者の先生にクラブにお越しいただき、ご指導いただきました。
自身が全国大会で優勝されていることに加え、指導者としても全国大会優勝者を複数育てられています。
先の日本室内で優勝した選手も含め、跳躍勢に的確なアドバイスをしていただけたことに加え、何よりコーチ陣が一番の勉強をさせてもらえる場となりました。
また、2月からは新たなエキスパートとして、投てきが専門の棚橋コーチにもお手伝いをいただいています。
短・跳・障・中長・投と、選手の目標次元に向けて、充実した環境が整ってきました。
各コーチの詳細は、今後HPの更新にてご紹介予定です。

下旬に行われた中学強化普及練習会には多くの選手が参加し、加速走では男女ともにRIXPERT選手がトップタイムを記録するなど、地力の向上も実感できました。
体つきが変わってきた選手、見るからに動きが良くなってきた選手、シーズンに向けての期待が膨らみます。

焦らずいきましょう。
4月からシーズンが始まりますが、本番は6月からです。
3月もまだまだ力を蓄えていきます!

ジュニアプラス

「プラスやってる人はやっぱり速い!」
ある時にそんな声が聞かれました。
ジュニアプラスを利用している参加者が、ジュニアに参加した時のことです。

クラブの選手と比較をすると当然完成度は見劣りますが、ジュニアの活動に入ると一回り完成度の高い動きを見せてくれます。

環境が人を成長させる。
ジュニアプラスにはそんな言葉が最適かもしれません。
周りに自分より速いお手本がたくせんいる。
その贅沢な環境を利用して、成長につなげていきましょう!

ジュニア

2月は走高跳に挑戦!
陸上競技の中では成功か失敗かで分かれる数少ない競技となります。
3回連続で失敗したら終わりのルールのもと、測定も行いました。
男子では1m35、女子では1m25の過去最高記録が誕生しています。

また、アップでは縄跳アップを行い、前跳び、片足跳び、スキップ跳びなどの多様な跳び方にも挑戦しました。
二重跳び、片足二重跳び、そして駆け足二重跳びができるようになることが目標です。
活動を通して跳躍力を高め、いつの日か、駆け足二重跳びができるようになっていきましょう。
また、昨年までの懸念事項であった測定が早く終わってしまった参加者への対応も縄跳びトレーニングを導入することで少しの解決となりました。

3月からはいよいよ50mRIXバッジチャレンジも再開します。
よりモチベーションを高められるよう、新たなバッジの準備も進めています。
足が速くなる喜び。
たくさん味わっていきましょう!

キッズ

岐阜・大垣ともにキッズの活動は3月で終了となり、現在の参加者に限り4月以降はジュニアの活動に移行していただくことになります。

キッズでも走高跳に挑戦したり、大垣ではバランストレーニングとして竹馬に挑戦したりもしました。
昭和世代にはおなじみの竹馬ですが、ほとんどのキッズが初挑戦となります。
最初は中々できませんが、重心の位置をつかんでくるとすぐにできるようになります。
走りにもつながる要素が多く含まれており、ぜひプラス・クラブにも還元していけたらと思いました。

ランニング

2月も多様な動き作りを行いました。
ハードルドリル、スキップドリル、ポールドリルと多様なドリルを通して姿勢づくり、フォームづくりに励みました。
毎回同じ一つの種目を反復することも大切ですが、その動きしかできるようになりません。
色々な種目に取り組むことで、一つの動きの完成度は低いかもしれませんが、ベースとなる身体感覚が高まります。そして、ベースとなる身体感覚が高まれば一つずつの動きの完成度も高まります。
時間はかかりますが、入会当初に比べいろいろな動きを器用に行える参加者が増えてきています。
ぜひこの調子でいきましょう。

後半のランメニューでは、LSDやインターバル、ロングHITとしっかり負荷をかけることができました。
舩坂コーチのお手伝いのある土曜日は、抜群のペースメイクで集団を引っ張ってくれます。
集団だからこそできる負荷のかかったトレーニングを行うこともできました。


早いものでもう3月。
あと数日したら公立高校入試です。
中学3年生の選手たちよ、健闘を祈ります。
そして、吉報をお待ちしております。

小学生は中学生に。中学生は高校生に。
一つの区切りとなる3月も充実したものにしていきましょう。


2月に実施した利用者アンケートの集計結果を公開しています。
これらの結果を真摯に受け止め、3月以降のより良いクラブ運営に反映してまいります。


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