快楽から充実へ

4/19(日)にメモリアルセンターにて春季陸上競技会が行われました。
朝から太陽の日差しがまぶしい1日となり、最高気温は4月にしてすでに25度を上回りました。
シーズン2戦目と言っても、まだまだシーズンの本格化は先の話。
冬季練習の締めくくりとして多種目ローテーション練習もこなしながら大会を迎えました。

RIXPERTから出場
中1男子100m13.010.6予4PB
中1男子100m13.23-1.4予3PB
中1男子100m13.35-0.8予5PB
中1男子100m13.43-0.7予4PB
中1男子100m13.64-0.8予7PB
中1男子100m14.66-0.8予8PB
中1男子100m14.94-2.6予6PB
中2男子100m11.831.5予1PB
中2男子100m12.351.1予2PB
中2男子100m12.640.1予2PB
中2男子100m13.16-0.1予4PB
中2男子100m13.210.6予6PB
中3男子100m11.52-1.0予1PB
中3男子100m11.53-1.6決3
中3男子100m11.45-0.6予1PB
中3男子100m11.85-1.6決6
中3男子100m11.79-1.3予1PB
中3男子100m11.83-0.3予1PB
中3男子100m11.880.6予1PB
中3男子100m12.050.5予1PB
中3男子100m12.21-1.4予1PB
中3男子400m54.82予1PB
中3男子400m54.56決5PB
中3男子400m56.59予3PB
中3男子砲丸投14m43決1PB
中1女子100m13.56-0.4予2PB
中1女子100m14.22-0.8予3PB
中1女子100m14.370.7予3PB
中1女子100m15.00-1.7予6PB
中1女子100m15.02-0.3予4PB
中1女子100m15.27-0.2予5PB
中1女子100m15.271.0予6PB
中2女子100m12.82-0.2予1PB
中2女子100m13.28-4.1決5
中2女子100m13.470.6予1PB
中2女子100m13.98-0.2予1PB
中2女子100m14.920.3予6PB
中3女子100m13.03-0.1予1PB
中3女子100m13.31-4.1決7
中3女子100m13.430.8予1PB
中3女子100m14.330.1予3PB
中3女子100m14.340.2予3PB
中3女子100m15.270.2予5PB
中1女子100mJH18.17-1.4予6PB
中3女子100mJH15.28-1.0予1PB
中3女子100mJH15.11-1.4決2PB
中2女子砲丸投8m68決7PB
中3女子砲丸投11m97決1PB
他団体から出場
中2男子100m12.520.6予2PB
中2男子100m14.270.6予8PB
中2男子100m14.37-0.1予3PB
中2男子100m14.58-1.4予7PB
中2男子100m15.120.3予7PB
中3男子100m11.890.6予1PB
中3男子100m12.47-1.6予2
中3男子100m14.51-1.0予6PB
中3男子400m55.17予1PB
中3男子400m56.32決8
中3男子400m1:00.76予5
中2男子1500m5:16.12組15総234PB
中3男子1500m4:45.42組7総150PB
中3男子110mYH17.44-1.0予3PB
中3男子砲丸投8m60決9PB
中2女子100m13.91-0.2予2PB
中2女子100m13.95-0.9予2PB
中2女子100m14.340.6予2PB
中3女子100m13.111.0予1
中3女子100m13.821.3予2
中3女子100m14.07-0.2予2
中3女子100m14.150.3予2PB
中3女子100m14.330.0予3PB
中3女子100m14.55-0.2予4PB
中2女子1500m5:46.14組2総69PB
中3女子1500m5:32.33組3総51PB
中2女子砲丸投7m25決16PB
中2女子砲丸投6m36決19PB

今大会は決勝のある大会ということで出場者は7時30分に集合です。
参加人数も多く、いつもの待機場所もスペースが手狭に感じるようになってきました。
チームとしての一体感を作っていくことが大切なので、こうした大会では最初と最後は全員でしっかりと集合していきたいと思います。
また、自分の競技まで時間の空く選手もいますが、その時間をどう過ごすかも大切な能力です。
応援や観戦、チームメイトと交流など、こうした時間を含めての大会です。

今大会は投てきで大記録の誕生です。
3年生男子選手が1投目から1m近い自己記録更新の投てきを見せると、3投目にはさらに記録を伸ばし14mラインを越えます。
これまでの自己記録を1m60cm更新する14m43好記録となりました。
RIXPERT新記録、県中学歴代11位、そして昨年の全中では8位に相当するハイレベルな記録です。
5投目にも再度14mラインを越え、その一投がまぐれではないことを証明しました。
一回り大きくなった体を武器に、今シーズンでどこまで記録を伸ばしていくかに大注目です。

砲丸投では女子でも3年生選手が1位となりました。
自己記録更新とはなりませんでしたが、2,3,5投目で記録を伸ばせており、大会の中で動きを調整していくことができました。
体のコンディションを整え、男子に負けない好記録にも期待です。
男子では9位となりトップ8まであと僅かだった3年生選手、女子では7位となった2年生選手をはじめ、出場した3名の2年生選手のいずれもが自己記録更新となり、投てきブロック全体が活況となっています。

トラックではメイン競技場と補助競技場に分かれての実施となりました。
メイン競技場ではハードルと400m、1500mが行われました。

ハードルでは男子では走幅跳を専門とする3年生選手が出場しました。
前日の練習では転倒してしまったこともあり、心配でしたがしっかりと10台を3歩でゴール。
多種目挑戦会時の記録を大きく伸ばし、全体の9位となりました。
練習量を考えれば十分な成果となり、練習をすればハードルでも上位を期待できるポテンシャルを示しました。

女子では初出場となった1年生選手が10台を3歩で走り切ることを目指しての出場です。
1台目は先頭争いで通過する飛び出しを見せ、その後は5歩も3回入りましたが無事にデビューを飾りました。
3年生選手は予選から向かい風の中で自己記録を更新すると、決勝ではスタートから鋭い飛び出しを見せ2位でゴール。
予選よりも強い向かい風の中でさらなる自己記録更新となりました。
そんな3年生選手も1年生の頃のハードルデビュー戦では3歩で走り切れていなかった所からの成長です。
ハードルで全中標準を突破した2名の先輩選手達のこの大会での記録を上回る内容となり、夏に向けてこちらも期待が高まります。

400mでは初出場となった3年生男子選手たちが躍動します。
ハードルや200mと多岐にわたる活躍を見せてきた3年生選手が前半からいいつっこみで54秒台のゴール。
続く組では学校からの出場となった3年生選手もいいつっこみを見せて55秒台でのゴールとなり、決勝進出となりました。
足の不安のある中で練習も十分とは言えない中で十分な適正を見せました。
同じ組で走った3年生選手は前半を抑えて入ってしまったことが課題とはなりましたが、全体の11番手と手応えを得られる結果となりました。
昨年の自己記録にあと少しに迫った3年生選手も、次こそは目標の60秒切りに挑戦です。
決勝では大外のレーンから飛ばしたRIXPERTから出場の3年生選手が5位、学校からの出場となった3年生選手が8位と続きました。
練習内容やレース展開次第で大幅な記録向上の余地がある種目です。
夏に向け、こちらも挑戦が始まります。

1500mに出場したランニング選手たちはいずれも自己記録更新です。
2年生男子選手はクラブの活動も併用しながら、速く走るための基礎技術と基礎体力を身につけ、ランニングの活動を通して持久力向上の練習やペース感覚の習得に取り組んだことで、走るたびに成長しています。
2年生女子選手は、前日のランニングの活動にて大会ペースの練習を行い、大会でも予定していたペースを守りながら本人の目標とした記録を見事上回りました。

サブトラックでは100mの予選が行われました。
1年生男子はRIXPERTから7名の選手が出場です。
2mを越える向かい風の組もあり、筋力の少ない1年生選手にとっては厳しいコンディションとなった組もありましたが、それ以外の組で走った選手は全員が自己記録更新となりました。
小学生時代は14秒台だった選手たちも気付けば13秒台中盤まで成長しています。
初挑戦となった2名の選手も、今後の活躍が十分に期待されます。
体の成長する時期はタイムも伸びて当たり前です。
単なるタイムの伸びに一喜一憂するのではなく、走りの内容が良くなっているか、自分の課題を改善できてきているか、そこに意識できるようになっていきましょう。

10名が出場した2年生男子では全員が自己記録更新となりました。
中でも11秒台に突入した2年生男子選手は一気にリレーメンバー候補になるまでの成長ぶりです。
特筆すべきは走りの内容です。
この冬のスプリントのテーマにしてきた1歩1歩でストライドを伸ばしながらスピードを高めていく走りを見事に体現していました。
今回の歩数47.2歩は、中学2年生では別格の数値となります。
スタートで焦らない、接地のタイミングに合わせて地面をしっかりと踏む、この動きでスピードにのる。
中盤以降の伸びは特筆すべきものがあり、タイム以上に今後の将来性が広がる価値のある走りとなりました。

12秒台前半、中盤で続く選手たちも、次世代を担うメンバーとしての成長が期待されます。
この冬からプレミアムタイムの利用を始めた学校からの出場となった2年生選手は1秒以上の自己記録更新です。
先輩選手として、そして次世代を担う選手として、自覚と責任が強さへと導きます。

10名の選手が出場した3年生男子の時間帯になるとやや向かい風が強くなってきました。
これまでの自己記録は追い風の中での記録の選手も多く、それを考慮すればほぼ全員が自己記録更新と言える内容です。
これまでは12秒台だった選手たちも11秒台に迫ってきました。
昨年までは学校からの出場となっていた3年生選手は、今年はRIXPERTからの出場となり一気にリレーメンバー候補に躍進です。
走幅跳を専門とする選手たちも、11秒台に突入したり11秒台に迫ったりと、確実にスピードが高まっています。

そうした中、2名の選手が決勝へ進み3, 6位と続きました。
3位となった3年生選手は、決勝では勝負強さを見せました。
6位となった3年生選手は、予選ではどんどんと伸びていく走りを見せました。
まだまだ両選手ともに完璧な走りではありません。
ここからのスピード練習を通して動きのコントロールの精度を高めていきましょう。

この2人の選手を軸にしたリレーでの活躍も期待されます。
熾烈なメンバー争いとなりますが、それを高め合いの力に変え、チームとして成長につなげていきましょう。

7名の選手が出場した1年生女子ではこちらも自己記録更新が続出です。
13秒5台でゴールした1年生選手を筆頭に、14秒台前半でゴールした選手たちは内容的にはすぐに13秒台が出るでしょう。
15秒台前半でゴールとなった選手たちも、14秒台まではあとわずかに迫っています。
焦ることなくこのまま順調に成長していってくれれば、3年生となる2年後が早くも楽しみになる選手たちです。

こちらも7名の出場となった2年生女子では全員が自己記録更新です。
決勝で5位となった2年生選手は、冬季でつかんだ走りを大会でもできるようになれば、まだまだ大幅な記録更新が期待できます。
走幅跳を専門とする2年生選手も大きく記録を伸ばし、中でも加速での抜け出しは目を見張りました。
前週の200mで同じ組で走った3人の2年生選手は、今大会では別の組で走りましたが、全員が初の13秒台となる記録で僅差で並びました。
初の14秒台となった2年生選手も、記録にはまだまだ満足がいっていない様子で、ここは通過点となることでしょう。

11名の選手が出場した3年生女子では、前週の200mでRIX記録を更新した3年生選手が100mでも好調ぶりを発揮し決勝へ進みました。
大きく記録伸ばした2年生男子選手と同様にストライドが大きく伸びており、うまくスピードに乗せられるようになりました。
決勝では向かい風が強く7位となりましたが、100mでの成長ぶりに手応えを感じました。
13秒前半に続いた選手たちとともに、リレーでのRIX記録更新、そして秋のU16リレー出場へと進んでいきます。

また、14秒台前半に多くの選手たちが続きました。
小学校時代から活動を続けてくれている2名の3年生選手は、15秒台後半だった小学生時代からいよいよ13秒台が見えてきました。
レース後も次に向けた言葉が聞かれ、もっと速くなりたいと現状に満足しない姿がありました。
昨年からクラブに加入した3年生選手は、初の100mのレースとなりましたが、昨秋の多種目挑戦会時からは1.5秒以上のタイム更新となりました。
学校からの参加となる選手たちも、タイムが上がっていること以上に、走り方が確実に変わってきています。

決勝で活躍する選手たちの存在もクラブとしては誇らしいことですが、こうした着実に成長を続けていく選手たちの姿も同じだけ誇らしく思います。
誰かにやらされているものではなく、順位や結果だけを目指すものではなく、自分のために陸上をやっている。
その姿こそが陸上競技を行う一番の価値だと思います。

とある研究では人間の感じる喜びは「快楽」と「充実」に分類されると言います。
「快楽」は楽しさや心地よさを求める欲求が満たされた状態であり、その効果は一時的なものです。ショート動画の視聴をイメージすると分かりやすいかもしれません。
一方、「充実」は意味や成長を追い求める行為を行い、自己表現が満たされた状態であり、長きにわたり人生の満足度を高めてくれるとされています。
そして、充実と感じられる体験は、時には苦痛も伴いながら、長い時間がかかって実現できるものともされています。

この「充実」を感じられることこそが究極的なクラブの目標と言えるでしょう。
1位をとって嬉しい!自己ベストが出て嬉しい!
ここで終わっていては快楽に過ぎません。

今回の競技はどんな内容だったか、次に向けて何をしていくか、結果にどんな意味を見出すか。
点ではなく線で結果を捉えていくことが大切です。
そして、こうした活動の繰り返しが充実へとつながっていきます。

そのためにRIXPERTでは、内容の評価を大切にしています。
レース内容の分析とフィードバックを行い、それをもとに選手が次に向かっていきます。
選手によってはパーソナルトレーニングを利用し、コーチとともに考えを深めてもいきます。

言われたメニューをこなすだけ、言われたとおりに練習するだけ。
それも大切なことですが、それだけでは充実にはたどり着けないでしょう。
客観的な数値をもとに、選手の自主性を尊重し、自由に活動できる環境を作る。
成果として現れてくるには時間がかかります。
競技結果や記録だけを求めるならもっと型にはめた方がいいのでしょう。
それでも、選手の将来を大切にしているからこそ、今のRIXPERTがあります。
RIXPERTで活動を続けていくことが、充実度合いをきっとより濃いものにしてくれるはずです。

大会では出身選手の所属する高校生の先生と話していてこんなことを言われました。

RIXPERTの選手って陸上が好きだよね。
追い求めていくというか、真面目というか。

何気ない一言でしたが、これ以上ない嬉しい一言でした。

ぜひ陸上競技沼にどっぷりハマってください。
きっとその先には充実を感じられる瞬間が待っています。

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