名を残す大記録

7/14(日),15(月)にメモリアルセンターにて岐阜県中学総体が行われました。
今年から通信大会と順番が入れ替わり、例年より2週間早い時期での開催となります。
全中標準を突破すれば8月に福井で行われる全国中学総体に、6位以内入賞で同じく8月に三重で行われる東海中学総体に出場することができます。
多くの選手にとって1年間で最も重要な大会となり、チーム全体としてもこの大会に向けてトレーニングをしてきたといって過言ありません。
それぞれの目標に向かい、RIXPERT選手たちが躍動しました。

RIXPERTから出場
中1 男子 100m 12.24 0.0 予1
中1 男子 100m 12.08 -0.4 決3 PB
中1 男子 100m 12.37 0.7 予1 PB
中1 男子 100m 12.40 -0.4 決7
中1 男子 100m 12.74 0.0 予1 PB
中2 男子 100m 11.84 1.1 予1
中2 男子 100m 11.80 -0.8 決3
中2 男子 100m 11.83 0.2 予1 PB
中2 男子 100m 11.89 -0.8 決5
中3 男子 100m 11.38 1.1 予1 PB
中3 男子 100m 11.37 1.4 決2 PB
中3 男子 400m 54.35 予1
中3 男子 400m 57.57 予2
中1 男子 1500m 5:04.80 予5 PB
中2 男子 110mYH 17.71 -1.3 予3
中1 男子 走幅跳 5m27 -0.6 予11
中2 男子 走幅跳 5m47 0.7 予6 PB
中3 男子 走幅跳 6m76 -0.7 予1
中3 男子 走幅跳 6m77 -0.2 決1
中1 女子 100m 15.51 1.0 予7 PB
中2 女子 100m 13.31 0.7 予1
中2 女子 100m 13.13 -0.6 決3
中3 女子 100m 12.92 -0.3 予1
中3 女子 100m 12.73 1.1 決1 PB
中3 女子 100m 12.96 0.3 予1 PB
中3 女子 100m 12.88 1.1 決2 PB
中2 女子 200m 27.98 -0.7 予2 PB
中1 女子 走高跳 1m25 予14
中1 女子 走幅跳 NM 0
中2 女子 走幅跳 4m74 0.0 0
中2 女子 走幅跳 5m07 -0.1 決2 PB
中3 女子 走幅跳 5m53 -0.2 予1
中3 女子 走幅跳 6m02 0.4 決1 PB
県中学新
中1 女子 砲丸投 NM
中1 女子 円盤投 26m15 決2 PB
他団体から出場
中1 男子 100m 12.59 0.1 予1 PB
中1 男子 100m 12.40 -0.4 決6 PB
中1 男子 100m 12.59 -0.1 予1 PB
中1 男子 100m 12.68 -0.4 決8
中1 男子 100m 13.84 0.1 予4
中2 男子 100m 11.73 0.5 予1
中2 男子 100m 11.63 -0.8 決2 PB
中2 男子 100m 12.29 0.3 予1
中2 男子 100m 12.40 0.2 予2
中2 男子 100m 13.07 0.7 予5 PB
中2 男子 100m 13.29 0.5 予5 PB
中2 男子 100m 13.33 0.5 予6 PB
中3 男子 100m 11.32 -0.3 予1 PB
中3 男子 100m 11.17 1.4 決1 PB
中3 男子 100m 11.79 -0.4 予2 PB
中3 男子 100m 11.80 0.2 予2
中3 男子 100m 12.04 -0.4 予2 PB
中3 男子 100m 12.32 0.9 予3 PB
中3 男子 200m 26.22 0.8 予5 PB
中3 男子 400m 52.46 予1 PB
中3 男子 400m 52.07 決2 PB
中3 男子 400m 58.11 予3 PB
中2 男子 800m 2:09.51 予2 PB
中1 男子 1500m 5:04.03 予2 PB
中1 男子 1500m 5:33.76 予8 PB
中2 男子 1500m 4:56.82 予9 PB
中3 男子 1500m 4:57.29 予9
中2 男子 3000m 10:28.02 組14 総14
中2 男子 3000m 10:49.40 組6 総23 PB
中2 男子 3000m 11:38.88 組13 総31 PB
中3 男子 110mYH 17.27 -0.7 予1
中3 男子 走幅跳 5m91 -0.7 予2
中3 男子 走幅跳 6m44 -0.1 決2 PB
中3 男子 走幅跳 5m55 0.1 予3 PB
中3 男子 走幅跳 5m73 0.0 決7 PB
中3 男子 走幅跳 5m20 -0.2 予12 PB
中3 男子 走幅跳 NM
中3 男子 砲丸投 8m91 予13 PB
中3 男子 円盤投 25m84 決5 PB
中1 女子 100m 13.99 1.0 予1 PB
中1 女子 100m 14.16 0.4 予2 PB
中2 女子 100m 14.94 0.2 予4 PB
中2 女子 100m 15.71 0.5 予6
中3 女子 100m 13.29 -0.4 予1
中3 女子 100m 13.08 1.1 決5 PB
中3 女子 100m 13.24 1.3 予1 PB
中3 女子 100m 13.20 1.1 決7 PB
中3 女子 100m 13.62 0.5 予1
中3 女子 100m 13.59 1.1 決8
中1 女子 800m 2:31.97 予2 PB
中1 女子 800m 2:31.11 決4 PB
中2 女子 1500m 5:34.20 予5 PB
中3 女子 100mJH 17.25 -0.8 予3
中3 女子 走幅跳 4m31 -0.4 予10
中2 女子 砲丸投 NM
中3 女子 砲丸投 11m13 予3
中3 女子 砲丸投 10m69 決3
中3 女子 円盤投 18m93 決12 PB

1日目はトラック・フィールドとも主に予選が行われました。
朝から雨が降り続くあいにくの天候となる中、メインでは3年生の100mの予選が行われ、サブトラックでは1,2年生の100mの予選から競技がスタートしました。

サブトラックでは今年から円盤投も行われることとなり、その準備もあって芝生のウォーミングアップエリアも制限される中での競技となりましたが、選手たちは雨天でも落ち着いてアップを行うことができました。
各選手とも予選から好調な動きを見せ、3年生男子2名、3年女子5名、2年男子3名、2年女子1名、1年男子4名の合計15名のRIXPERT選手が決勝進出を決めました。

時を同じくメイン競技場では男子走幅跳が行われ、3年生男子選手が1本目から全中標準を突破する6m76を記録し大会第1号の全中標準突破者となりました。この記録のおかげで大会全体が活気づいたスタートとなりました。他にも3年生男子選手達が2,9位で予選通過を決めました。

サブトラックで行われていた男子円盤投決勝でも3年生男子選手が5投目に記録を伸ばし5位入賞を決めました。
4投目までは7位からの逆転劇です。
雨でサークルが滑るコンディションの中で、練習以上の力を発揮しての大投てきとなりました。
メインで行われていた女子砲丸投では3年生女子選手が全体の3位で予選を通過し、投てきブロックも好調です。

円盤投では午後に行われた女子決勝でも1年生選手が2位に入賞しました。
4投目には一時トップに立つ場面もあるほどでした。
まだハーフターンでの投てきでの記録です。
体の発達に合わせて技術を高め、今後もさらなる記録更新に期待がかかります。

午後にはトラックでは200m、400mの予選が行われ、男子400mでは3年生男子選手がこれで3回目となるRIXPERT記録更新で決勝進出を決めました。
フィールでは女子走幅跳の予選が行われ、3年生女子選手が2回目の跳躍で全中標準を突破しました。2年生女子選手も全体の3位で予選通過を決め、男女走幅跳で合計5名の選手が決勝に進みました。
800m、1500mに出場したランニングの選手たちも多くの選手たちが自己ベストを更新しました。

3年生男女の100mの夕方に決勝が行われました。
予選から7時間も時間が空くというスケジュールの中でも、集中力を切らさずコンディションを整えます。
5名が出場した女子では、3年生女子選手が1年ぶりの自己記録更新で優勝、同じく3年生女子選手が自己記録を更新して2位、5位と続きました。
全中標準突破とはなりませんでしたが、2週間後の通信につながる好内容の結果です。
惜しくも7,8位となった選手たちも決勝舞台で堂々たる走りでした。

次に行われた男子でもRIXPERT選手がワンツーを決めます。
優勝した選手は全中標準突破かつRIXPERT新記録を更新。
2位となった選手もスタートでのミスを考えれば十分に上積みが期待できる結果となりました。
次の通信陸上では記録への挑戦となります。

1日目の最終種目の低学年リレー決勝でも、RIXPERT選手たちが各学校のリレーメンバーとして6位入賞に貢献していました。

好記録に沸いた1日目ですが、男子3年100mでは決勝まであと0.03秒に2名、男子400mでは0.02秒差、女子200mでは0.05秒差で全体の9番手、男子走幅跳でも決勝進出にあと2cm、男子砲丸投でも同じく決勝進出まであと1cmと悔しさが残る結果も多くありました。
相手があってのことだけにこればかり仕方がない面もありますが、あと少し何とかしてあげられなかったか、そうした思いが強く残ります。
0.01秒に1cmに喜ぶこともあれば、その差に泣くことがあるのも記録のスポーツだからこそです。
1年後、2年後、そしていつの日にか、今回の悔しさがあったから今の成長につながったと言える日につなげていきましょう。

2日目も雨雲混じりの天候となりましたが、前日より気温も上がり夏らしい気候での大会となりました。
午前中はトラックではランニングの選手たちが出場した3000mから始まり、リレーとハードル種目が行われました。
6月の学年別では男女3名が決勝に進んだハードル勢でしたが、今回は3年生男子選手が0.05秒差の9番手、2年生選手が続く10番手となり男女ともに決勝に進むことはできませんした。
6月からの最後の上積みを作れなかったことは今後の反省となりました。

フィールドでは男子走幅跳から決勝がスタートします。
3年生男子選手が5本目に前日の記録を1cm伸ばす6m77で優勝。
同じく3年生男子選手が6本目に全中標準まであと11cmと迫る6m44の好記録で2位に続きました。
6位とは1cm差で7位となった3年生男子選手は、リレー出場のため2回目までしか跳躍できなかった中での結果です。
持っている身体能力的にも1,2位となった選手達とも遜色ないだけに今後の活躍に期待です。

午後からはトラックでも決勝種目が続きます。
1年生男子100mではRIXPERT選手が3,6,7,8位を占める結果となりました。
6位と7位の選手の差はわずか1000分の5秒。
わずかな差で同じクラブの選手同士で東海出場を分かつこととなりました。
これも陸上競技としか言いようがありません。
来年は決勝進出した選手全員が6位に入れるだけの力をつけていきましょう。、

2年生男子100m決勝では2,3,5位と出場して3名全員が6位入賞を果たしました。
5位に入賞した男子選手は、初の県レベル決勝の舞台です。
普段から高いレベルでの切磋琢磨をしてきているからこそ、周りに動じることなく自分のレースをすることができました。
初の決勝に満足しながらも、次は表彰台に乗りたいとさらなる高みを目指していました。

2年生女子100mでは2年生女子選手が3位に入賞。
スタートでは少し出遅れるも、ラストの追い込みで前を行く選手を交わしました。
ケガで練習を中断していた期間があったことを思えば、十分な結果です。
次の通信でこそ勝負です。

男子400mでは3年生男子選手が前半から気合の入った走りを見せて、予選に続き自己記録を更新し、4回目のRIXPERT新記録更新を果たしました。
遠かった全中標準も気付けばあと0.4秒までに迫ってきています。
2位でも流した悔し涙は、次の通信ではうれし涙になってくれることでしょう。

決勝が一段落すると、競技が終わった選手がスタンドにかけつけて女子走幅跳決勝に声援を送りました。
3年生女子選手が1回目から好記録をマークすると、4,5回目にはファールながらも6m近くに着地する大ジャンプを見せます。
5回目には2年生女子選手が自己記録を更新し2位に浮上、さらに6回目には初の5m越えをしチームも盛り上がります。

迎えた最終跳躍。
トラックでは競技の合間となり、スタンドの注目を一身に集めた中、観客に手拍子を求めます。
大きな跳躍を見せ、踏切も白旗!

電光掲示板に表示された記録は6m02!!

県中学記録(5m84)を10年ぶりに更新したことに加え、日本中学歴代でも10位となるとんでもない記録を樹立しました。
これまでの自己記録の5m65から、じつに37cmもの記録更新です。

競技終了後からすぐに大雨となり、一時はトラック競技が中断するほどの雨となりました。
あと5分雨がふるのが早かったらと思うと、天候にも恵まれました。

これだけの記録ですが、それでも今年の中学ランキングでは第2位。
石川県に6m05を記録している3年生女子選手がいます。
8月の福井で行われる全中では、ハイレベルな闘いが見られることに期待です。

最終種目に行われた男女の4×100mRの決勝では、個人では悔しい思いをした選手が、リレーでは見事6位以内に入賞し東海出場を決めていきました。
男子では2位となったチームの選手全員がRIXPERT選手たちです。
大会に出場しているチームは違えど、RIXPERT選手たちの活躍にみんなが喜びました。

RIXPERT関係選手では全国大会3名、東海大会27名出場という結果となりました。
嬉しい結果、悔しい結果もありましたが、これだけの結果を残すことができたことも、選手の努力と支えてくれる家族の皆さんのサポートがあってのものです。
この大会が近くになるにつれ、選手たちからも気合が伝わってきました。
遠方からでも連日練習に参加してくれる選手もいました。

結果は人それぞれです。
そして、懸けてきたものがあるからこそ、そこに嬉しさや悔しさが生まれました。
これだけ懸けられるものがあるということが素晴らしいことだと思います。

陸上競技はこれで終わりではありません。

2週間後には通信陸上があります。
8月以降にも大会は続きます。
陸上競技の本番は高校生以降です。

全てのことを糧としながら、次に進んでいきましょう。

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