悔しさを強さに

8/22(火)から4日間の日程で全国中学陸上が愛媛にて行われました。
今年からクラブチームも参加が可能となり、開会式ではスポーツ庁の室伏広治長官が「単に勝敗を競うだけでなく、互いに相手や仲間を尊敬し、フェアプレイを大切に競技をすることを期待しております」とコメントを述べました。
RIXPERTからも7月の通信陸上で参加標準記録を突破した女子100mHの出場に向け愛媛に向かいました。

RIXPERTから出場
中3 女子 100mH DNS 予選

7月の県大会後から足の不安を抱えており、全国大会に向けてギリギリの中で練習を行いながら参加を目指してきました。
しかし、大会前日の練習でも十分に走ることができず、無理をしてスタートラインに立ってもハードルを跳ぶことができないと判断し、最後はコーチの責任をもって棄権することを伝えました。
この日に向けて、不安と闘いながらできることをやってきた選手本人、そして選手のために最大限のサポートをしてきてくださったご家族のことを思うと無念でしかありません。

それでもレース当日にはメイン競技場の公開練習に合わせて競技場入りし、スタートラインからの景色を目に焼き付けてきました。
そして100mやハードルの選手たちのアップを間近で見て勉強し、自分が走るはずだった100mHのレースも悔しさを胸に秘めながら観戦してきました。

全国大会だからといって特別なことをやっている選手はいません。
クラブの練習で行っているようなドリルや動き作りを多く見ました。
そして、しっかりと練習できていれば全国の舞台でも引けを取らなかったのではないか。
そう感じる内容でした。

それを感じられたのも、全国大会の会場にいたからです。
全国大会の会場で経験した全てのことが、これからの糧になります。
今回の悔しさを、今後の強さに。そう願うばかりです。

走ることはできませんでしたが、RIXPERTが全国の舞台に行くことができました。
大会での記録も大会での結果もこの3年でどんどんとレベルが上がっています。

クラブから全国大会に行けた選手がいる。

そのことがクラブの当たり前を変えていきます。
来年はより多くの人数でこの舞台に挑めることを目指していきましょう。

最後に、全国大会に向けて多くの方に激励をいただきありがとうございました。
会員の皆様には心ばかりのお土産を用意いたしました。
次回以降の活動参加時に皆さんにお配りします!
応援ありがとうございました。


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