積み上がっていく力

6/30(日),7/6(土),7(日)にメモリアルセンターにて岐阜県選手権が行われました。
岐阜県内では最も権威ある大会となり、リレーに個人種目に小学生の招待レースとRIXPERTの現役・出身選手たちが躍動しました。

RIXPERTから出場
中3 男子 走幅跳 NM
男子 4×400mR DQ
小3 男子 80m 12.82 0.0 決1
小5 男子 100m 14.51 -0.7 決7
小6 男子 100m 13.68 -1.5 決5 PB
小6 男子 100m 14.74 -1.7 決5 PB
小1 女子 50m 10.12 -2.3 決3 PB
小1 女子 50m 10.25 -2.3 決4 PB
小2 女子 50m 9.05 -0.2 決1 PB
小2 女子 50m 9.71 -0.2 決7
小5 女子 100m 15.14 -1.7 決5
小5 女子 100m 15.29 -1.7 決7
小6 女子 100m 13.49 -1.3 決1
小6 女子 100m 14.31 -1.3 決5 PB
混4×100mR 53.83 決4
他団体から出場
中3 男子 100m 11.51 -0.7 予4
中3 女子 100m 13.68 -1.8 予7
小6 女子 800m 2:38.65 決3 PB

6/30(日)にはRIXPERTでは初となる4×400mRに男子チームが出場しました。
1600m≒1マイル(英国で用いられる距離の単位)ということもあり、通称「マイルリレー」と呼ばれている競技で、高校生以上で行われる競技となります。
高校生以上の主要大会の最終種目となることが多い種目で、一番の盛り上がりを見せる競技でもあります。
400mを専門としている選手が増えてきたこともあり、今回の中学生チームでの挑戦につながりました。

各選手が力走しますが、バトンの関係のミスがあり結果は失格に。
幻のRIXPERT新記録となってしまいましたが、記録よりも記憶に残るそんなレースになったと思います。

7/6(土)には中3男子選手が走幅跳に出場しました。
翌週の県中学総体を見越した出場となり、今回は試合勘の確認となります。
ファールとなった1本目のみの跳躍で競技は終了しましたが、自分より持ち記録が良い選手たちに囲まれたた中でも落ち着いて競技に挑めました。
体調も心配なく、勝負の夏に向けて順調な仕上がりです。

また、RIXPERT出身の高校1年生の女子選手が200mで大きくベストを更新し決勝に進出する姿も見られました。
同じく1年生女子選手が走幅跳で5mを越えたりと、出身選手たちの成長に大きな刺激をもらいました。

7/7(日)には小学生の招待レースが行われました。
6月の小学生選手権の100m、800mの入賞者が招待され、メモリアルセンターで走ることができました。
それにしても暑い…。
静岡県では今年初の40度越えの猛暑日となったこともあり、スタートでタータンに手をつくだけでも火傷をする危険があるほどの熱さでした。

ウォーミングアップも普段よりは少なめにしながら、安全を最優先の出場となりましたが、小学生選手たちの元気の良さはさすがです。
向かい風の中でもベストを更新していく出場者達が多くいました。
6月の大会の決勝よりも順位やタイムが良くなったり悪くなったりもありますが、この舞台で走れたことに感謝しながら次の大会に向かっていきましょう。

また、招待の最終種目の混合リレーでは、これまでのRIXPERT記録を約1.3秒更新するタイムで4位となることができました。
4月のスポーツカーニバルに始まり、この大会まで徐々にバトン技術やリレー技術を積み上げてきました。
そこにメンバー間の人間関係にも慣れてチーム力が高まってきたからこその結果です。
ただリレーはここで一段落となり、ここからは個人種目が優先となったり夏以降のリレーではこれまでとは違った走順で挑戦してもらったりすることになります。
この偉大なるリレー記録を目標に、次の世代もリレーへの挑戦を通して個人の走力を高めていきましょう!

選手権の競技でもRIXPERT出身選手たちが活躍し、中でも女子100mでは高校2年生選手が自己記録を大きく更新しての優勝となりました。
中学生時代から県のトップレベルの選手でしたが、そこからのさらなる飛躍を見せてくれました。
当然、現在の進学先のトレーニングがあってこその成果ですが、RIXPERTからの積み重ねの先にこうした活躍があることを大変うれしく思います。

「中学校のときよりもゆっくり動く感覚がある」

優勝した後に中学生の時と何が違うかを聞いた際の女子選手の言葉です。
速くなっているのにゆっくり動く感覚がある。
一見矛盾しているようですが、これぞトップスプリンターの感覚です。
急いで走ってはダメなんです。

RIXPERT出身選手の何が変わりどう成長していったのか。
出身選手達に教えてもらいながら、次の世代のトレーニングに活かしていけたらと思います。

そしてこれだけの暑さの日でしたが、夕方からは小学生・中学生の練習会をサブトラックで行いました。
小学生は7月中旬の交流・交歓陸上に向けて、専門練習を行いました。
短距離ではめったに行わない小学生での走り込みも少しだけ行い、スタートブロックの練習を実施しました。
「リレーはやらないの?」「鬼ごっこは?」
そんな声も3年生以上の参加者から聞かれましたが、今回はあくまで大会参加者向けの練習会です。
通常の活動とは区別しながら、大会参加に向けた準備をしっかりと行いました。

中学生は翌週に迫った県中学総体の最終調整となります。
中学生は6/23,30とこれで3週連続での補助競技場での練習となりましたが、これだけ利用すればサブトラックも特別な場所で無くなります。
一時ケガをしていた選手たちも7月に入ってからは復帰できています。
各ブロックともに質の高い動きが見られ、クラブ全体として仕上がり具合も万全です。
モチベーション動画もアップされ、準備は整いました。

積み重ねてきた力は簡単には崩れません。
これから先もまだまだ積み上がっていきます。

コンディションを整え、今シーズンの大一番に向かっていきましょう。
そして、その先にも陸上競技はまだまだ続いていきます。

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