逆算からの成長曲線

10/25(日)にヒマラヤスタジアムにて小学生選手権が行われました。
これまでは6月に行われていた大会ですが、暑熱対策により今年から秋開催となりました。
場所も例年の浅中競技場からヒマラヤスタジアムに移しての開催です。
雨も降る中とはなりましたが、小学生のRIXPERT選手たちが躍動しました。

RIXPERTから出場
小1男子50m10.230.9予6PB
小3男子80m13.01-0.4予1PB
小3男子80m12.93-0.1決3PB
小3男子80m13.05-0.1予1
小3男子80m13.04-0.1決6PB
小3男子80m14.51-1.2予4PB
小3男子80m15.07-1.2予6
小4男子80m12.700.0予3PB
小5男子100m14.35-0.7予1PB
小5男子100m14.230.6決5PB
小5男子100m14.62-0.4予1PB
小5男子100m14.510.6決6PB
小5男子100m15.480.1予5PB
小6男子100m13.060.8予1
小6男子100m12.800.5決3PB
小6男子100m14.080.5予2PB
小6男子100m14.430.8予2PB
小6男子800m2:40.91組2総17PB
小6男子コンバインドB1718決8PB
小6男子走幅跳4m36-0.5
小6男子ジャベ投32m67PB
小5男子コンバインドB1314決29PB
小5男子走幅跳3m830.0
小5男子ジャベ投20m07
小6男子コンバインドB1280決30PB
小6男子走幅跳3m52-0.5
小6男子ジャベ投22m68PB
小6男子コンバインドB1245決37
小6男子走幅跳3m02-0.2
小6男子ジャベ投27m84
小3女子80m13.42-0.5予3PB
小3女子80m13.620.1決8
小3女子80m13.81-1.2予3PB
小3女子80m15.190.1予6PB
小4女子80m12.74-0.1予3
小4女子80m12.88-0.9予2PB
小5女子800m3:03.15組10総12
小6女子800m3:10.95組10総22
小4女子走幅跳3m010.3決5
小4女子ジャベ投25m57決3PB
小混4×100mR59.42予4
他団体から出場
小6男子100m16.781.1予7
小6男子800m2:35.22組1総11PB
小6男子コンバインドA1670決8PB
小6男子80mH15.161.1PB
小6男子走高跳1m20PB
小6男子コンバインドB1795決2PB
小6男子走幅跳4m110.3PB
小6男子ジャベ投39m91PB
小6男子コンバインドB1732決5
小6男子走幅跳3m93-1.0
小6男子ジャベ投39m29
小6男子コンバインドB1530決14
小6男子走幅跳3m400.1
小6男子ジャベ投36m68
小6女子100m14.390.2予2PB
小6女子100m14.500.1決8
小6女子コンバインドB1587決5
小6女子走幅跳4m150.7
小6女子ジャベ投29m14

県大会レベルの大会、そして多くの人が会場に集まる大会。
RIXPERTの名を知らしめるにはうってつけの機会になります。
選手たちが好記録を残し、上位を席巻する。
RIXPERTの指導力を証明する場といっても過言ではありません。
この日のためにこれまでの活動がありました。

……なんて、そんなことは全くありません。
まだまだ先のある小学生選手たちの大会です。
まずは大会に出場してみようと思ってくれるだけで十分です。
今大会にも1年生の男子選手が50mに出場してくれました。
応援に訪れた家族の皆さんにとっては、その姿を見られるだけでも十分にうれしいものです。

当然ながら、選手たちが好記録や好順位を残してくれることはクラブとして誇らしいものになります。
6年生男子100mでは、1週間前に記録した自身のRIXPERT小学生記録を0.01秒更新する3位入賞となりました。
5年生男子100mでは2名の選手が決勝に進んでいます。
4年生男女の80mに出場した3名の選手は、スパイクを履いていない状況ながら決勝まであとわずかに迫りました。
3年生80mでも男子2名、女子1名の選手が決勝に進む活躍を見せてくれました。
他団体からの出場を含め、コンバインドA・Bでも複数の入賞がありました。
それだけ素質あふれる選手たちがクラブにいてくれているからこそ、そして日々の活動を通して成長を続けてくれているからこその結果です。

それでも、小学生の選手たちに最も求めたいことは好記録や好順位ではありません。
結果を受け止め、その先に自分なりの目標を見つけてくれること。
そして「次もまたがんばろう」と思ってもらうこと。
これこそが一番に求めたいものです。

今大会で800mに出場した6年生男子選手はこちらの予想を上回る成長を遂げ、今大会でも大幅な自己記録更新となりました。
大会に参加することを通してペースを学び、自主練習を行い、仲間の存在を励みに成長を続けてくれました。
記録や結果が自信につながり、自信が次のやる気につながる。
体の成長のタイミングもこの循環を後押ししてくれました。

決勝に進めるかどうか、入賞できるかどうか、それらは相手選手があってのことです。
他者を軸に自分を評価する必要はありません。
自己記録更新できたことを喜ぶ選手もいれば、記録更新には届かずともしっかりと自己分析できている選手もいます。
記録や順位が良かった、悪かった。
そこで終わるのではなく、先につながることは何か、そしてどう先につなげていくか。目を向けるべきはここになります。

陸上競技の本番は、体の発達や練習環境の差が少なくなる高校生世代からです。
RIXPERTでも「長く深く陸上競技に親しんでもらうこと」を一番の方針に、長期的な視野のもとに活動を計画しています。
高校生世代を指導していた経験からも、小学生世代の選手に求めたいことは、高い競技成績を目指して無理に練習をがんばることではありません。

陸上競技を好きでいてくれること。
これが何より一番です。

挑戦心と探求心にあふれ、自分自身で行動を選択し責任を持てること。
悔しさやふがいなさ、自分の弱さと直面する経験だって必要です。

時には息抜きをしたって問題ありません。
練習量はあとからどれだけでも挽回できます。
無理をするくらいなら、ほどほどの練習量で十分です。

余裕と余白を残しながら成長していってくれることが一番です。
その中で全力で取り組んでいってください。
そうした活動ができていれば、どんな記録や結果でもかまいません。
あとはその時その時の体の成長や身体能力、相手選手との力関係によって結果が決まるだけです。

5年後、10年後の姿を考えた場合、今は「あらけずり」で何も問題ありません。
1か月後、半年後といった短い期間を見てしまうと、どうしてもその時点での完成度を求めてしまいがちになります。
どの地点から逆算して成長曲線を描くか。
それは日本陸連の示す競技者育成指針でも明確に示されています。
ぜひ長い視野を持って、小学生選手たちを見守ってもらえたらと思います。

合わせて、RIXPERT設立から6年が経過し、小学生だった選手たちが中学生となり、高校生へと羽ばたいていっています。
これまでに蓄積されてきたデータからも、大きく記録を伸ばしていくために必要な鍵というものもおぼろげながら見えてきました。
特にスプリントにおいては、ただ速くなればいいのではないということが分かってきました。
将来も伸び続けていけるために、小中学生の段階では「こう速くなってほしい」という形があり、その推移を数値で客観的に見ていける下地もできてきました。
これまでの6年間の選手たちのデータの蓄積が、6年生男子選手の立派な100mのRIXPERT記録更新につながりました。

アップから招集対応、そして競技とトラブルなく1日を終えられて何よりでした。
満足感のある疲労感を感じられるのも、選手たちの成長を間近で見せてもらえるからこそでしょう。
来年も再来年も、そしてその先も。成長を続ける選手たちとともにRIXPERTも進み続けます。
選手の皆さん、関係者の皆さん、1日おつかれさまでした!

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