つないだバトンの先

10/11(日)にMUFGスタジアム(国立競技場)にてリレーフェスティバルが行われました。
日本選手権リレーにU16リレーの日本一を決めるリレーに加え、誰でもチャレンジリレーや家族リレーなど誰でも参加できるリレーが行われます。
RIXPERTからはU16リレーに女子チームが、また中高生リレーと誰でもチャレンジリレーに出場しました。

RIXPERTから出場
中高男子4×100mR44.04組2
誰でも男子4×100mR44.42組1
誰でも男子4×100mR47.10組2
U16女子4×100mR48.51組4総14
中高女子4×100mR52.60組7

舞台となる国立競技場は、2021年には東京オリンピックが、そして前年には東京世界陸上が行われた舞台となります。
無観客だった東京オリンピックに対し、多くの観客でにぎわった昨年の世界陸上にはクラブからも多くの選手が観戦に出向いていました。
その国立競技場で走ることができる。
それだけでもこの大会に参加できることは価値のあるものといえます。

参加までの道のりは長く、シーズン開始当初からU16リレーの参加を目指しての挑戦が続きました。
ターゲットナンバーは32(最終的には36チームまで出場)となり、資格記録がターゲットナンバーに入れないと出場できません。
女子は5月の中部実業団で出場確実となる記録を残すことができ、資格記録では10番手での出場となりました。
男子は当落線上となり、申し込み締め切り前日まで挑戦を続けましたが、惜しくも0.03秒届かず。
U16リレーへの出場はあと一歩届きませんでしたが、補欠選手の出場機会のために確保していた中高生リレーへ出場することになりました。
女子のU16リレー、補欠選手と出場希望者による男女の中高生リレーと誰でもチャレンジリレーを合わせ、13名の選手が東京の地に向かいました。

初めて見る選手にとっては、国立競技場の大きさには驚かされます。
そして中に入って見るスタジアムの雰囲気は、ここでしか味わえないものがあります。
世界のトップ選手たちが駆け抜けたこの場を走ることができる。
選手たちには興奮と少しの緊張が現れていました。

競技場の下見後は、スタジアムの横にある東京体育館陸上競技場で前日練習を行いました。
200mしかないトラックで直線も6レーンしかありませんが、体を動かすには十分です。
雲一つない絶好の秋晴れとなる中、体をほぐし、翌日に向けコンディションを整えました。

ホテルに向かう道中では、岐阜県では見られない高層ビル群を見ながらの移動となります。
直線距離以上に地下に深く移動に時間がかかる東京メトロ、改札口を間違えると移動に時間がかかってしまう東京あるあるの洗礼を浴びながらも、無事にホテルまでたどりつきました。
女子チームはうどんチェーン店、男子チームはイタリアン激安レストランと岐阜県にもある近場のお店で食事を済ませ、東京の夜を過ごしました。

前日の反省を生かし、当日はスムーズな移動で競技場に到着しました。
何度来ても、スタジアムの中に入った時はやはり興興を覚えます。
それと同時に、全国の強豪チームも集まりだし、緊張感も高まります。
U16リレーチームはメイン競技場でのアップ、中高生リレーチームは東京体育館でのアップとなりました。

メイン競技場では日本選手権リレーの出場チームもアップを行っており、どこを見ても速い選手だらけです。
先のアジア大会で高校生ながら銀メダルを獲得した選手をはじめ、テレビや雑誌で見たことのある有名選手と同じ空間でアップをできることも貴重な時間でした。
ついついトップ選手の動きには目を奪われてしまいます。

個人種目では気負けしてしまいそうな雰囲気ですが、今回はリレーチームでの闘いです。
全中の舞台を経験した3年生を中心に、1年生選手も動じることなくアップを行えました。
バトン流しも全国の強豪に引けを取らない迫力です。
アップを終えた中高生リレー組、そして保護者のみなさんも駆けつけ、いよいよ競技を迎えました。

RIXPERTは4組あるリレーの3組目での登場となります。
1組目からチームベストを上回られる記録でのゴールとなると、2組目では岐阜県のチームがチームベストの走りで1着でゴールします。
そして3組目、8レーンでの出場となります。
1走の1年生選手がトップ争いでバトンを渡すと、2走の2年生も伸びのある走りで上位をキープしバトンは3年生へ。
3走の3年生も粘りの走りで2番手集団でバトンを渡し、アンカーの3年生選手も全国の強豪と互角に渡り合い4位でのゴールとなりました。

動画サムネイル
▶ 再生

タイムとしてはチームベスト更新とはいかず、順位は全体の14番手となりました。
バトンはうまくつながっただけに、個々の走力がピークの状態とは言えなかったと言えるでしょうか。
9レーンのチームが棄権となり前を追うことができなかったことも影響していたかもしれません。
1,2年生選手は1週間前に中学新人もあり、この大会だけに専念できていればまた違った結果となったかもしれません。
それらを上回り全国の舞台で上位を目指すには、まだまだ実力不足だったということも現実です。

目標としていた47秒台と上位入賞には届きませんでしたが、選手たちはこの大会に向けしっかりと準備を進めてくれました。
現状の持てる力はしっかりと発揮できた結果となり、国立競技場の舞台で堂々とバトンをつなげました。

男女ともに上位は驚異的な記録となり、東京、千葉、大阪といった強豪県のクラブチームの活躍が目立ちました。
クラブ化が先に進んでいた岐阜県は近年の全国大会の活躍が目立ちましたが、強豪県がクラブ化を進めていくとこの結果となるのは必然といえます。
その流れは今後も変わらないことが考えられ、来年以降も参加水準はどんどんと高くなっていくことでしょう。
だからこそ、RIXPERTも進化を続けていかなくてはいけません。
今回の舞台を肌で感じられた選手たちが中心となり、来年の大会への出場を目指した挑戦の始まりです。

続いて行われる中高生リレーでは1組にU16リレーの補欠となった3年生選手2名と、1,2年生選手の女子チームが出場しました。
1走を担う予定だった3年生選手が足の状態に不安があり、アップの段階で急遽1,4走を入れ替えることとなりました。
通常のリレーではあり得ませんが、今回は非公認の部となり、オーダー用紙の提出が不要だったことも功を奏しました。

アップで1回だけ練習をしたバトンもしっかりとつながり、アンカーの3年生選手も足の痛みもある中でゴールまで走り抜けました。
満足な走りとはならなかったかもしれませんが、せっかくこの舞台まで来たからこそ見られた景色だったと思います。
1,2年生選手は来年もこの舞台で、そして3年生選手は今回の経験を思い出として次に進んでいきましょう。


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▶ 再生

3年生3名と2年生による男子チームは最終組での出場です。
1着でゴールしたチームは場内インタビューを受けており、これまでの組のタイム的にも十分狙えるのではないかという期待感の中での出場です。
いざスタートをすると内側のチームが早く、41秒台という圧倒的なタイムでゴールをしていきます。
さすがにそのチームに離されましたが、バトンをしっかりとつなぎ43秒台に迫るタイムで2着でゴールしました。


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▶ 再生

どうせならU16リレーの部で勝負をしたかった。

レースを終えた選手たちの本音のところでしょう。
それでも、中高生リレーとはなりましたが、この舞台で走れたことは貴重な経験となりました。
特に2走を務めた唯一の2年生男子選手はこの経験をもとにチームを引っ張っていってくれることでしょう。
1人1秒のタイム短縮を目指し、来年の本大会出場につなげていきましょう。

会場内には各種イベントが盛りだくさんとなっており、レース後にはイベントを満喫する選手たちです。
30mダッシュに参加したり、オリジナルはちまきを作ったり、映える写真を撮ったり。
日本選手権リレーの決勝もあり、日本トップ選手の走りを間近で見ることもできました。

午後に入って誰でもチャレンジリレーが行われました。
出場を希望してくれた3年生男子を2走に、中高生リレーを走った3年生男子3名とともに出場です。
こちらの誰でもチャレンジリレーは文字通り誰でも出場できる区分となり、老若男女を問わず誰もが楽しんでリレーに出られる区分となります。
野村コーチも岐阜県コーチ陣チームとして3年ぶりに出場しました。

アットホームな雰囲気で行われるリレーとなりますが、RIXPERTは本気です。
中高生リレーの記録を上回ることを目指しましたが、バトンパスのタイムロスもあり、記録を伸ばすことはできませんでした。
それでも1着でゴールできたことで、今度こそインタビューを受けることができました。
4走の3年生選手がしっかりとした受け答えをすると、駆けつけた1走の3年生選手も堂々と次に向けた抱負を語ってくれました。


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▶ 再生

会場のオーロラビジョン、そしてYouTubeのLIVE配信を通して、全世界にRIXPERTの名をアピールしてくれました。
こうしたご褒美も選手たちにとっては大きな思い出になったことと思います。

続く最終組に出場した岐阜県コーチ陣チームは、U16リレーに出場したRIXPERT、KJAC、美濃加茂jrのコーチ陣での出場です。
県選抜で行われた3年前にも強化スタッフチームとして出場しており、当時のアンカーの陸岐道のコーチこそ脚部不安でメンバー交代となりましたが、誰もケガをすることなく組の2着でゴール。
目標としていた美濃加茂jr女子リレーのタイムも上回る快走となりました。

控え場所からの景色。
スタート前の一瞬の静寂。
練習をしていないのに完璧なバトン。

チームの垣根を越えて、指導者同士で本当に楽しませてもらいました。
ここまで連れてきてくれた選手たちに感謝です。


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▶ 再生

これにて帰路につき、長きにわたったU16リレーへの挑戦も終わりを迎えることとなりました。
男女でのU16リレー出場に女子の上位入賞と目標に届かなかった部分ももちろんあります。
それでも、こうして国立競技場の舞台で走ることができたことは、チームとして大きな財産となり、今後につながっていくものです。

来年も自分たちが。
来年こそ自分たちが。

そう思うに値する価値がこの大会にはあります。
参加して絶対に損はしません。

この思いをチームとして共有し、絶対にまたこの地に戻ってきましょう。
バトンは次の世代に託されました!

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