10/5(土)に国立競技場にてリレーフェスティバルが行われました。
陸上競技の普及と振興を目的に、200歳以上リレーや職場対抗リレー、家族リレーに誰でもチャレンジリレーなど多様なリレー競技が行われる大会です。
その中で、リレー日本一を決める日本選手権リレーとU16都道府県リレーが行われました。
岐阜県選抜チームでは男子1名、女子では高校1年生の出身選手を含む2名のRIXPERT選手が参加しました。
また、日本選手権リレーにもRIXPERT出身の高校生選手が2名出場しました。
県選抜リレー | |||||||
中 | 男子 | 4×100mR | 43.16(1走) | 予6 | |||
中 | 女子 | 4×100mR | 48.34(1走) | 予5 |
会場は国立競技場。
2020東京オリンピックが開催され、来年の2025年には世界陸上の開催が予定されています。
2週間前の小学生陸上に続き、こうした場所で競技ができるだけでも大きな価値があります。
さらに、今年は競技場まで徒歩5分、フロントでは神宮球場を一望できる最高の立地のホテルとなりました。
前日練習では男子では最終選考会が行われるとともに、各区間のバトンの最終確認を行いました。
各県が集まる中での練習となり、中には全中の上位選手を有するチームもあります。
他チームの走りに目を奪われながらも、どれだけ気後れすることなく挑めるか。
勝負はここから始まっています。
前日の30度を超える気温とは違い、レース当日は小雨模様の肌寒い気候となりました。
先に行われた女子では、1走に中3女子選手、3走にRIXPERT出身の高校1年生選手での出場となりました。
今大会は学年ではなく年齢での区分での大会となり、1~3月の早生まれ選手も出場することができます。
高校1年生選手は昨年は出場できませんでしたが、高校でも記録を伸ばし、今回の出場につながりました。
目標タイムは47秒台。
前回の新人戦と同じメンバーということもありバトンもスムーズにつなぎます。
結果は目標には届かない48秒34となりましたが、前回よりも大きくタイムを伸ばすことができました。
47都道府県中では22位。
より上を目指していくためには、個人個人の走力にまだまだ差がありました。
男子では1走には中3男子選手が、そして3,4走は新人戦からメンバーを変えての出場となりました。
岐阜県の前の組では、2チームがフライングで失格になるというアクシデントもある中、1走の男子選手が良い飛び出しを見せます。
前日からの好調ぶりを発揮して後半まで伸びのある走りを見せますが、2走とのバトンパスでは大きく詰まってしまいました。
2走から3走、3走から4走のバトンパスでもロスがあり、タイムは43秒16。
47都道府県中の35位となりました。
バトンが完璧であれば目標であった41秒台と決勝進出の可能性があっただけに悔しさの残る結果となりました。
決勝に進むためには、絶対的なエースの存在に加えメンバー個々の走力の底上げが必要です。
岐阜県内で勝負をしているだけでは、決勝に届くほどの底上げはできません。
岐阜県の現状をしっかりと認識し、全国レベルの広い視野を持つ必要性を改めて実感しました。
また、本大会は翌年の東京世界陸上開催のPRイベントとしてドリームレースというレースも行われました。
1走は走幅跳の橋岡選手。
2走は中長距離の田中希選手。
3走はパリオリンピックやり投金メダリストの北口選手。
アンカーは100mのサニブラウン選手。
世界レベルで活躍する選手たちの夢の競演です。
これ以上のメンバーはないほどのドリームチームとなりました。
そしてスペシャルスターターとしてあの方が登場!
そう。世界陸上と言えば織田裕二さんです。
その登場に会場が一番盛り上がりました。
各選手の走りは本気の走りではないものでしたが、それでも豪華なバトンパスに会場も大盛り上がりでした。
こうしたイベントがあったことも参加者にとって良い思い出となりました。
日本選手権リレーにはRIXPERT出身の高校女子選手が2名出場しました。
チームの1走と4走を努め、全国の大学や高校の強豪チームと堂々と渡り合う姿を見ることができました。
クラブから羽ばたいていった選手たちを日本選手権という大舞台で見られたことに大変うれしく思います。
高2、高1、中3とそれぞれの年代のRIXPERTを代表する選手たちです。
4名の選手たちの共演は、先に行われたドリームチームにも負けない、RIXPERTが紡いできた歴史を表す価値ある記念写真となりました。
昨年はコーチ陣が出場した誰でもチャレンジリレーには、今年は補欠となった男女2名の選手での出場となりました。
所属チームを越え、岐阜県チームとして団結できるのもこの大会ならではです。
世界陸上が9月に開催される翌年は本大会が行われるかが不透明ですが、開催された際にはぜひ来年も一人でも多くの選手がこの場に来られることを願っています!
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