日本一が決まる瞬間

6月22日(土)~23日(日)にかけて、メモリアルセンターにて日本選手権混成大会が行われました。
今夏のパリオリンピックの選考会でもあり、日本で最も権威ある大会でもあります。
22日には中学生が、23日には小学生が招待リレーに出場するとともに、23日には混成競技の最終種目を応援してからの練習会を行いました。

RIXPERTから出場
男子 4×100mR 44.40 予1
男子 4×100mR 43.65 決1
女子 4×100mR 49.93 予1
女子 4×100mR 49.79 決2
混4×100mR 1:00.15 予6
混4×100mR 55.22 予1
混4×100mR 56.34 決5

22日の中学生の招待リレーは、7月の県中学総体に向けた仕上げの大会となります。
コントロールテストの数値を見ても、クラブ全体で記録の伸びがしっかりと見られコンディションが上がってきていることが確認できています。
その中でのレースとなり期待が高まりました。

男子は決勝でRIXPERT新記録を大きく更新し見事優勝。
これで昨秋の新人戦から、カーニバル、中部実業団、学年別、そして今大会とこれまでの主要大会全てで優勝を飾りました。
2・3走が変わることなく安定したバトンを行える中で、他の選手の伸びリーレーチームに厚みをもたらしました。

女子では主力選手が欠場となる中でも、1位とはわずかな差の2位となりました。
記録としても今チームのセカンド記録、またRIXPERT歴代でも3番目となる好タイムです。
春シーズンよりも確実に個々の走力が向上していることが確認できました。

リレーがあることで個人も強くなれます。
個人の成長がチームの成長を生み、チームの成長がさらなる個人の成長をもたらしてくれました。

男女ともにこのメンバーでのリレーはこれで一段落となります。
秋に向けてさぁ次は1,2年生選手たちの出番です!

23日の小学生の招待リレーにはA・Bの2チームが出場です。
春から段階的にリレー練習を行ってきたこともあり、バトン技術もレベルが上がってきました。
そうした成果もあり、A・Bチームともに安定したバトンで走り切ることができました。
特にAチームは小学生のRIXPERT歴代2位となる好記録でA決勝進出を果たしました。

とは言っても、今大会は多くの選手にこの場を経験してもらうことをテーマにしています。
そのため、申込の段階から決勝に進んだ場合は予選を走れなかった選手が優先的に走り、残りの選手はくじ引きで決めるとしていました。
ということで予定通りくじ引きを行い、決勝の走者が決まりました。

良い順位、良い記録を目指すことももちろん重要ですが、せっかくのこの舞台を多くの選手に経験してもらえるようにすることも同じくらい重要です。
「勝負」を捨てているわけではありません。
「勝負」に偏り過ぎないようにしていると言えるでしょうか。
発達段階の選手たちを受け持つ指導者として、勝利至上主義に偏り過ぎないバランスというものを今後も常に意識していきます。

決勝でも安定してバトンをつなぐことができ、チームとしても大きな経験となりました。
大舞台でしっかりと力を発揮できたことを自信に次に進んでいきましょう!

また、23日は夜間の補助競技場が空いていたため、日本選手権混成の最終種目となる1500mを応援した後の練習会を予定しました。
日本一が決まる瞬間を目撃してからの練習。
この日にしかできない練習です。

ナイター照明、トラックまで降りての応援とここでしか味わえない臨場感があります。
選手たちの思いのこもった壮絶なレースを応援してから練習に向かいました。

練習もあいにくの雨とはなりましたが、練習をするには十分な環境でした。
短距離勢はミニハードルと加速走を、跳躍ブロックも実践的な練習をしっかりと行えました。
また、今回はジュニアの活動も実施し、50mRIXバッジチャレンジではタータンを利用して多くの参加者がベストを更新していってくれました。

審判もあったり、通常練習もあったりと長い2日間となりましたが、充実した2日間となりました。
そしてここからも毎週大会と練習が続きます。

いよいよ陸上競技のハイシーズンがやってきます。
8月には今年も夏祭りを予定しています。
RIXPERT関係者一丸となって突き進んでいきましょう!

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