多種目の秋

10/1(土)に浅中競技場にて西濃普及・強化記録会が行われました。
多少小雨がパラつくこともありましたが、秋らしい過ごしやすくなった気候の中での大会となりました。
10月からは専門ブロックを解散し多種目への挑戦を始めている中、多くの選手が複数種目に挑戦しました。

RIXPERTから出場
中1 男子 100m 12.43 -0.5 組4 総30
中1 男子 100m 12.69 0.0 組3 総41 PB
中1 男子 100m 12.81 -0.3 組5 総44
中1 男子 100m 13.33 0.6 組3 総64 PB
中2 男子 100m 11.75 -0.4 組2 総9 PB
中2 男子 100m 11.84 -0.4 組8 総14
中2 男子 100m 11.98 0.0 組6 総16
中2 男子 100m 12.02 0.0 組7 総18
中2 男子 100m 12.10 -0.4 組4 総20
中2 男子 100m 12.55 0.0 組2 総36 PB
中2 男子 100m 12.58 -1.8 組2 総37
中2 男子 100m 13.14 -0.2 組2 総54
中3 男子 100m 11.21 -0.4 組1 総1
中3 男子 100m 11.42 -0.4 組2 総2
中3 男子 100m 11.66 -0.4 組5 総6
中3 男子 100m 11.67 -0.4 組6 総7
中3 男子 100m 12.05 -0.3 組1 総19 PB
中3 男子 100m 12.17 -0.5 組2 総22 PB
中3 男子 100m 12.97 -0.3 組8 総50
中2 男子 200m 24.03 1.4 組3 総11 PB
中2 男子 200m 24.18 1.1 組8 総12
中2 男子 200m 24.54 1.4 組5 総14 PB
中2 男子 200m 25.37 1.7 組1 総21 PB
中2 男子 200m 26.60 1.5 組1 総33 PB
中3 男子 200m 22.88 1.1 組1 総1 PB
中3 男子 200m 23.15 1.4 組1 総3 PB
中3 男子 200m 23.62 1.1 組5 総6
中3 男子 200m 24.83 1.3 組3 総16 PB
中3 男子 200m 25.96 1.4 組1 総24 PB
小4 男子 1000m 4:03.50 決5 PB
小5 男子 1000m 3:41.23 決5 PB
小5 男子 1000m 3:58.70 決8 PB
小6 男子 1000m 3:42.29 決3 PB
A 男子 4×100mR 45.63 組1 総2
B 男子 4×100mR 50.12 組2 総7
中1 男子 走高跳 1m45 決4 PB
中2 男子 走高跳 1m50 決3 PB
中2 男子 走高跳 1m45 決4 PB
中1 男子 走幅跳 4m87 -0.2 決10 PB
中1 男子 走幅跳 4m41 -1.8 決15 PB
中2 男子 走幅跳 5m49 -1.3 決3 PB
中2 男子 走幅跳 5m13 -1.7 決8 PB
中2 男子 走幅跳 4m60 -0.8 決13
中3 男子 走幅跳 5m92 -1.2 決1
中3 男子 走幅跳 5m38 -1.4 決5 PB
中3 男子 走幅跳 5m21 -1.6 決6 PB
中1 男子 砲丸投 5m93 決11 PB
中2 男子 砲丸投 8m92 決3
中2 男子 砲丸投 6m66 決10 PB
中3 男子 砲丸投 7m75 決6 PB
中3 男子 砲丸投 7m33 決8 PB
中3 男子 砲丸投 6m75 決9 PB
中3 男子 砲丸投 4m85 決14 PB
中1 女子 100m 13.72 0.0 組1 総15 PB
中1 女子 100m 14.49 -0.3 組5 総34
中1 女子 100m 14.52 0.0 組5 総36
中1 女子 100m 15.56 -1.0 組4 総68 PB
中2 女子 100m 13.21 -0.1 組1 総6 PB
中2 女子 100m 13.55 -0.1 組4 総11
中2 女子 100m 13.72 -0.1 組5 総14
中2 女子 100m 14.88 -0.2 組1 総45
中2 女子 100m 15.03 -0.2 組4 総53
中2 女子 100m 15.66 -0.1 組5 総73 PB
中2 女子 100m 15.81 -0.1 組6 総79 PB
中3 女子 100m 13.97 -0.1 組7 総18
A 女子 4×100mR 54.87 組2 総5
中1 女子 走高跳 1m25 決6
中2 女子 走高跳 1m30 決4
中2 女子 走高跳 1m25 決6 PB
中2 女子 走高跳 1m20 決8 PB
中3 女子 走高跳 1m20 決8
小4 女子 走幅跳 2m43 -0.1 決5
小6 女子 走幅跳 4m01 0.1 決1
小6 女子 走幅跳 3m08 0.1 決9
中1 女子 走幅跳 4m47 -1.8 決6
中1 女子 走幅跳 4m46 -1.4 決7
中1 女子 走幅跳 3m75 -1.3 決16
中2 女子 走幅跳 4m31 -0.6 決9 PB
中2 女子 走幅跳 4m13 -1.3 決12
中2 女子 走幅跳 3m68 -1.4 決18 PB
中3 女子 走幅跳 4m49 -1.6 決3
他団体から出場
中1 男子 100m 13.06 0.0 組4 総51
中1 男子 100m 14.91 -1.1 組3 総107
中1 男子 100m 15.56 -1.1 組4 総113
中2 男子 100m 12.47 0.0 組1 総32 PB
中2 男子 100m 12.51 -0.5 組5 総34
中1 男子 200m 27.04 0.7 組4 総40 PB
中1 男子 走幅跳 3m89 -1.2 決20 PB
中2 男子 走幅跳 5m67 -2.0 決2
中2 男子 走幅跳 5m18 -1.4 決7 PB
中1 女子 100m 14.97 -0.1 組3 総50
中1 女子 100m 15.10 -1.0 組1 総55 PB
中2 女子 100m 13.24 0.0 組6 総7
中2 女子 100m 14.54 0.0 組7 総38
中2 女子 100m 14.61 -0.3 組6 総39 PB
中2 女子 100m 14.70 0.0 組8 総43
中2 女子 200m 28.00w 2.4 組4 総6
中2 女子 200m 30.37 1.5 組4 総15 PB
中2 女子 200m 30.47 1.5 組5 総16 PB
中1 女子 走幅跳 3m42 -1.3 決23 PB

RIXPERTでは毎年の風物詩として9月末の県中学新人を終えてからは多様な種目への挑戦を推奨しています。
日本陸連が示す競技者育成指針においても競技者育成の方向性の5つの柱の一つとして「多様なスポーツおよび複数種目の実施を奨励」が掲げられています。
そこでは

国際オリンピック委員会(IOC)は、多様な身体活動・運動や複数(他)種目のスポーツ経験が、後に遭遇する失敗や困難の克服、自己効力感や運動有能感の涵養、さらにはスポーツ障害やバーンアウト(燃え尽き)症候群のリスクの低下に貢献する可能性があることを示唆しており、現在、多くの国際的な研究がこの見解を支持している。

日本陸連競技者育成指針

とされており、陸上競技における複数種目の経験を推奨しています。
日本陸連公認コーチの資格を持つ指導者として、RIXPERTでもこの方針に則り秋を多種目への挑戦の期間としています。
また、今年の夏には酷暑下での競技会のあり方も含め、日本陸連から育成年代のスケジュール案が示されました。
そこでは2シーズン制が提唱され、秋には専門外の種目への積極的な参加を促すものとされていました。

もちろん、専門とする種目でのさらなる記録更新を目指したい選手たちがいることも事実です。
そうした選手たちの思いも尊重しながら、選手自身がやりたい種目を選択して練習できるように環境を整えながら。

選手達もその思いを理解してくれており、今大会には中学生以上の出場者32名中26名の選手が短距離と跳躍など異なるカテゴリーの複数種目へ挑戦しました。
走幅跳を専門とする選手が走高跳に挑戦したり、中には100m、走幅跳、砲丸投と走跳投を1日でこなす出場者もいました。
こうした勢いと挑戦心こそがRIXPERT魂です。

100mには男子24名、女子18名が出場です。
男子では1年生選手が大きくベストを更新したり走幅跳を専門とする選手達がベストを更新していきました。
女子では2年生選手が大幅なベスト更新となる1着のゴールにガッツポーズを見せた他、今大会が初めての大会出場となる選手もがんばりました。

走幅跳には男子11名、女子8名が挑戦です。
男子では100mを専門とする選手も多くが出場し、上位8人中7人がRIXPERT選手となりました。
いろいろな空中姿勢が見られるのもこうした大会ならではです。
女子では向かい風とはなりましたが、4m50に迫る記録で1年生選手達が続きました。

走高跳には男子3名、女子5名が出場しました。
走幅跳を専門とする選手達が出場した男子ではハサミ跳びでもしっかりと記録を残せていました。
女子では練習の成果を発揮し背面跳を器用にこなす選手達でした。

砲丸投には男子7名が挑戦しました。
短距離・跳躍・ハードルを専門とする3年生達の闘いが繰り広げられたほか、短距離を専門とする2年生選手も1年生のころから1m以上の自己記録更新となりました。

砲丸投に出場した男子選手は10mぐらいは飛ばせるんじゃないかと思っていたようですが、現実は7m台の記録にとどまり10mを越える記録のすごさを実感していました。
普段は経験のない種目に挑戦する際には記録の基準が分からないものです。
挑戦することで初めてその種目を専門とする選手達のすごさを実感できます。
初めて走高跳に出場した男子選手は、練習とは違った緊張感や5cm上がるだけで絶望的に感じるバーの高さなど、大会に出てみなくては分からないことを経験できていました。

専門外の選手たちの挑戦にその種目を専門とする選手がおびえることもあれば、専門外の種目だからこそ競技力の差が縮まり他者との競争も生まれやすくなったりもします。
専門種目ではベストが伸び悩んだりしている選手も、専門外の種目では記録も伸びやすく自己記録を更新する嬉しさを思い出すことができます。
新しい気付きや目に見える上達もあれば、予想を上回る適正を見せてくれることもあります。
何より、プレッシャーを感じることなく伸び伸びと競技をできることも多種目への挑戦の良さでしょう。

陸上競技の原点に立ち返る。

これこそが多種目への挑戦の一番の意義と言えるのではないでしょうか。
そして、その経験は間違いなく専門種目へと生きていきます。
さらなる成長のために、そして可能性を広げるために、この秋も積極的に多種目へと挑戦していきましょう!

RIXPERTから出場
小4 男子 80m 13.21 1.4 組5 総7 PB
小4 男子 80m 13.79 1.4 組7 総10 PB
小5 男子 100m 14.44w 2.4 組2 総2
小6 男子 100m 14.09 1.4 組5 総11 PB
小6 男子 100m 14.87 1.3 組2 総16 PB
小6 男子 100m 15.69 1.3 組6 総23 PB
小4 男子 走幅跳 2m33 -1.3 決5 PB
小6 男子 走幅跳 3m45 -0.4 決13 PB
小6 男子 走幅跳 3m20 -1.2 決14 PB
小6 女子 100m 13.88w 2.2 組3 総3
小6 女子 100m 13.99w 2.2 組4 総4
小6 女子 100m 14.68 1.9 組1 総9 PB
小6 女子 100m 15.20 1.9 組2 総11 PB
小4 女子 1000m 4:04.26 決1 PB
小5 女子 1000m 4:11.04 決3 PB
小6 女子 1000m 4:03.03 決4 PB
混4×100mR 57.99 組3 総5

小学生では秋の大会スケジュールを見ながら4年生以上の選手の出場としました。
男子では追い風参考の組もありましたが、80m、100m、走幅跳に出場した全ての選手がこれまでの自己記録を上回りました。
特に6年生男子は体の成長も手伝ってか、100mでは0.5秒近くのベスト更新です。

女子では100mの1組は惜しくも追い風参考とはなりましたが2名の選手が13秒台を記録します。。
2組目は+1.9mの公認記録となり、この組で出場した2名の女子選手が大きくベストを更新しました。
また、3名の選手が走幅跳にも挑戦し、小学生でも多種目へと挑戦していきました。

また、今大会は12月の駅伝に向けて1000mにも多くの選手が出場しました。
男女ともに4~6年生の選手たちが出場し、各々の選手がしっかりと力を出し切ってのゴールとなりました。
今年こそRIXPERT初の男女それぞれでの駅伝出場を目指していきます。

混合4×100mRでは6年生4人での出場となりました。
これまでに走ったことがない走順を基本としながら、その日に何走をやりたいか決めていくスタイルでの出場です。

いろいろな走順を経験する。
いろいろな人とのバトンパスを経験する。

これも一つの多種目への挑戦と言えるでしょう。
しっかりとバトンをつなぎ58秒を切るタイムでゴールすることができました。

実りの秋。
食欲の秋。
読書の秋。
天高く馬肥える秋。

と秋に関する言葉は多くあります。
RIXPERT選手達はその中に「多種目の秋」が加わってきます。
小学生も中学生もマスターズ選手もそこに違いはありません。

みんなで挑戦すれば怖くない。
大いなる挑戦心を持って、多種目の秋に向かっていきましょう!

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