本気の失敗には価値がある

4/20(日)は浅中競技場で西濃記録会が、各務原競技場では春季スプリントが行われました。
RIXPERTとしては多種目に挑戦できるという観点から西濃記録会に参加しました。
タータンが張り替えられ、新しくなった浅中競技場です。
前日に続く2日連続となる選手や今シーズン初の大会となる選手、また小学生選手たちが多種目にわたって出場しました。

RIXPERTから出場
中1 男子 100m 12.71 0.2 組3 総35
中1 男子 100m 13.08 0.2 組6 総47 PB
中1 男子 100m 13.86 1.3 組5 総70 PB
中1 男子 100m 16.34 1.0 組7 総83
中2 男子 100m 11.81 0.8 組5 総7 PB
中2 男子 100m 11.83 0.5 組3 総8
中2 男子 100m 12.04 0.5 組6 総15
中2 男子 100m 12.18 0.5 組1 総19
中2 男子 100m 12.24 0.5 組8 総21
中2 男子 100m 12.36 0.2 組1 総25 PB
中2 男子 100m 12.77 1.5 組1 総37 PB
中2 男子 100m 13.09 1.5 組3 総48 PB
中3 男子 100m 11.63 0.8 組4 総5 PB
中3 男子 100m 11.83 0.8 組6 総9
中3 男子 100m 12.97 1.4 組2 総44 PB
中3 男子 100m 13.35 1.7 組6 総58
社40 男子 100m 12.90 -0.5 組6 総51
中1 男子 800m 2:48.80 組6 総17 PB
社30 男子 1500m 4:18.48 決3 PB
社50 男子 5000m 20:13.99 決7
B 男子 4×100mR 45.51 組3 総3
C 男子 4×100mR 50.63 組7 総9
中1 男子 走高跳 1m30 決5
中1 男子 走幅跳 5m20 1.5 決7 PB
中1 男子 走幅跳 4m54 1.6 決16 PB
中2 男子 走幅跳 5m75 1.3 決2 PB
中2 男子 走幅跳 5m75 -0.6 決3 PB
中2 男子 走幅跳 4m96 0.2 決9 PB
中2 男子 走幅跳 4m55 0.5 決15
中2 男子 走幅跳 4m50 -0.1 決18
中3 男子 走幅跳 6m14 0.0 決1 PB
中3 男子 走幅跳 5m66 1.9 決4 PB
中3 男子 走幅跳 4m56 1.0 決14 PB
中2 男子 砲丸投 9m70 決1 PB
中2 男子 砲丸投 7m07 決4
中1 女子 100m 13.31 1.2 組4 総4
中1 女子 100m 14.22 1.8 組3 総21
中2 女子 100m 13.69 0.6 組1 総9 PB
中2 女子 100m 13.94 1.8 組1 総15 PB
中2 女子 100m 14.15 0.6 組4 総19
中2 女子 100m 15.44 0.9 組6 総42
中3 女子 100m 13.18 1.2 組2 総2
中3 女子 100m 13.73 -0.2 組3 総11
中1 女子 100mJH 19.89 -0.1 組4 総8 PB
中2 女子 100mJH 16.13 -0.2 組2 総3 PB
中3 女子 100mJH 18.24 -0.2 組3 総5 PB
A 女子 4×100mR 51.34 組1 総1 PB
B 女子 4×100mR 55.10 組3 総4
C 女子 4×100mR 58.41 組5 総8
中1 女子 走高跳 1m25 決4
中1 女子 走幅跳 4m74 -0.6 決3 PB
中1 女子 走幅跳 4m63 0.6 決4 PB
中1 女子 走幅跳 4m04 -0.3 決9 PB
中1 女子 走幅跳 3m49 1.6 決16
中1 女子 走幅跳 3m16 1.4 決18 PB
中2 女子 走幅跳 4m40 1.3 決5 PB
中3 女子 走幅跳 4m96 2.0 決1
他団体から出場
中2 男子 100m 13.06 1.5 組2 総46 PB
中2 男子 110mYH 16.86 -1.8 組4 総4 PB
中3 女子 100m 15.45 1.0 組6 総43
中3 女子 100mJH 18.85 -0.1 組3 総6 PB

中学生以上では、多くの選手が複数種目に出場しました。
中には4月の2大会で早くもRIX感謝祭での多種目出場表彰の基準を満たす3カテゴリー出場を果たした選手達もいます。

そうした中、中学男子走幅跳では出場者20名のうち10名がRIXPERT選手となり、多くの選手が100mとの2種目出場となりました。
走幅跳を専門とする選手たちが自己記録を更新し1~4位まで続き、1年生選手も5mを越える跳躍を見せました。
主要な大会では厳しい人数制限もありますが、6mレベルの記録を持つ選手たちの競い合いがさらなる高みへと導いてくれるでしょう。
短距離を専門とする選手たちは、スピードが上がっただけに十分な踏み切りができていない印象を受けました。
短距離のスプリントと跳躍の助走、そのあたりの使い分けができるようになることも大切なことです。

走幅跳では中学女子でも7名のRIXPERT選手が出場しました。
1位となった3年生選手はセカンド記録を更新し記録の安定性が高まりました。
また、3位には1年生選手がRIXPERT1年生記録を1cm更新し、4位にも素質あふれる1年生選手が高水準の記録で続きました。
5位となった2年生選手も自己記録を40cm以上更新し、県大会の決勝レベルが見えてくる大きな成長を果たしました。

跳躍では走高跳にも1年生男女選手が出場しました。
まだまだ高さに慣れていない時期ですが、こうした積極的な挑戦をできることが重要です。
今回の記録をスタート地点に、どんどんと記録を高めていきましょう。
また、男子選手はウォーミングアップではスマートフォンで内容を確認しながら一人で行えていました。
こうした姿にも成長を感じることができました。

100mでは前日の大会ではベストを更新できなかった選手がベストを更新していきます。
中でも3年生男子選手は前日よりも0.2秒近くタイムが上がる好走を見せました。
女子でも2年生選手が0.5秒近くベストを更新し13秒台に突入してきました。
男女ともにリレーメンバー争いが激化し、記録会と言えど選手にとっては1本1本が勝負になります。

また、今年100mの初レースとなる選手達もどんどんとベストを更新していきました。
中でも2年生男子選手3名が1~3位を占めた組では、各々が0.6~0.8秒ほどのベスト更新となる競い合いも見られました。
前日にベスト更新した選手達はさすがに体の疲労もありさらなるベスト更新となった選手は少数でしたが、良いスピード練習となりました。

ハードルでは2年生男子選手が向かい風の中での16秒台で総合4位となりました。
小学生時代から80mHに取り組んできており、スプリントを柱としながらハードルへの適正も高く、今後への期待が高まりました。
100m、200mで好記録を残している3年生男子選手はコンディションの問題から棄権、前日のジュニア規格に続く中学規格での走りが期待された3年生男子選手はフライングによる失格となりました。
ウサイン・ボルトだって世界選手権の決勝でフライングをしています。
大切なことは今回を学びに、繰り返さないようにすることです。

女子では2年生選手が前日に続くべスト記録更新で総合3位、3年生選手達もベスト更新となりました。
練習ではハードル間を3歩で走ることに苦しんでいた3年生選手も、本番では強さを発揮して10台をしっかりと3歩で走り切ることができました。

投てきでは男子砲丸投で2年生選手がベストを更新し1位となり、10mの大台も目前に迫ってきました。
もう1名の2年生選手はベスト更新とはなりませんでしたが、100mでも11秒台に迫る素質を武器に混成種目での活躍も期待されます。

中長ではランニングの舩坂コーチも1500mに出場。
5000mに出場したマスターズ選手も前日からの連戦となる疲労の中でも最後まで走りきりました。

リレーでは今年度から始まるU16リレー出場に向けての挑戦が始まります。
タイムが期待される男子Aチームは選手達のコンディションを考え棄権に。
2年生が主体となるBチームは2,3走でバトンのもたつきがあったものの、アンカーの3年生選手が前を行く11秒台選手を追いかけ総合3位となりました。
3年生選手は100mではベスト更新とはならなかったものの、リレーでの走りは間違いなく11秒台の走力を感じさせてくれました。
1年生4名でのCチームは50秒を切ることはできませんでしたが、この秋、そして1年後2年後のチームの主力となる選手達として貴重なリレー経験を積む場となりました。

女子ではAチームが総合1位となりましたが、こちらも3走から4走のバトンでもたつきが見られ、アンカーの1年生女子選手が前を行く選手を交わしてのゴールとなりました。
タイムとしてはまだまだ期待できる結果となり、U16リレーの出場、そしてRIXPERT記録の更新に向けて個々の走力を高めながらバトンパスを磨いていきましょう。
2年生選手でのBチーム、1年生選手でのCチームもそつなくバトンをつなぎゴールすることができました。

リレーは経験が大切です。
失敗をしないと見えてこないこともあります。
適当にバトンパスを練習したのではなく、本気で練習して失敗した。
それならば価値のある失敗と言えるでしょう。
チームとして積極的に挑戦を続けながら、さらなる高みを目指していきます。

一方で、大会終了後のサブトラックにはリレーのマーカーが忘れられていました。
RIXPERTだけでなく他チームも同様でしたし、どういった状況でそうなったのかは分かりません。

リレーに集中し過ぎて片付けを忘れたのでしょうか。
気付いていたけど誰かが片付けてくれるからいいやと思ったんでしょうか。

こうした詰めの甘さがバトンミスにつながってしまったのかもしれません。
そして、どれだけ素晴らしい記録を出せても、これではその価値も下がってしまいます。
反省点は大いに反省し、同じことを繰り返さないようにしていきましょう。

小学生

RIXPERTから出場
小4 男子 80m 12.35 0.9 組1 総1 PB
小4 男子 80m 13.18 0.9 組4 総4 PB
小4 男子 80m 14.51 0.9 組5 総8 PB
小5 男子 100m 15.32 0.7 組3 総13 PB
小5 男子 100m 15.51 -1.3 組2 総18 PB
小5 男子 100m 16.35 0.7 組6 総23 PB
小6 男子 100m 15.38 0.7 組4 総14 PB
小6 男子 100m 15.41 0.7 組5 総15 PB
小6 男子 100m 15.74 0.8 組8 総20 PB
小6 男子 100m 16.48 0.7 組7 総26
小4 男子 800m 2:48.09 決1
小4 男子 800m 3:10.13 決2 PB
小4 男子 800m 3:20.42 決5
小5 男子 800m 2:46.97 決3 PB
小5 男子 800m 2:58.67 決8 PB
小4 男子 走幅跳 3m68 0.3 決2 PB
小4 男子 走幅跳 2m73 0.4 決4 PB
小5 男子 走幅跳 3m11 -0.9 決11
小6 男子 走幅跳 4m01 -0.6 決2 PB
小6 男子 走幅跳 3m60 -1.2 決3
小6 男子 走幅跳 2m79 -0.2 決13
小5 男子 ジャベ投 30m18 決11 PB
小6 男子 ジャベ投 38m18 決3 PB
小6 男子 ジャベ投 36m46 決5 PB
小5 女子 100m 16.02 -1.4 組3 総12
小5 女子 100m 18.32 0.1 組5 総34 PB
小6 女子 100m 14.30 -0.4 組4 総4 PB
小6 女子 100m 14.53 -0.4 組5 総5 PB
小6 女子 100m 15.75 -1.4 組1 総9 PB
小5 女子 走幅跳 3m35 -0.2 決8
小6 女子 走幅跳 3m56 -0.3 決3 PB
小6 女子 走幅跳 3m36 -0.3 決7 PB
A 混4×100mR 56.53 決3
他団体から出場
小5 男子 800m 3:01.73 決9

小学生では4年生以上の選手達が今シーズン初の大会に挑戦しました。
大会だからといって特別な練習を行うこともなく、通常の活動の延長線上での大会参加となります。
勝負に偏り過ぎないようにしながら、成長を実感できる場としての大会参加にしてもらいたいと思います。

80mに出場した4年生選手、100mに出場した5,6年生選手達のほぼ全員が風を考慮すれば十分な自己ベストと言える結果となりました。
1秒以上の記録更新となった5,6年生選手も複数おり、小学生の成長には驚かされます。

走幅跳には男女あわせて9名が出場しました。全員が100mとの2種目出場です。
ファールをしたらどうしよう。
そんな声も聞かれましたが、小学生は思いっきり踏み切れれば問題ありません。
ファールかどうかは踏切ができた次の問題です。

ジャベボール投に出場した3名の男子選手も全員が30mを越え自己記録も更新です。
40mが見えてきた選手達もおり、今後につながる結果となりました。

800mには6名の男子選手が出場しました。
5年生選手達が3分を切り、1名は25秒もの自己ベスト更新となる力走となりました。
3名が出場した4年生では、全体でも出場者が5名とペースを作ることが難しいレースとなりましたが、最後にはしっかりとラストスパートをすることができていました。

リレーではこちらも2,3走でのバトンのもたつきがあったものの、56秒台でしっかりと走り切ることができました。
バトン練習を行ったのも1回のみということを考えれば十分すぎる内容です。
大会ごとにバトン技術を高めていき、6月の小学生選手権では54秒台が目標となります。

小学生では大会という特別な場は成長の場になります。
日常生活とも、普段の活動とも違う大会という非日常だからこそ、緊張もすれば不安にもなったりします。
そして、それを乗り越えた達成感や満足感を感じられる場でもあります。
また、悔しさを感じることだってあるでしょう。
記録の良し悪しや結果の良し悪しに関わらず、大会に参加してがんばったことを大いに肯定してあげられたらと思います。

勝利至上主義ではなく成長至上主義に。
今年もRIXPERT小学生は「あらけずり」でいきます。

各務原春季スプリント

他団体から出場
小5 男子 100m 15.31 -0.3 組3 総13 PB
中2 男子 100m 13.16 0.5 組5 総33
中3 男子 100m 11.63 1.1 組5 総5
中3 男子 100m 12.29 0.5 組1 総18 PB
中3 男子 200m 25.17 -0.2 組1 総6 PB
小6 女子 100m 14.51 -0.2 組2 総2 PB

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