多治見の多は

10/26(土)には星ケ台競技場で東濃地区秋季ジュニアが行われました。
昨年に続き9月末の中学新人以降は専門ブロックを解散し、走幅跳やハードル、砲丸投といった多種目への挑戦を推奨してきました。
その練習の成果を発揮する場として小学5,6年生と中学生の多くの選手が参加しました。

RIXPERTから出場
小6 男子 80mH 14.07 決3 PB
小6 男子 走高跳 1m30 決4 PB
小6 男子 走幅跳 4m13 0.2 決5 PB
小6 女子 80mH 13.77 予2 PB
小6 女子 80mH 14.17 決7
小6 女子 80mH 13.32 予1 PB
小6 女子 80mH 16.46 決8
小6 女子 80mH 14.83 予5 PB
小6 女子 走高跳 1m25 決1 PB
小6 女子 走幅跳 4m28 0.1 決2
小6 女子 走幅跳 3m88 -0.4 決5 PB
小6 女子 走幅跳 2m85 0.2 決16
小6 女子 ジャベ投 36m16 決2 PB
小6 女子 ジャベ投 19m65 決10 PB
中1 男子 100m 12.95 -0.2 予4
中1 男子 100m 13.59 -0.4 予7 PB
中2 男子 100m 11.90 -0.2 予2
中3 男子 100m 11.38 -0.7 予1
中3 男子 100m 11.36 0.0 決2
中3 男子 100m 12.03 0.8 予3 PB
中3 男子 100m 12.07 -0.3 予2 PB
中1 男子 200m 24.89 0.9 予2 PB
中3 男子 200m 23.64 0.3 予2 PB
中3 男子 200m 24.03 0.0 決4
中3 男子 200m 24.10 0.1 予2 PB
中3 男子 200m 24.13 0.0 決6
中1 男子 800m 2:29.36 組10 総20 PB
中1 男子 110mYH 19.00 0.3 予3 PB
中1 男子 110mYH 18.27 -0.2 決6 PB
中2 男子 110mYH 20.56 0.3 予5
中3 男子 110mYH 15.63 1.4 予2 PB
中3 男子 110mYH 15.36 -0.2 決1 PB
中3 男子 110mYH 15.46 1.4 予1 PB
中3 男子 110mYH 15.37 -0.2 決2 PB
男子 4×100mR DQ
中1 男子 走幅跳 5m44 1.3 決4
中1 男子 走幅跳 4m46 -0.7 決18 PB
中2 男子 走幅跳 4m72 0.0 決13 PB
中2 男子 走幅跳 DQ
中3 男子 走幅跳 5m62 -0.8 決2
中1 男子 砲丸投 5m67 決7 PB
中1 男子 砲丸投 5m33 決8 PB
中2 女子 100m 12.87 1.6 予2
中2 女子 100m 13.18 -0.2 決6
中2 女子 100m 13.41 1.4 予1 PB
中2 女子 100m 13.85 1.0 予3 PB
中3 女子 100m 12.85 0.2 予1
中3 女子 100m 12.83 -0.2 決1
中3 女子 100m 13.17 0.8 予2
中3 女子 100m 13.29 -0.2 決8
中3 女子 100m 13.56 1.0 予2
中2 女子 200m 27.20 1.0 予1 PB
中2 女子 200m 27.41 -0.5 決3
中2 女子 200m 27.51 0.4 予2 PB
中2 女子 200m 28.17 -0.5 決5
中3 女子 200m 27.07 0.4 予1 PB
中3 女子 200m 27.06 -0.5 決2 PB
中3 女子 200m 28.03 1.0 予2 PB
中1 女子 100mJH 18.03 0.8 予4 PB
中1 女子 100mJH 16.86 -0.2 決4 PB
中2 女子 100mJH 17.78 1.0 予4 PB
中2 女子 100mJH 17.31 -0.2 決6 PB
中3 女子 100mJH 16.27 1.0 予1 PB
中3 女子 100mJH 15.75 -0.2 決1 PB
中3 女子 100mJH 17.33 0.8 予2 PB
中3 女子 100mJH 17.03 -0.2 決5 PB
女子 4×100mR 50.15 予1
女子 4×100mR 50.57 決1
女子 4×100mR 53.55 予2
女子 4×100mR 53.47 決7
中2 女子 砲丸投 10m80 決2
中3 女子 砲丸投 9m20 決4 PB

今大会は多くの選手が複数種目に挑戦しています。
ハードルと走幅跳、100mとハードル、中には100mを専門としながら砲丸投と800mといった組み合わせに出場する選手もいました。
今年からは棚橋コーチの加入もあり、投てきにも積極的に挑戦できる環境が整ってきました。

その砲丸投では1年生男子選手が2名出場し、7,8位と決勝に進み6投を投げ切りました。
5kgの砲丸を6回投げる。これだけでもトレーニングとして十分です。
今回は5m台の記録でしたが、これが10m近く飛ばせる力がついてこれば、10秒台だって夢ではなくなります。

女子では先のU16女子走幅跳で4位入賞した選手も出場しました。
1,2投目はファールでしたが、3投目からは投げるごとに記録を伸ばし、最終的には9mを超える4位。
専門とする選手たちを脅かす結果となりました。
高校からは七種競技も始まります。
そうした混成種目での活躍も期待できる結果となりました。

ハードルには男女ともに4名ずつの計8名が出場しました。
男子では予選からハードルを専門としてきた3年生選手が自己記録を大きく更新し大会新記録を樹立しました。
今回が110mH初挑戦となる1年生選手もゴールまでしっかりと走り切り決勝進出を果たしました。

決勝には3名の選手が出場です。
決勝では予選で大会新記録を樹立した3年生選手と100mを専門としてきた3年生選手が10台のハードルをほぼ同じタイミングで越えていく大接戦となりました。
結果は0.01秒差で100mを専門としてきた選手に軍配が上がり大会記録のさならる更新となりました。
優勝した3年生選手は1年前に初めてハードルに出場し、その際は10台目で大きく減速してしまっていました。

しかし、その時の挑戦があったからこその今回の好記録です。
その時は失敗と思ってしまうようなことも、振り返ればあの時があったからこそと思える日はやってきます。

女子では4名の選手全員が決勝に進みました。
決勝では100mを専門とする3年生選手が15秒台の好記録で優勝を飾りました。
1年生のころから毎年秋にはハードルに挑戦してきた選手です。
最初は3歩で走り切るのがやっとだった走りが攻めた走りに変わってきました。
100mの記録が伸びたからハードルの記録も伸びたのか、それともその逆なのか。
真相はどちらでしょうか。

他にも、1年生選手が予選で1.4秒、決勝でさらに1.2秒の自己記録更新となる驚異的な成長で4位に入賞。
新人戦でも6位に相当する好記録となりました。
また、1年ぶりのハードル挑戦となる3年生選手が1.7秒のベスト更新で5位。
初のハードル挑戦となる2年生選手も走幅跳で培った踏切の力を発揮し6位と続きました。

これで同大会では2年連続でハードルの男女をRIXPERT選手が優勝したことになりました。
秋の多治見ではRIXPERTはハードルを跳ぶ。
来年以降もこの勢いをつなげていきましょう。

跳躍では走幅跳に5名の男子選手が出場しました。
先のハードルで優勝した3年生選手が2位、走幅跳を専門とする1年生選手が4位と続きました。
100mを専門とし11秒7台の記録を持つ2年生選手は5mい届かず走幅跳の難しさを実感です。
1年生男子選手は練習不足な中でも果敢に挑戦し、2年生男子選手も記録こそ残せませんでしたが腰の痛みの中でがんばりました。

短距離では男子で100mに6名、200mに3名の選手が出場しました。
100mでは先の国スポ少年B走幅跳で優勝を飾った選手が決勝で2位。
大きな大会が続いた後でしたが、ケガ無く終えられ何よりでした。
同じ中学の3年生男子選手2名は、ともに自己ベスト更新となるも100分の数秒で11秒台に届かず悔しい結果となりました。

200mでは3年生選手3名が自己記録を更新し4,6位と続きました。
受験勉強も始まってきた中、しっかりと練習ができていない中でも記録が伸びていくのは、やはり成長期の男子選手たちです、
また、1年生男子選手も24秒台の自己記録更新となり、あと少しで決勝という位置につけました。

女子では100mに6名、200mに4名の選手が出場しました。
100mでは3年生選手がハードルに続く優勝。
追い風が吹くと評判の多治見でしたが、今回は風は味方してくれませんでした。
他にも200mも兼ねる中で2年生選手が6位、3年生選手が8位と続きました。
予選では2年生女子選手2名が自己記録を更新。
ストライドが持ち味の2年生選手はピッチも高まってきて0.6秒の自己ベスト更新となりました。

200mでは砲丸投にも出場した3年生選手が予選でRIXPERT新記録を更新。
決勝でもさらに0.01秒更新して2位に続きました。
2年生選手の2名も予選で自己記録を更新し、決勝では3,5位に続きました。

リレーでは男子は予選で惜しくもバトンミス。
女子はA,Bの2チームともに決勝に進みました。
Aチームは全員が100m12秒台のベストを持つ最強の布陣です。
春以来のこのメンバーでの編成となり、目指すはRIXPERT新記録となりました。

さすがに複数種目をこなした疲労は大きく、予選よりもタイムを落とす結果となりましたが優勝という有終の美を飾りました。
1,2年生が中心のBチームもバトンをしっかりとつなぎ7位に続きました。

小学生では7名の選手が出場しました。
翌日の秋季スプリントとの兼ね合いもあり、今大会は80mHまたはフィールド種目のみの出場です。

100mで全国小学生に出場した6年生女子選手も今大会は80mHと走幅跳に出場です。
その80mHでは予選から13秒7台を記録し、ハードルでもRIXPERT新記録を更新しました。
しかし、次の組では別の6年生女子選手が13秒3台に更新してしまいます。

ハードルと100m。
ハードルではインタバールに適した走りができるかが大きな鍵となります。

そして、決勝では両者ともに予選以上のスピードでスタートから突っ込んでいきますが、途中でハードルにぶつけてしまうアクシデントとその影響を受けたこともあり、7,8位となりました。
これもハードルならではの難しいところです。

男子でも6年生選手が一発決勝となった80mHに出場しました。
初のハードルとなり1台目にもたつきましたが、その後はスムーズに走り3位入賞。
ゴールまでしっかりと走り切れました。

小学生のハードルはインタバールが狭すぎ、これに適応しすぎてしまってはいけません。
中学生のハードルにつなげていくためには、リズムと基本的な技術を身に付けるだけで十分です。
中学生になってからもぜひハードルに挑戦してきましょう。

跳躍では走幅跳に男子1名、女子3名が出場。
男子では6年生選手がハードルと時間が重なってしまっため、後半は跳躍することができませんでしたが5位に入賞しました。
女子でも6年生女子選手がハードルと重なってしまっため跳躍できなかった最後の6回目に1cm逆転されて2位。
順位以上に自身が樹立した昨年の大会記録を上回れなかったことに悔しさを見せていました。
また6年生女子選手が自己ベストを50cm近く更新する5位入賞。
ハードルも大きく自己ベストを更新しており、秋に大きな成長を見せました。
もう1名の女子選手はジャベボール投と時間が重なり、競技場を行ったり来たりする中での競技となりました。

ジャベボール投では6年生女子選手がRIXPERT新記録を更新し2位。
こちらも1位とは1cm差の接戦となりました。
そのまま同じ場所で行われた走高跳では大会タイ記録で優勝を飾りました。
走高跳とジャベボール投。
コンバインドA・Bとは違った自分だけのコンバインド種目として良い挑戦となりました。

その走高跳では6年生男子選手が自己記録更新となる1m30の記録で4位入賞。
跳躍を重ねるごとに助走スピードが高まっていき、1m30は3回目に見事成功させました。
次の1m35もあと少しという跳躍を見せ、嬉しさの中に悔しさも感じられる結果となりました。

ハードルも跳躍も投てきも、何でもこなす小学生選手たちです。
色々やってみなくては、自分に向いている種目、自分がやってみたいと思う種目は分かりません。

まずやってみる。
そしてやってみてから考える。

これで十分です。
小学生の段階では「あらけずり」に色々と挑戦していきながら、次につなげていきましょう!

小中学生ともに多くの挑戦が実りを結ぶ大会となりました。
暑いことで有名な多治見ですが、

多治見=多種目
多治見の「多」は多種目の「多」

というのがRIXPERTの新たな公式になってきたのではないでしょうか?
本当に良い挑戦となりました。
最後の11/3の大会、そして11/17のRIXPERT内での多種目練習会とまだまだ挑戦は続きます!

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